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0 people agree with this review 2010/02/21
アバドの初ベートーヴェン全集の第一弾 期待を込めて買った記憶があります。当時3500円。 ちょうど私もCDプレーヤーを買って初のCDで、聴きまくり好きになろうと努力しました。聴き比べるとわかるのですが、流暢すぎて、力強さが感じられないのです。この後カラヤンを買ったらそちらの方が断然良く、ウィーンフィルならバーンスタイン ラトル と言う具合でこのCDはお蔵入り後、中古CDへと旅立ってしまいました思い出の演奏です。
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2 people agree with this review 2010/02/20
この録音の翌日 つくばで実演、聴きました。全楽章通し緊張感保ったまま、それは見事なものでした。それは数年たった今も記憶に留まるものです。最後の1音が終わり、あの黄金の静寂の瞬間、いつまでもいつまでもこの時間が・・・と願ったものです。やがてブラヴォーの嵐・・・ロビーで大植氏にサインを頂いたポスターは今も額に入れてこのCDと共に我が家の宝となっています。
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1 people agree with this review 2010/02/19
最近、従来の2楽章 3楽章を逆に演奏するスタイルがあたかも時代のスタイルのように出てきているが、マーラーは従来の通りで「よし」としたのだ。アルマの書籍にもあるが、1楽章は愛と死 2楽章・・・曲は砂場で遊んでいる子供がすすり泣き、やがて消えてゆく 3楽章は、その先の世界。 これを入れ替えることで、ずいぶんこの曲のスケールが小さくなってしまう。子供の死、これはマーラーの音楽にいたるところに影響を及ぼしているが、4楽章は子供の死を胸に受け止め、より強くなって、生きぬいていこうとする。
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0 people agree with this review 2010/02/14
一時はチェコフィルでノイマンと共に来日し、完全にノイマンの後継者という感覚でした。実際 チェコフィルの新世界の斬新さ、 日本フィルの第九などサントリーホールなどで聴きましたが、忘れられない演奏、指揮振りの光景です。この演奏は師匠 ノイマンを彷彿させる堂々とした名演です。ここに今や無くなってしまったチェコフィルの魂があった・・という印象を感じました。
1 people agree with this review 2010/02/11
スウィトナーが引退する直前?の演奏。生きているうちに彼の特別コンサートなど期待していましたが、残念ながら先日お亡くなりに・・この曲集はまさに別れの舞曲。洗練された美しさ・・西のカラヤン 東のスウィトナー・・両者全く対極ですが、カラヤン死の年と同じ頃のスウィトナー引退で 一時代が終焉した気がしました。シュターツカペレベルリン、カベルマイスターのこの勇姿のジャケットこのCDをいつまでも大切に致します。演奏は
3 people agree with this review 2010/02/11
これは素晴らしい!! 刺激ある怖い演奏が多いので、この曲正直、避けてました。これはまさに、ドヴォルザークと意味深いアーチのかかった第6番。天から地上を見下ろしている光景。アルプスを登り、最後の人間社会の音カウベルの意味もよくわかりました。3楽章はまさに天国。フィナーレは天の声を聞いたものが、その人の使命を貫く!! こういう牧歌的な演奏ほど、精神性の強いものを感じる大変貴重なる名演!
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0 people agree with this review 2010/02/08
目をつぶって聴いていると1959年のフリッチャイ盤かと思うほど・・ アバトの振るベートーヴェンではベルリンフィルは変貌してしまった感を受けたが、やはりベルリンフィルはベルリンフィルのままだった・・・
0 people agree with this review 2010/02/06
新世界は数多く持っていますが、大反響 とか書店で売り切れ状態など見るとついつい買ってしまう。演奏は知っていましたが、模範的すばらしい演奏だと思います。1楽章反復を行っている点はマエストロ小澤としては意外(他の曲などでよく省略するケースが多いので)。全楽章 通してウィーンフィルの豊かなサウンドで楽しめました。付録の解説書で1点訂正指摘させていただきます。ウィーンフィルは意外にもこの曲を取り上げていないという点で、定期でこの新世界を取り上げたのは、この小澤氏の前は1985年のカラヤン以来という断言!。実際1987年にヴァーツラフ・ノイマンがウィーンフィルの定期で新世界を取り上げていて海賊盤も存在してますし、定期かどうか定かではありませんが1986年もリッカルド・シャイーが振っています。さらに小澤以来、アーノンクール マゼールが取り上げていることも付記させていただきましょう。
大変 健康的な第4番です。第一楽章は「芸術は爆発だ」というような演奏。最後のアッチェランドかけて畳み込む様に終わらせるやり方はカラヤンの解釈としては珍しく(ウィーンPHでもやっていましたが)、しゃきっとさせる効果大。2楽章詩情豊かでまさに「うた」。後半はただただ圧巻!! この曲もロシアのオケ中心にいろいろな演奏を聴きますが、作曲時のチャイコフスキーの心境には遠いのかもしれないこのカラヤンの演奏に活力を得ます。
4 people agree with this review 2010/02/03
いろいろ聴きましたが、このカラヤンはもっとも優れた演奏だと思います。 絶対手放したくない1枚ですね。
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9 people agree with this review 2010/02/02
これはすばらしい!!1970年代のベルリンフィルとの同曲よりずっといい。同じ楽器を使うからでしょうね。今も昔もウィーンフィルは変わらずこんな昔の演奏でも、今 音楽が生まれたばかりの感覚で聴ける。
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0 people agree with this review 2010/01/30
コバケン自作自演のパッサカリア ・力作ですね。弦楽だけのフーガは絶品だと思います。もののけ姫の世界を思わせます。ただ正直その後の「熱狂」の大音量でぶち壊されました。悲愴の方は、ちょっとどろどろしすぎな感じを受けます。3楽章のテンポの遅さは炎のコバケン様らしくなく、またフィナーレの弦楽器のボーイングの扱いは痛ましいです。
3 people agree with this review 2010/01/30
私はこのコンチェルトからはカラヤンの独断場を感じません。とてもすばらしいサポートをしていて逆に意外でした。カラヤン ベルリンフィルでソリストにハーザーを起用したものもありますが、その演奏はもっと硬骨な演奏でしたが、この盤はやわらかい人間味を感じました。グリークの冒頭 ティンパニのクレシェンド後、オケ無しのピアノだけなのはなぜなのでしょう。拍子抜けしてしまいましたが、演奏はこれもすばらしいです。
3 people agree with this review 2010/01/27
私は8番/4番のCDで魅了され1番 2番 6番 3番/5番 7番/9番 なんということでしょう!!結局全部バラで買ってしまいました。9番新世界は 断然1993年のライヴの方がいいですが、その他はすべてよし。つまらないと感じていたドヴォルザークの1〜6番に大きな発見がありました。 なんと活気あふれた喜びがあることでしょうか。 こういうのを聴くとモチベーションが上がりますね・・・
3 people agree with this review 2010/01/24
結構入手困難でしたが、待った甲斐ありましてこれも大当たりなCDでした。録音年代も曲により1969〜1982と幅広く音質こそ違いありますがどれも甲乙決めることできない素晴らしい出来となっております。チェコ組曲はマーツァルのものも聴きますが、マーツァルは大変洗礼されたしっとりとした綺麗な演奏ですが、ノイマンはエッジを聴かせ生命力を感じさせてくれます。また夜想曲の美しさに酔いしれ、フス教徒 わが家 は音質が良く申し分ありませんでした。
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