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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/25
物語のない物語。表情(?)豊かなキャラクターに勝手に心情をつけてオーバーにセリフ(?)を読んであげると子供にバカ受けします。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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短編を得意とする著者の初の長編。コミカルな登場人物の言動に物語そのものはスムースに読み進められるが、書き出しからすでに読者を嵌める為の心理トリックがちりばめられている。
タイトルの作品は正に人間心理の虚をつく傑作と言える。著者の作品全般に言える事だが、人間の思い込みを利用した本作のラストには正に背筋の凍る思いをする事だろう。
今までのシリーズでは、タイトルの妖怪に関する絵解きとそれになぞらえた事件の背景の解説が醍醐味だったのだが、前作よりその傾向が薄れている印象を受ける。本作では人気の登場人物の過去に触れているので面白くはあるのだが、やや拍子抜け。
前作で広がった物語には触れられず、やや拍子抜け。物語も閉鎖的な環境で進行し、珍しく物語の真相も分かりやすい。(そのためか主人公以外が謎の解説を行なっている。)
どうしてこの本を書こうと思ったのか著者に一度聞いてみたい。著者の他の作品とのギャップの格差に呆然とする事うけあい。ぜひ著者の他の作品を一通り読んでから、本書を読んでいただきたい。
本シリーズ初の上下巻の内の下巻。物語の終末に近づくにつれ、主人公の因縁めいた過去とそれに関連する人物の今後の物語の広がりを感じさせるラストになっている。
本シリーズ初の上下巻の内の上巻。今まで各巻に登場してきた人物が複雑に物語に絡み合い、どのように収拾をつけるのか気になってページをめくった。
前作「鉄鼠の檻」と対になっていると思しき作品。こちらは「女」に焦点を当てている。個人的には本シリーズの最高傑作だと感じている。本シリーズでは余り見られないラストシーンからの導入となっており、直ぐに物語に引き込まれる。
次作の「絡新婦の理」と対になっていると思しき作品。内容をお読みいただければ分かると思うがこちらは「男」に焦点を当てた話になっている。
本シリーズの作品の中ではやや短めの作品。本作品では世間一般で認識されているとある宗教の教義の本来の姿が著者ならではの解釈で解説されるのだが、斬新と言うに他ない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/25
京極夏彦の記念すべき2作目。著書全般に通じる事だが、登場人物の偏執的な心情が書き込まれている快作(怪作?)。ラストの幻想的なシーンが象徴的。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
京極夏彦のデビュー作にして、著者の世界観を理解するための入門書ともいうべき1冊。導入までが長く、人によっては難解と感じられるかもしれないが、そこを理解できれば一気に面白さが増す。この著者の本はページ数が多いことで有名だが、まったく苦にならず、気が付けば読了している。
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