トップ > My ページ > バッハ大好き さんのレビュー一覧

バッハ大好き さんのレビュー一覧 

検索結果:3件中1件から3件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/11

    シフのバッハはインヴェンションとゴールドベルグをかなり昔に買って以来聴いてきたが、この12枚3600円弱という価格を見て一部重複するのを承知で買い足した。受け取り次第すぐ、平均律クラヴィーア曲集1,2パルティータを聴いてみた。あらためてシフのバッハのとりこになった。実に魅力的。ピアノでバッハを聴くとはこういうことか。実は先月NAXOSから出ているイエネーヤンドーの平均律を買ってかなり気に入って聴いていたが、今回これを聴いたらシフのバッハばかり聴くようになってしまった。一枚300円!確かに録音は20年以上前のものだが録音はとてもクリアーで気持ちの良い響き。しばらく聴き続けることになるでしょう!ピアノでバッハを聴くのはバッハの旨みが凝縮されるようで実に素晴らしい。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/14

    このCDを聴いてあらためてバッハの素晴らしさ、奥深さに打たれるばかりだ。ベートーベンやモーツアルト以前にこんなに凄い音の世界を作り上げた人がいるとは!言葉や感情の発露としての音楽ではなく、純粋な音の世界の構築がこんなにも崇高な世界を作り出すとは!ただただ感動するばかり!それにしてもヤンドーというピアニストは日本ではさほど名の売れたピアニストではなさそうだが、なんと素晴らしいピアニストであろうか!
    彼がナクソスにたくさん録音しているのは知っているが、バッハの録音は少ないのではないか?でもこのCDからは、彼のバッハを弾く喜びがひたひたと又せつせつと伝わってくる。バッハの演奏はこうしたひたむきな、バッハとの出会いが感じられる演奏がなにより大切だ。それにしても何故これだけの演奏なのにさほどマスコミで取り上げられないのか?おそらく廉価盤の世界であること、そして世の批評家と称する人達が大手レコード会社となんらかの形で結びついているからではないのか。廉価盤を推薦することは自分の生活に影響が出るからなのではないか?あえてふれない。無視する。おそらくそんな感じではないかと思う。
    この曲をチェンバロで聴くのは勿論だが、ピアノで聴くのもまた非常に魅力的だ。モダン楽器であるピアノでバッハを聴くことはチェンバロとは違った、バッハの旨みを凝縮して引き出すようでもある。このCDは間違いなくそれに成功している。輪郭の明確な、まろやかで艶やかなピアノの音、甘からず、辛からず、冷たからず、熱からず、しっかりとした構築感、なんとも魅力的なバッハだ。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/07

    このマタイは最初、偶然ユーチューブ上で知った。大変すばらしいマタイである。オーボエ奏者で現在エイシェント室内管弦楽団の準指揮者を勤めるグッドウィンが指揮している。ユーチューブで見ると分かるのだが、演奏形式が少し変わっていて全員がカジュアルな普段着で一見オペラの進行のような展開になっている。舞台監督はジョナサンミラーとある。合唱、管弦楽は非常に若いメンバーで構成されている。このCD上には演奏団体名が記載されていないので、管弦楽はエイシェントではないのだろう。
     肝心の演奏だが、実にいい。切ればバッハの息吹がほとばしり出てくるような演奏である。簡潔、早めでリズミカル、時には激しく、又清らかに、そして切々と歌い上げるマタイである。ナヨナヨさ一切なし。管弦楽も合唱もとてもいい。始まりの曲は、小船が暗い荒天の湖にいよいよ満帆で漕ぎ出して行くがごときである。こんないい演奏のマタイ受難曲がさして知られることもなく、しかも格安で売られているのが実に不思議な気がする。ぜひお試しあれ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:3件中1件から3件まで表示