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ブレッツェル さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/05

    作曲者の自演、ミュージカル舞台の曲構成としては唯一の録音という価値は高い。演奏も、堂々とした立派なもの。歌手もオーケストラも、とてもうまい。だけど、立派すぎて恰幅が良すぎる感じ。若々しさや荒々しさがない。もともとは1950年代のニューヨークを舞台としたチンピラ若者同士の喧嘩と恋の物語。もっと、勢いとエネルギーの発散が必要なのではないか。録音当時のバーンスタイン67歳、ちょっと歳を取りすぎたという気がする。致命的なのはキリ・テ・カナワとホセ・カレーラス。オラトリオのような大げさな歌唱スタイルは、この曲にはミスマッチ。雰囲気を損ねているとしか言いようがない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/01/09

    これ、良い演奏ですよ。早めのテンポと軽やかなリズムさばきで、スカッと爽快に進んでいきます。いずれも難曲ですが、さすがロンドン交響楽団、さらっとこなしています。メンデルスゾーンの交響曲や管弦楽曲は、オケがもたついたり音楽の構造がうまく把握できていなかったりする演奏が多い中、これは正直あまり期待しないで購入したのですが、掘り出し物でした。アウフタクトが時々重くなるのと、深みにやや欠けるのが気になるところですが、全体的には大満足。聞き終わって、気持ちが晴れ晴れとします。

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