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TOP > My page > Review List of 一人のクラシックオールドファン
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1 people agree with this review 2009/06/23
オイストラフに捧げられたショスタコーヴィッチの方の協奏曲は彼女の踏み込みが鋭く片やバックはやヽマイルド過ぎた面がありますが他演奏盤もそう数多くはなく代表盤ともなっております。さて、ここではよりポピュラーなチャイコフスキーの協奏曲についてコメントさせていただきます。1995年3月ライブ・・・(この頃私は大震災被災で高校体育館で避難所暮らしでした)・・・アバド/BPOのバックでの演奏です。出だしアバドらしくなだらかにローカル色抜きにスタートしやがて入るヴァイオリンもゆっくり慈しむような雰囲気で相伴します。しかし単にムード的ではなく何か説得力の強い・・・そう押しが強く高潮に乗って行きます。中間楽章もゆっくりながら隅ずみまで神経のゆきわたった情感を通わした演奏、終楽章も初めテンポ遅めに攻めてそして綺麗ごとに終わらせなく正にライブならではの白熱演奏・・・この曲でもバックはマイルドだけに五嶋みどりの並々ならぬ表現力に圧倒された次第です。
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0 people agree with this review 2009/06/23
代表曲第2番は1929年ストコフスキー、同第3番は1939年オーマンディの各指揮でオーケストラはPPOのいわずと知れた本家本元の演奏です。盤としては仕様も含め数々あり多分夫々一長一短有りなのでしょう。演奏自体は皆さん感じられた様に全般に速く正直もう少し歌って欲しいと思う時もしばしば。大柄なラフマニノフの大きな両手から鋼鉄の如く正確無比にズンズン押し進めている中にも情緒と形式の本質を我々は本当は聴き獲らなければならないのでしょうが・。音は意外と何れの盤も聴き取り易く今回も多分大丈夫なのですが一般的には記録的価値からのアプローチをせざるを得ません。
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1 people agree with this review 2009/06/22
バルヒェットの名は私はミュンヒンガー率いるシュトットガルトCOのコンサートマスターとして1950年収録した「四季」の昔のLP盤です。彼は1952年頃までこの地位におりその後チームメンバーその他フリー独奏者としてレーデル/ミュンヘン・プロ・アルテCOとかティレガント/南西ドイツCO(1950年創設でバルヒェツトは1955年頃から関与)とかドイツ・バッハ・ゾリステンと共演しヴィバルディ、バッハ等を収録しておりこの盤もそういったものです。バルヒェツトのヴァイオリンはミュンヒンガーばりの如何にもドイツ風の固いいぶし銀的端正さが魅力です。現在HMVカタログには掲載されていないのですが私はラクロワのチェンバロ等と共演のバッハのヴァイオリン・ソナタが忘れられないのですが本盤1950年代後半〜1960年代初め収録のバッハのヴァイオリン協奏曲も些か柔軟になったバルヒェツトが聴け当時ドイツ楽団の割りにスマートさ・すべりの良さが印象深かった南西ドイツCOとベクトルの合った演奏が展開されております。
2 people agree with this review 2009/06/22
バルヒェットの名は私はミュンヒンガー率いるシュトットガルトCOのコンサートマスターとして1950年収録した「四季」の昔のLP盤です。彼は1952年頃までこの地位におりその後チームメンバーその他フリー独奏者としてレーデル/ミュンヘン・プロ・アルテCOとかティレガント/南西ドイツCO(1950年創設でバルヒェツトは1955年頃から関与)とかドイツ・バッハ・ゾリステンと共演しヴィバルディ、バッハ等を収録しておりこの盤もそういったものです。バルヒェツトのヴァイオリンはミュンヒンガーばりの如何にもドイツ風の固いいぶし銀的端正さが魅力です。現在HMVカタログには掲載されていないのですが私はラクロワのチェンバロ等と共演のバッハのヴァイオリン・ソナタが忘れられないのですが本盤1961年収録のヴィヴァルディ「四季」 も些か柔軟になったバルヒェツトが聴け当時ドイツ楽団の割りにスマートさ・すべりの良さが印象深かった南西ドイツCOとベクトルの合った演奏が展開されております。
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2 people agree with this review 2009/06/20
バーンスタインは決してバージョンアップの如く同曲を何回も収録するタイプではないそうですが本盤「悲愴」1986年DG分は三回目らしいです。第1楽章不気味なまでにゆっくりとそして「間」に意味を為しながらしかし穏やかな面も見せて進め一方弦も引っ掻きそしてドッスンバリバリのアレグロヴィヴァーチェで全管楽器の強奏とテンポの緩急が凄いです。第3楽章ピークは割れんばかりのティンパニーと管楽器ですが決して乱れません。終楽章は皆さん書き込まれているように通常演奏の倍近い17分余・・・あの超スローのチェリダビッケのEMIライブ盤でも13分余・・・とにかく引き摺り引き摺りそして引き摺るのです。そのウネリの波も凄いですがあの例の抉りクライマックスへは段々と登って攻めて行く様でそして全合奏へと連ねます。絶対ヒステリックにはならず過度に陥ることはないのですが果たしてこれで良いのかなとも感じた事も正直な気持ち。繰り返し聴くと何となく白ける雰囲気を汲み取ってしまいました、一聴の価値はあります。
0 people agree with this review 2009/06/20
3 people agree with this review 2009/06/20
このオーケストラ、コーラスとは本盤収録年1989年に先立つ約10年程前に一度録音しており今回は独唱者・・・あまり私は知らないメンバーですが・・・を変えての二度目です。ゆったりと決して厳めしくなく何となく肩の力を抜いた演奏となっています。マァ、ジュリーニもこの時75才でもあるのか過去の自分の経歴を振り返る様に流れる感じで聴きました。独唱者でトップバッターのソプラノ(リン・ドーソン)は勿論私は知らないのですが結構健闘していると思いました。第1楽章のキリエフーガに入る前の「安息・・」での終わり方は正に安息を感じさせ彼らしい指揮ぶりです。又あのラクリモザも悲痛がらず歌うように終始しそれはそれで方向感が分かります。正直キリッとハラハラした生々しさには遠いかも知れませんがムード調にも陥らず一つの演奏スタイルなのでしょう。
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0 people agree with this review 2009/06/19
カラヤンは交響曲第4番をEMIに(ハース版)で1970年にそして本盤を(原典版)で1975年DGに収録しており私はLPで後者演奏を聴いております。カラヤンはこの曲収録をそんなに回数を重ねてはいないしどちらもBPOであることで結局「版」の相異がこの二つの収録演奏を区別することになります。私は前者を聴いたことがありませんが本盤LPからのイメージだとどうも私の持っているブルックナーのあの奥行深い音と間イメージとは少し異なり些かこの演奏は饒舌過ぎるのかなと思っています。確かに音はよく鳴ってある意味有無も云わせませんがそこで足踏みしたまま最終楽章まで引き摺られました。多分私はブルックナーに都会的なものより何かローカル的なものを追っているのかもしれませんのでOKランク止まりにさせて下さい。余談ですがカラヤン晩年頃からBPOコンサートマスターだった安永徹がこの度退任し後任に樫本大進が就任予定で連続して日本人が選ばれたのは朗報です・・・。
1 people agree with this review 2009/06/19
カラヤンは交響曲第9番をDGに1966年にそして本盤を1975年同DGにBPOと収録しており私はCDで両方の演奏を一時聴いておりました。カラヤンはこの曲収録を結構回数を重ねて本盤以降は連続してVPOとの収録と記録されています。私は他演奏を聴いたことがありませんが本盤からのイメージだとやはりどうも私の持っているブルックナーのあの奥行深い音と間イメージとは少し異なり些かこの演奏は饒舌過ぎる・・・華麗なのかなと思っています。確かに音はよく鳴ってレガートも多用されある意味有無も云わせませんがそこで足踏みしたまま最終楽章まで引き摺られました。多分私はブルックナーに都会的なものより何かローカル的なものを追っているのかもしれませんのでOKランク止まりにさせて下さい。余談ですがカラヤン晩年頃からBPOコンサートマスターだった安永徹がこの度退任し後任に樫本大進が就任予定で連続して日本人が選ばれたのは朗報です・・・。
0 people agree with this review 2009/06/18
カラヤンのBPO1964年録音の「悲愴」を知人から借りて聴く機会がありましたのでコメントさせていただく次第です。この「悲愴」もしなやかな絢爛たる土俗性を排した演出充分な演奏かと思います。そう癖はないものの第1楽章などちょっとしたアドリブは面白いですが第3楽章のクライマックスシンバルの鳴りが一箇所半拍ずれるのもアドリブなのか・・少し意外でした。タイム的にはこの録音の前回EMIでのPOと1955年録った物と殆ど同タイムというのはカラヤンらしく以降の変化フォローも楽しめますね。一般的には素晴らしいと思います。今回LPの再登場は大歓迎です、何と言ってもLPですね。 期待できます。
ピアノ協奏曲は何と繊細な感じがするのでしょう、そうした雰囲気で曲運びする内に微妙なクイケンのテンポはハッとする時がありました。交響曲第41番ジュピターは早めのテンポでズンズン進めます、第1楽章11分余刻みを入れて割り当てるようなのが面白いし終楽章のサウンドもあのブリュッヘンの演奏・・・勿論これとは違いますが・・に初めて触れたあるショックが私には感ぜられました。表面の弦にバック管楽器のスパイスが刺激的でそして全体強く〜弱く推移して行く妙は一度聴きには印象深かったです。1989年旗揚げのTBMOの2008年の収録です。なお、HMVレビューにもあります様にTBMOは発展的解消をして次期に満を持するということで期待したいです。
この五嶋龍も先日コンクールで優勝した辻井も共に二十歳、若い演奏家の活躍が頼もしいです。さて、先日NHK.TVで五嶋出演番組がありちょっとした小曲を数曲弾いたりしましたがハーバード大の物理学専攻学生で物理的動きにも興味があり空手にも打ち込んでいること、その他プライベイトな質問等にシャイな面とクールか面差しがあい半ばする人柄が見え隠れしました。まだ音楽専門に向かって行くかどうかも決心していないようでなかなか才能豊かな青年の将来はある意味未知数ではあります。通常仕様とSHM仕様二通りリリースされていますヴィヴァルディとパガニーニといった組み合わせをポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィアと2009年初めに収録したもの。タイム的には全体にほんのチョッピリ時間をかけた「四季」は正直どんな演奏をしても映える曲なので即断は出来ませんが春の出だしのテンポの速さと夏の第1楽章のゆっくりさ、秋の第1楽章のスピードと特徴はあって技術もそれらにつけて行っているのですが私などオールドファンにはone of them演奏イメージに現段階止まっております。やはり若いファン・・・特に女性?のサポート次第かも・・・。偉大な姉とともに歩むキリッとした容姿の龍の今後の方向性も興味深いものです。録音は素敵ですが当面様子見ランクにしておきます。
0 people agree with this review 2009/06/17
カラヤンのモーツアルト・レクイエムはDGで正式盤でBPOと2回、VPOと1回収録していますが 基本的には彼のアプローチは同じで流石私がカラヤン/モーツアルトレクイエムに信頼を置いていることに自信を得ました。そのなかで敢えて選択するのなら覇気のある初回のBPOとの盤でリップのソプラノ、ベリーのバスが気に入っています。甲乙つけ難いこの二回目もいいのですが(勿論演奏者は前回分を踏まえての再録ではあるが・・)十数年経っているとは言え二番煎じの感を拭えずと言うのが当時の実感でした。今回この二回目1975年収録盤がLPで再登場というところがミソで大いに期待されます。我々の世代では大歓迎・・・余裕があればの話ですが・・・。なお、後年のVPO盤はより流麗さが加わって少し聴く側に「息入れ」が欲しく感じました。
1 people agree with this review 2009/06/17
1971年収録、この頃には初演者ボールトも何回目かの録音もしあのカラヤン/VPO盤が収録されて10年余、他盤もそろそろ出だし、この曲はすっかり世に定着し若干バーンスタインファンならずとも品揃え的な感じがしないでもなかったと覚えています。演奏はトップバッターの「火星」はテンポ早くしかも荒々しさを印象付け他の演奏とは「違うぞ!」と名乗りをあげつつ突き進むものと思っていたら続く「金星」はコロッとゆっくりと・・・そして問題の「木星」別にカラヤン演奏とタイムを比較する意味はないのですが目安としてメモしておきますと約1分長く語りはHMVレビューにもありますようにじっくりしかも時として同じパッセージでも音の強弱を多用して決して他演奏の様なムード調ではない処バーンスタインらしくここで好き嫌いが分かれるのかも知れません。最後「海王星」も特に彼としてもジックリ製品差別化で工夫をこらしました。所謂英国風ではない別切り口での惑星演奏で一聴の価値はあると思います。
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