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micarosu さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/11/03

    漂う昭和の香り。

    「ギザ10」、「駄菓子屋」などの直球的な言葉から、「石ころ伝説」や「昭和生まれの星屑野郎」など、いかにも昭和の時代を映すようなタイトルが並び、それだけでも懐かしい気持ちになってくる。

    でもそれだけではない。

    「野蛮人になって」のような強いメッセージ、「愛をあきらめないでくれ」の繊細に響かせる優しさ、「預金通帳の歌」ではお金というものの持つ怖さを考えさせられ、EPの表題曲としてリリースされた「平凡」、「犬はライオンになりたくない」、「弱い虫」は、そういった時代を生きてきた人への応援を歌っている。

    あくまで懐かしさを伝えるのではなく、これまで生きてきて感じたことを噛み締めて、また明日を生きてほしい。
    そんな想いがこめられているよう。

    2枚組みというボリュームに今持っている全てを詰め込んだベスト的アルバム。
    大満足のアルバムだ。

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     2013/10/28

    まるで夢の中にいるよう。

    最高にキャッチーでポップでキラキラした楽曲たち。
    一瞬でもその音が耳に届けば、そこには夢のような世界が広がっている。

    その世界観は夢を具現化したような歌詞によるところもあるが、基本の部分でしっかりと刻むバンドサウンドが現実感を演出しつつ、キーボードの音色で浮遊感を出し、そこに男女ツインボーカルの絶妙な掛け合いが入ることで、それまでの現実を夢の中へと変えていくような演出によるところも大きい。

    こんな素敵な楽曲を聴いたら、彼らの今後の活躍が楽しみでしょうがなくなってくる。
    それほどの魅力が詰まった一枚だ。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/21

    全てを認めてくれるような光。
    聴いた瞬間にそれを感じた。

    今まで生きてきた中での感じてきた後悔や幸せ。
    出来るなら後悔は捨て、幸せな気持ちだけを持って未来へ行きたいと思ってしまうが、今の後悔も全て包み込むように受け止めて、微かに、でも確かに、未来への光を灯してくれる。

    壮大で重厚な音の重なり、語るように歌い上げるKeikoさんの低音の力強い歌声、そしてサビで魅せる三人の歌声のハーモニー。
    それらが絶妙に絡み合うことで、生み出された光。

    未来へ向かう全ての人に聴いて感じてみて欲しい一曲だ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/10/14

    伸びのある歌声。
    そうでありながら、透明感と確かな存在感も合わせ持つ歌声。

    流れるような美しいメロディと歌声が響かせる真っ直ぐな言葉は、聴き手の心にすーっと入ってくる。
    「プロローグ」、「フォトグラフ」はまさにそんな楽曲だ。

    だがそれだけではないと、ミニアルバムで魅せてくれる。

    「青空」のようなアップテンポナンバーでの突き抜ける爽快感、「My Life」のように畳み掛けるようなピアノの音色とそれに負けない歌声とのハーモニーは、ドラマチックで胸が躍る。

    歌声の魅力、そしてそれを活かす楽曲の幅。
    そこから生まれた「Prologue」という名の一枚が素晴らしくないはずがない。

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     2013/10/06

    再生ボタンを押した瞬間にの幕が上がる。
    Contary Paradeの音楽という名の物語の幕が。

    そこでは雨が降り、風が吹き、空には雲が泳いでいく。
    それが目に浮かぶからこそ、その中で揺れ動く感情もまた不思議なほど心に流れ込んでくる。

    繊細で優しいメロディ、たなかまゆさんの柔らかで温かい歌声がこの世界を作り上げているが、絶妙に絡むピアノの音色とバンドサウンドも最高に心地よい。

    「アイネ クライネ リヒトムジーク」=「小さな光の音楽」。
    その名の通り、聴くと心に小さな光を灯してくれるようなそんな音楽が詰まった一枚だ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/29

    アルバムを聴き終わった瞬間、すごく大人びた印象を受けた。

    そういった楽曲が収められているからではあるが、決してそれだけではない。
    彼女自身がそれを受け止められるようになったのが大きい。

    それを象徴するような楽曲が「CHEEKY」だ。

    今までは優しさや明るさが前面に出ることが多かったが、この曲では陰のあるサウンドの中に葛藤が綴られている。
    サビで歌われる「♪さみしいよ」のフレーズには、言葉だけでは届かない心の叫びが詰まっているようで、耳にした瞬間に鳥肌が立った。

    印象が変わったという意味では、「true blue」も外せない。
    軽快なサウンドの「オリオンとスパンコール」からの流れで、突然暗く静かなギターのアルペジオから始まる楽曲。

    綴られた言葉数は少ないが、一つ一つの言葉を丁寧に歌い上げることで、その行間までを埋めてくれる。
    原田郁子さん作詞、永積崇さん作曲というだけで相当な雰囲気を醸し出していることがわかると思うが、そこに豊崎さんの歌声が最高に溶け込んでいる。

    そしてここからの「letter writer」がまた素晴らしい。
    「true blue」の流れを汲んだかのように、曲の冒頭ではメロディとサウンドに陰を残し、そこからまた少しずつ明るさを取り戻していく。

    単純な明るさではなく、陰があるからこその光を見せることでより綴られた言葉と想いが伝わり、最後まで聴いたときに心が温かくなってくる。

    一曲一曲が素晴らしいアルバムなのだが、通して聴くことでそれぞれがそれぞれの良さ更に引き出し、また新たな魅力に気づかされる。

    まずは先入観を持たずに聴いてみて欲しい。
    きっと聴いてよかったと思える一枚だから。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/09/22

    ニコニコ動画に投稿された「glow」という楽曲を初めて聴いたとき、溶けるように滲むように入ってくる感情に、すっかり魅了されている自分がいた。

    純粋にこの人の楽曲をもっと聴いてみたい、もっと浸ってみたいと想いながら経った3年の月日。
    ついにkeenoさんのメジャー1stアルバムが発売された。

    聴いてみた感想としては、とにかく素晴らしいの一言だ。

    どこかモヤモヤとして晴れない心模様。
    綴られた言葉は音の中に溶け込み、一つ一つ丁寧に、でも確かに、心に染み渡り滲み出てくる。

    それはさながらしとしとと降る雨のようで、「in the rain」の言葉がまさにその全てを表している。

    聴くほどに切なくて寂しくて、でも愛しくて。
    何度でも何時までも聴いていたくなる音楽。

    まずは一度聴いてみて欲しい。
    できれば雨の日、心を落ち着かせてゆっくりと聴いてみて欲しい。

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     2013/09/16

    一言で言うなら、走り出したくなる曲。

    自分のどうしようもなさを嘆きながら見上げた”夜空の太陽”という名の月。
    本物の太陽のように燦々とは輝いていないが、静かに、でも確かに夜空の中で輝きながら僕らを見ている。

    それを見て、自分も悩みの小ささを知り、いざ駆け出そうとしている。
    その姿が見えてくるような気がする。

    全体からフラカンらしさが感じられるのだが、それだけではない見えない力が秘められた一曲。
    これはフラカンの代表曲になりそうな予感だ。

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     2013/09/08

    本当はここにあった。
    ただ、気づけなかっただけなんだ。

    存在についての価値観を「あい」という言葉に刻んだ詩。
    ”愛”であったり”i”であったり、様々な「あい」の在り方があったことに、改めて気づかされる。

    ストリングスやピアノの音色もまるで「あい」の存在を示すように、儚いだけでなく力強く存在をアピールしているのも印象的で、言葉からメロディ、サウンドが全て一体となって、ドラマチックに語りかけてくる一曲になっている。

    アルバム「ゆえん」から約2ヶ月というハイペースでありながら、これだけのクオリティの曲を仕上げてきた近藤晃央さん。
    益々注目していきたいところだ。

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     2013/09/01

    やはり彼女の歌声は魅力的だ。
    「ビー玉」ではソウルフルな歌声で魅せつつ、「夏のしるし」や「恋心」では優しくしっとりと歌い上げる。

    最後の「Rain」ではピアノだけの静かな伴奏ということあって、motoさんの歌声が響き渡ってくる。
    それはまるで一つのコンサートを聴いているかのようで、聴き終わった後に余韻に浸る時間がたまらなくなるほどだ。

    名刺代わりとも言える前作「桜の声」からさらに進化した歌声。
    その歌声に酔いしれつつ、聴き終わった後には余韻に浸りたくなる、そんな一枚だ。

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     2013/08/19

    優しさと温かさに包まれるよう。

    親から子供への想いを綴った詩は、聴いているだけで温かい気持ちにさせてくれるが、最後の大サビでは一転して子供から親への想いを綴っていて、一曲通して聴くことでとそれぞれを想う気持ちが重なり合い、最高に温かい気持ちを聴き手の心へ届けてくれる。

    タイトルでもある「ありがとう」は、その大サビで綴られた子供から親への想いであるが、中島愛さんか聴き手への想いでもあると思う。
    だからこそ、聴いただけでこれだけの気持ちにさせてくれるのだろう。

    そして、聴き手としてもこんな名曲を届けてくれた中島愛さん、作詞作曲をした尾崎亜美さんに「ありがとう」を言いたくなる。
    そんな一曲だ。

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     2013/08/15

    この曲を聴いていると、色んな感情が見えてくる。
    懐かしさだったり、優しさだったり、温かさだったり。

    またそれと同時に、その情景が浮かぶような香りや空気感も漂ってくる。
    それがとても心地よく、何度でもリピートして、いつまでも浸っていたくなる。

    全体的な派手さはないが、その分、一音一音に込められた想いは強く、どこを切り取ってもその想いを感じることができる。

    きっとこの先何年、何十年経っても色あせない音楽。
    大貫妙子×坂本真綾が生み出した一つの名曲だ。

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     2013/07/28

    cannaが帰ってきた。
    活動自体はもう少し前から再開していてが、こうしてCDシングルとしてリリースされるのは約10年ぶり。

    これを待ちに待ったと言わないわけにはいかない。

    そしてその楽曲「カンナの花」はどこまでもcannaらしく、優しく奏でられるメロディと歌声が印象的なナンバー。
    感謝を綴った歌詞からはこれまでの様々な想いが感じられ、聴いているだけで胸が熱くなる。

    両A面の「熱気球」は一転してアップテンポのナンバー。
    空へ飛び出していくような気持ちと美しいメロディは何度でも聴きたくなる爽快さを持っている。

    この2曲それぞれタイプは違うが、cannaの二人だからこそ出来た音楽であることは間違いない。
    これを聴かされたら、cannaの第二章が楽しみでしょうがない。

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     2013/07/21

    明らかに音が変わった。
    明らかに言葉が変わった。

    時に荒々しく、時に繊細で、でもやっぱり荒々しく。

    「僕らの平成ロックンロールA」から楽曲が変わったと感じていたが、ここまでの作品に出会えるとは思っていなかった。

    中でも「人見知りベイベー」、「CANDY」、「泣ぐ子はいねが」はそれを象徴するような楽曲。

    「人見知りベイベー」は少ないコードを繰り返し回す楽曲で、人見知りということを色んな言い回し綴る言葉が妙に耳に残る。

    「CANDY」は自身の体験のようないじめの描写が印象的な楽曲。
    心が締め付けられそうではあるが、ただ辛かったでは終わらせずその出来事を受け止められるときが来るという前向きな想いも汲み取れる。
    この曲を形にするのは勇気がいることだっただろう。

    「泣ぐ子はいねが」は秋田弁全開の楽曲。
    自虐的ではあるが、それでもふるさとである秋田が好きだということが伝わってくる曲。
    あえてバラードではなく強めの口調で歌うような楽曲に仕上げていることも、いい意味で高橋優さんらしい。

    この3曲をはじめ、アルバム全体として一つ殻をやぶったような楽曲が多く収められている。

    「BREAK MY SILENCE」
    高橋優という沈黙を破る新境地の一枚だ。

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     2013/07/15

    僕らはアンダーグラフの魅力をまだまだ知りきれていなかったようだ。

    7人にプロデューサーと共に仕上げたという今作の楽曲を聴いて、それを思い知らされた。

    一つは明るさが強調されるようになったことだ。

    「第三次成長期」という曲があるのだが、前へ進もうとする姿勢が見える詩を曇りの少ないアレンジが引っ張る。
    今までの彼らであればもう少し暗いアレンジになったような気がするが、それを踏襲しつつも明るさが前面に出てきているきたことで、前へ進む姿勢がより伝わってくるようになった。

    もう一つは世界が広がったいうことだ。

    彼の楽曲はどちらかという内向きなものが多く、どこか閉鎖的な面が強かったが、例えば「空へ届け」の子供達のコーラスであったり、「素敵な未来」の柔らかな音使いを聴いていると、自分は一人ではないんだなという想いが伝わってくる。

    もちろんそれは詩に綴られた部分も大きいが、それを表現する音にスパイスが加わることで、世界の広がりがすごく活きるようになった。

    音の彩りという可能性。
    その一つの答えを示したアルバムだ。

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