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Review List of jin 

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  • 4 people agree with this review
     2021/01/29

    一番気になるのがブルックナーの5番ライブとウエストミンスターの8番が既出のCDとどう違うかだと思います。どちらも中庸な聴き易い音となっています。逆を言えば5番はもっとドスの効いたCDがありますし、8番は澄み渡ったような音のCDがあります。8番は同じ年月のライブもこのボックスに収録されているので、むしろこちらをおススメです。終楽章のコーダはうならずにはいられません。また音が鳴りやんで拍手、そしてブラボーがかかるまでの間(空気感)も絶妙で、これこそがライブ録音!というところでしょうか。ベートーベンの英雄は、なかなか恰幅の良い、堂々とした素晴らしい演奏であることは感じますが、ティンパニの音が遠かったり、弦と管のバランスが変だったりするのがとても残念です。

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     2021/01/26

    今となっては古い録音ですし、その後似たような演奏スタイルのBeethovenが数多くリリースされてきています。でも、パイオニアとしての素晴らしさは少しも色褪せていません。特に奇数番の交響曲(9番は平凡なので除く)では今聴いても新鮮さすら感じます。ヴァイオリン協奏曲はツェートマイアーが今一つ。Beethovenのカデンツァも、できればヨアヒムかクライスラーの方が音楽的にははるかに出来が良いので残念。ロマンスとプロメテウスはオマケでした。繰り返しになりますが交響曲はとても良いので購入して損は無いと思います。むしろ得した気分になりました。

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     2021/01/25

    交響曲の1番から8番までは、最近日本を含めて世界中で流行の颯爽としたベートーベン。ダイナミックなのは良いのですが、どこもかしこも似たような演奏で、そろそろフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュが懐かしくなる気分になりました。しかし、第9は面白かったです。特に第3楽章は素晴らしい!「こんな第3楽章は聴いたことが無い!」と思いました。第4楽章も合唱が入る前まではとても良いです。同梱のピアノ協奏曲やバイオリン協奏曲はオマケ感が拭えないといったら失礼でしょうか。ベートーベンのカデンツァも良いですけど、餅は餅屋だと思います。ヨアヒムやクライスラーはやはり偉大なだと改めて感じた次第です。きれいなライナーノートが付いていますが収録内容や演奏者の紹介程度のものですので、あまり期待なさいませんように。色々書いちゃいましたが、お買い得ボックスであることは間違いないと思います。

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     2021/01/24

    新たにリマスタリングされたとのことですが、聴いてみると金管が強調された印象で、全体的にダイナミックになった気がします。「あれ?こういう演奏だったっけ」と、昔のCDを探して改めて聞き比べた次第です。もし旧盤をお持ちでもエーリッヒの演奏に関心をお持ちであれば購入して良いかもしれません。ちなみにVn協はエーリッヒとは関係のないものです。リッチの素晴らしい様々な録音を聴ける現在、この録音には首をかしげるようなところもありますし、音自体も古臭いです。あくまでオマケと受け取った方がよろしいかと思います。

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     2021/01/21

    ブラームスの1番やブルックナーの9番では雄弁な演奏が聴かれます。当時のウィーンフィルでは珍しく金管の強奏やティンパニの強打が実にダイナミックな効果を生んでいます。一方でブラームスの4番やブルックナーの8番では期待通りのウィーンフィルのとろけるような美音が感動的です。今となっては昔の録音ですが、文句なしの星5つだと思いました。

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     2021/01/16

    「魂との…」とか「渾身の…」とかの文字が躍っていますが、演奏はそうした表現とは無縁の節度のきいた真摯なものです。注目すべきは五嶋本人が記載したライナー4ページ弱の文章です(英語とドイツ語)。ベートーベンの経済状況(要はお金の事情)や、曲についての説明はなかなかの読みごたえがあります。協奏曲のロンドをバッハの無伴奏と関連付けての話もなるほどと思いました。コロナ禍での録音に至る経緯の説明もあり、商品紹介の「〜五嶋みどり ライナーノートより〜(輸入元情報)」はそこから部分抜出和訳しているようですが、誤訳であるといったら失礼でしょうか?是非、ご自身の目で読んでいただけたらと思います。音楽(CD)と文章(ライナー)で、満足度2倍、いやそれ以上のものだと思いました。

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     2021/01/14

    とても良い演奏でムターのヴァイオリンを満喫しました。特にベートーベンの協奏曲は数年後のマズアの中年のいやらしい伴奏の録音に比較して、カラヤンの伴奏は良くも悪くも商業ベースなので底が浅くとも破綻がありません。安心して聴いていられます。買って損のないボックスセットだと思いました。

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     2021/01/14

    私個人としては、比較的アッサリ系、淡泊系の演奏だと受け取りました。同時代に大勢いた濃い演奏家と比較するとかなりモダンな演奏ではないかとすら思います。このボックスには収録されていませんがベートーベンの協奏曲やロマンスも同様です。粘った表現はせず、かなりのスピードで弾き飛ばすようなところもあります。ブッシュの録音は機会を逃すと入手困難なことが多いので、このボックスはおすすめです。ただし音の状態はそれなりに古めかしいので覚悟が要ります。

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     2021/01/14

    まさかこのような録音が残されていようとは!という驚きを持って聴きました。録音状態自体は1962年のライブ収録という割には比較的聴き易く、会場ノイズも少ない目でした。演奏は実演ですので音程の揺れやミスタッチもあります。クロイツェルなどは崩壊寸前でハラハラする部分もあります。逆に言うと、安全運転に走らず攻めた演奏を繰り広げているということなのだと思いました。誰もが納得するような模範的な解釈ですが第7番や第10番の節回しには独特な所もあります。おそらく入手するには最初で最後のリリースではないかと思いますので、この機会にご検討されてはいかがでしょうか。

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     2021/01/11

    ターラ盤を持っていますが、キングで最新技術によるリマスターということで購入しました。本盤とターラ盤、VENIASのボックス盤と比較しながら聴いてみました。私の印象としてはターラ盤が最も生々しい。本盤は薄いベールがかけられたような印象です。どこかの周波数帯にフィルターがかかっているのでしょうか?いずれにしてもお聴きになる再生装置によって印象は違ってくると思いますので、メンゲルベルクに関心を持ちの方は是非お試しを。蛇足ですが「未発表ライヴ録音集」というのはターラ盤発売当時の話です。念のため。

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     2021/01/10

    ベルリンフィルのBOXが聴き易くて良かったのでウィーンフィルも購入しました。19枚もあるので良かったものもあれば、それほどでもというCDもありました。例えばベートーベンの7番、ブルックナーの5番、シューベルトのグレイトなどこのBOXの録音で初めてクナらしさを楽しめた気がしました。逆にブルックナーの8番やワーグナーの序曲や前奏曲などは多少毒気を抜かれているような印象です。食べ物に甘党と辛党がいらっしゃるようにクナの演奏に期待を持たれるポイントも人それぞれだと思います。有名な録音ばかりなので、すでに別盤をお持ちかと思われますが、購入されても損はないかと思います。いや、むしろ結構楽しめるかと。

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  • 4 people agree with this review
     2021/01/07

    全て持っている録音ではありますが購入。箱にはデジタルリマスターしたとの記載があり、確かに他の盤と比べ聴き易い録音もありました。特にブルックナーの第9番ではスタジオ録音の割にクナの指揮棒かオケの楽器か分かりませんが何かに当たるノイズが幾つも入っています。ライブ録音の方は会場ノイズがうるさいものの演奏は超ド級でした!このセットの中でもくるみ割り人形と運命には改めて驚きました。個人的にはヘッセンの運命よりも凄みを感じた次第です(1956年4月というのに録音状態は悪いです)。ちなみに本ボックスにはライナーノートは無く、どのCDに何が入っているかはCDの紙ジャケで一々確認する必要があります。

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  • 6 people agree with this review
     2020/02/16

    この無伴奏を聴いた印象は上手く言葉にできません。
    あえて例えるなら、美しくて洒落た料理がある中で、シゲティは食材をそのまま鉈でぶちぎったままで出してきた。驚きつつも実際食べてみると食材そのものを味わうことができ、畏敬にも近い念を持った。という感じです。
    なので日常の食事は向きません。気持ちに迷いがある時とか、心が弱くなっている時などは必ず何かを感じる演奏だと思います。

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     2020/02/09

    いやはや迫力満点の第9です。
    ただ、同じ年の年末ではなく1月20日の第9が10枚組のBOXで発売されました。
    そちらも強烈な迫力と推進力です。
    特に第1楽章は凄まじいです。
    このCDで良かったと思われる人は是非そちらの演奏もお聴きください。
    ちなみに大戦末期の第6番「田園」の嵐も聴きごたえあります。
    現代の洗練されたベートーヴェンも良いですが、たまに聴くアーベントロートは魂を揺さぶられます。何でなんでしょうか...

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     2020/02/04

    数あるアーベントロートの第9の中でも平均点より上ということろ。
    LPの頃から繰り返し発売されているのも、その辺が理由ではないかと思います。
    ソロや合唱が悪いとのご指摘もありますが、他の盤はもっと雑な録音が多いです。ひどいものにはフルトヴェングラーの録音と差し替えた部分がある録音(スウェーデン盤)まで販売されています。
    ただわざわざアーベントロートの第9を聴こうという人の取捨選択ポイントは「そこ」ではないのでは。
    個人的には高水準なのがプラハ音楽祭の録音、濃厚なロマンティシズムを感じるのが大戦末期のゲヴァントハウス盤だと思います。

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