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kentrane さんのレビュー一覧 

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     2014/01/30

    Bar Buenos Airesコンピの一作品目で、すべてカルロス・アギーレに関わる曲となっているみたいです。インスト曲が多くを締めるなか、歌入り曲がたまに顔をのぞかせることで、全体的にはあきることなく最後まで聴くことが出来ると思います。ジャケットが示すであろう夕焼け(あるいは朝焼け)のころの、ひっそりと時間が移りかわるそんなときに聴きたくなります。1,8,11,16曲目がお気に入り。

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     2014/01/27

    フィドルとフルートを加えたアイリッシュ・ミュージック作品。たおやかな曲もあればダンスビートの作品もあって楽しいです。全体的には清涼感のある曲が多いですが、土くさいフォークを感じる曲もあります。2曲目が秀逸。▽国内盤はスリーブケース,(透明な紙の)帯付き。

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     2014/01/27

    今回のHMV限定盤、本作とWhen Sunny Gets Blueを購入しました。▽HMVのQuiet Cornerは独自企画でコンピレーションを作ったり、ほそぼそと良い仕事をしていると思いますが、今回のチェットの初国内盤・紙ジャケ化も素晴らしい企画だと思います。ただ、いまの時代に再発するなら、高音質盤で新ライナーを付けるとかの努力が必要だとも思います。前者は国外プレスしている以上仕方がないが、後者に関しては当時のライナーの日本訳を付けられてもあまり価値はないかなーとも思います。この点で☆4つにしました。ただ同年にVIDEOARTSから出たSCの紙ジャケ版と比べても値段は安いし、総評としては大満足です。▽内容もとても気に入っています。とくにブレイのピアノが白眉です。彼独特の緊張感のあるピアノのタッチのおかげで、作品全体がだれることなくまとまっていると思います。9曲中歌入りは1曲だけなので、別段チェットの声は好きではないかなという人にもおすすめです。▽ちなみに本盤のどこかにノイズ箇所がありました(詳細失念)が、これはおそらく原盤に由来するものでどの盤で聴いても同じでした。

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     2013/03/09

    映像作品 ”Elegy of the Uprooting”-『絶望に寄せる哀歌』から5年後の2010年、再びギリシアの地で行われたコンサートの録音で、彼女のECM通算10枚目の作品だそう。本作の目玉はなんといっても、ソリストにオリジナル作品からキム・カシュカシャンとヤン・ガルバレクが参加していること。二人参加のライブ音源は例の映画 ”Sounds and Silence” (2009)の中にも収められていたが、本作はこの映画の後に行われたコンサートであることがわかる。▽作品全体の演奏としては前述の二人の存在感が大きい。オーボエのヴァンゲリス・クリストプロス含め、カラインドルーが待望にしていた共演らしく、彼女の三方への信頼は高い
    。彼女自身も幸福に包まれ演奏しているのではないかと思う。この雰囲気が全体にも伝わってかオケの演奏も非常にリラックスしていて、演奏曲目全体をつなぐ精神的支柱になっている気がする。▽ブックレットには三人への思い出や出会いが書かれていて興味深いほか、式台の左右に座したカシュカシャンとガルバレクの写真も見れる。格好良い。▽映画を通しての旅、音楽を通しての旅、音楽家を通しての旅、カラインドルーの言及する「旅」について良く理解できる素晴らしい作品だと思う。

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     2013/02/22

    マーラー10番とショスタコーヴィチ14番はその深淵に逃れられない〈死〉へのモチーフがあることで共通。僕のクレメラータ・バルティカ(KB)に対するイメージはとことん〈理知的〉というもの。稀にクレーメルのパッションが作曲家と深く共鳴するとき、果てしなく情熱的で、演奏家の忘我的なものを見てしまったような怖さがあるくらいで、基本的には強い表現をするときにでも情におぼれず冷静に、正確無比に弾き切るのが彼らの特徴だと思っている。▽14番の方はこの特徴が見事にハマッっていて、ショスタコーヴィチの無言の叫びをKBが上手く調理していると言った感じ。聴きやすいと言えばそうだが、一方で淡々と弾き続けるKBには恐怖の念も抱く。温度感は限りなく低い。そのぶんニュートラルに、直接的に作品と繋がれる感触を得た。▽マーラー管弦楽曲は良くその志向性として「内方向の弦楽、外方向の管楽」と言われるけれど、KBにはその外方向へのアプローチが欠けている。これが作品の表現にどう作用するかだが…僕個人としては少し物足りなかった。しかしそれはマーラー=レニー的な熱のある演奏を求めるという僕の固定観念の産物であって、この弦楽器用改編版も表現手段として素晴らしいと思う。「これがマーラーか?」と一瞬思ってしまうけれど、KBの弦の艶やかや、緊張感は揺るぎない名演として座を占めていると思う。▽ちなみに14番は楽友協会でのライブ録音であるが、少し咳ノイズがうるさいところがあた。まあご愛嬌かな。

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