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海道 哲 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/05

    素晴らしい演奏と録音:
     素晴らしい録音と演奏である。第1楽章の冒頭部分からその音場の広さに圧倒される。まるで押し寄せるさざ波のような弦楽器群の音に冒頭から鳥肌ものである。オーケストラ全体の音像のイメージとしてはホールの座席位置でいうと10列より前といった感じである。このダイナミックレンジの大きい曲を余すところなくとらえているところは流石SACDである。各楽器の音色は自然で、高域から低域にかけての量感もごく自然である。名演奏、名録音、名曲と三拍子揃った名盤で、オーディオマニア必携のSACDである。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/10

     オーケストラなどの優秀録音を集めて収録したCDである。
     音場は広く、深い。オーケストラ全体の音像はイメージとしてはステージの眼前で演奏している、というタイプではなく適度な距離を取ったイメージである。各楽器の分離も良い。Dレンジ、Fレンジ共に大きく、音には充分なエネルギー感がある。特にトラック5のストラヴィンスキーの火の鳥におけるグランカッサの音は打撃音というよりも衝撃音と表現したくなる程、凄まじいエネルギーを持っている。また、トラック9のヴィヴァルディにおけるチェンバロのような非常に繊細な音でも音が弱々しくならないところが素晴らしい。全ての楽曲において、音が生き生きとして躍動感を持っているので充分に生を感じさせるものがある。
     以上はSACD層の評価であるがCD層についても近似の音である。しかし、音の滑らかさという点については、SACD層には及ばない。
     結論:優秀録音である。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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