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TOP > My page > Review List of ドンナー
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7 people agree with this review 2014/08/02
シルヴェストリのEMI録音集は、リマスタリングのせいか、非常に音質が生々しく、とても40年以上前の録音とは思えない。シルヴェストリの持ち味は、オーケストラを自由に操り、聴き手を飽きさせないような、時には度肝を抜くような演奏を行うのだが、それが一向に嫌味とならないところである。ウィーン・フィルとの録音が大人しく聴こえてしまうのは、オーケストラに遠慮したのだろうか。良い音質でシルヴェストリの演奏に浸れるという点でこのボックスは価格以上の価値がある。ワーナーから再発されるのかどうか不明であり、在庫のあるうちに購入をお勧めしたい。
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3 people agree with this review 2014/08/02
オープンリールから復刻した3曲はかなり音質が生々しい。フルトヴェングラーのオープンリールは稀少なので、この復刻は貴重だ。SACD盤との比較では一長一短というところか。しかし、平林氏には、さらにオリジナル・モノによるオープンリールからベートーヴェンの復刻をお願いしたい。一方のプライベート盤からの復刻によるリヒャルト・シュトラウスは音がかなり悪い。チェトラのLP、テスタメントのCDも同様に悪かったので、これが限界なのだろう。
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2 people agree with this review 2014/01/19
非常にクオリティの高い音質を誇っていると思います。VSG盤を使った復刻盤では、日本のVENEZIA盤を持っていますが、それ以上の出来だと思いますが、現在、愛聴している聖火盤を使ったオーパス蔵のCDより優れたものとは思いませんでした。いずれにしろ、この平林盤とオーパス蔵盤で私は満足です。最新の復刻盤ということでお勧めしたいと思います。
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0 people agree with this review 2013/09/23
オットー・シェンクの演出は、オーソドックスだが、エンターテイメント・シティ、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場に集う聴衆は、奇抜な演出を求めていないのだろう。オーケストラの明るい響きには違和感もあるが、豪快な鳴りっぷりには、胸がすく。オペラを鑑賞して、最大限の聴衆が納得し、満足感を得るということでは、筆頭に挙げられる作品である。そういえば、新しいルパージュの演出もこの路線の延長だろう。歌手としては、ベーレンスが最高であり、当時50歳を超えていたとはいえ、申し分ない歌唱を披露してくれる。イェルザレムも満足の出来。サルミネンの悪役ぶりもその風貌に実にマッチしている。ベーレンスが日本で客死してもう4年が経つんだなぁ。
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0 people agree with this review 2013/07/21
コロのトリスタンとしては、1983年のバイロイトのポネル演出のものが素晴らしかったが、相手役のイゾルデのヨハンナ・マイアーは今ひとつだった。この来日公演のDVDでは、グィネス・ジョーンズということで大いに期待が持てる。また、ゲッツ・フリードリッヒの演出にも注目。指揮のイルジー・コウトは、バレンボイムに比べてどうなのかも気になる。コウトは、数年前、N響に客演し「トリスタン」第2幕を演奏会形式で指揮したことがあったが、2人の恋愛の内面を見事に描き出していた。まだ購入前だが、私も対訳に日本語訳がないことは、☆2つの減点に相当するものと評価。
2 people agree with this review 2013/07/16
ハリー・クプファーの演出は、皆さんがご指摘のように、今となっては一昔前の感があり、あまり楽しめない。私自身がクプファーの演出が苦手なせいもあるが。むしろ、オットー・シェンクやヴォルフガング・ワーグナーの方が良いかも知れない。映像は遠目から全体像を捉えようとした感じだが、画像は思いのほか悪くなく、観づらいことはない。歌手陣はワルトラウト・マイアーのクンドリーが素晴らしく、バレンボイムの指揮もおとなし目だが、この作品では成功していると思う。演出に不満はあるものの、日本語訳も付いており、「パルジファル」のDVDとしては、第一におすすめできるものではないだろうか。
0 people agree with this review 2013/05/29
フルトヴェングラーの「運命」を目当てに購入。後年の演奏に聴かれる深みはないものの、若さゆえの覇気が聴き取れ、抑制的な37年のHMV盤よりも好きだ。42歳頃の録音となるが、やはりフルトヴェングラーの「運命」は別格だとつくづく思う。それだけに、この26年の録音集の中でも最も音が悪いのが残念である。日協会盤、センター盤との比較して音が改善したというほどのことはないと思うが、聴き手の好み次第だろうか。いずれも復刻には御苦労されたであろうが、このレベルが限界なのだろう。このほか、ワルターの「ドン・ファン」が音も良く演奏も素晴らしいと思った。一番の収穫だった。意外と感動しなかったのが、メンゲルベルクの3曲。
0 people agree with this review 2013/04/06
パッケージやライナーノートには明示的に記載されているわけではないが、音録りのもととなったディスクは、伊フォニット・チェトラのLPと思われる。結果としてはかなり満足のいくものではないだろうか。同様にチェトラ盤からの復刻で昨年、評判となった仏フルトヴェングラー協会のCDよりも臨場感が増し、オーケストラ部分がより力強くなり、高音部(特にソプラノの歌声)の音のキツさもなくなったお蔭で、チェトラLPの音の良さがより忠実に再現されたと思う。聴きやすくなったお蔭で、全曲を一気に聴いてしまったが、戦後の巨匠の演奏の中でも前半に属するため、指揮ぶりも活力がみなぎっており、バイロイトも再開されていない当時、戦後ヨーロッパでの初の「リング」公演としての興奮と感動を伝えてくれた。
0 people agree with this review 2013/03/17
メトの四半世紀振りの新演出として話題となったもの。ルパージュの演出は、奇をてらったものではなく、この「リング」最終夜の作品を、期待どおりに楽しませてくれる。歌手はワルトラウト役ながら、やはりヴァルトラウト・マイアーが圧倒的に貫禄がある。デボラ・ヴォイトのブリュンヒルデは、ジークフリートを愛し、そして憎む人間的アプローチでこれはこれで親近感がある。代役としてデビューしたジェイ・ハンター・モリスに対しては、声量不足や往年のテノールのような圧倒的は迫力がないといった評価を聞くが、映像作品として観る分にはまったく不満はない。ブルー・レイ時代の「リング」の決定盤として、広く親しまれることだろう。敢えて言えば、ユニバーサル系にありがちな日本語対訳なしは、ここでもマイナスだろうか。日本のユニバーサルも最近は、新作のDVD、BDを発売しないが、クラシックの映像作品は日本では売れないからなのか、残念である。
2 people agree with this review 2013/01/28
TAHRAレーベルによるフルトヴェングラー音源の中でも、演奏、音質ともに取り分け優れたものを厚手重量盤によるLP化した大変素晴らしいセットである。演奏については、すでに語り尽くされており、今さら説明するまでもなかろう。音質については、余裕のあるカッティングにより、歪みもなく、力強い音となっており、私はTAHRAによるSACDよりもこのLP盤で聴く方を好む。auditeレーベルによるフルトヴェングラーのアナログ盤セットに見られたような盤反りもなく、安心してフルトヴェングラー・ファン、アナログ・ファンに薦めたい。
1 people agree with this review 2012/12/13
SACD6枚組でこの価格ならば、まぁ良心的ではないだろうか。EMIのフルトヴェングラーは、SACD3枚組で1万2,000円でした(シングルレイヤーですが)。サントリーホールでのブルックナーの8番は、SACDですでにアルトゥスから発売済み。聴き比べが楽しみです。期待して5つ星を。
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25 people agree with this review 2012/10/30
ついにSACDシングル・レイヤー盤の発売ということで大きな期待がかかる。音質の優秀さ、演奏の素晴らしさを考えれば、ライヴ録音よりもはるかに確かなシングル・レイヤー盤にふさわしいソースだ。しかし、4番と「田園」がなぜ入っていないのか大いに疑問。フルトヴェングラーの演奏の特徴を最もよく伝える格好の名演なのに。価格が上がっても、これらを入れて4枚組にするのと、しないのとでは、購入意欲に大きな差が出るというものだ。発売前なので星の数は期待値だが、5つ星ではなく4つ星としたのは、このことが理由。まったく残念だ。ただ単に出せばよいのではなく、もう少しカップリングや、アルバムとしての価値についても配慮して、出していただきたい。
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4 people agree with this review 2012/10/30
54年のバイロイトの第9は、ディスクルフラン、M&AのものがかつてCDショップで購入できたが、いずれも劣悪な音質であった。その後、プライベート盤として、フルトヴェングラー・センター、日本フルトヴェングラー協会からも出て、かなりマシな音となったが、それでも、とても良い音ではなく、敢えてこの録音を聴きたいというほどのことはなかった。。正規に録音が残されず、私的な録音というのが劣悪な音質の理由だったように思う。 その意味では、今回のオルフェオの新盤に期待がかかるところだが、「使用音源に関する情報はまだ届いていないということで、音質水準がどういったものなのかはわかっていません。」という、不安な記述があることから、従来の音源と同等なのではないかと推測。演奏については、晩年のフルトヴェングラー・スタイルの名演であるが、音が良くないのであれば、同じく54年の「ルツェルンの第9」を聴けば良いのではないだろうか。
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2 people agree with this review 2012/08/19
このグランドスラム復刻のCDを聴いたことがある人の多くが絶賛しているため、私も、実のところ、トスカニーニの大ファンというわけではないが、聴いてみた。その演奏のたたみかけるような迫力と音質の良さには仰天した。そして、不思議に温かみが感じられる音となっているのも、あの残響がなく味も素っ気もないトスカニーニのイメージを覆してくれる。トスカニーニのブラームスには、フィルハーモニア管弦楽団とのテスタメント盤が有名だが、それよりは、こちらの演奏の方がはるかに素晴らしい。「展覧会の絵」もそれぞれの楽器の音色が生々しく、オープンリールからの復刻がこんなにも素晴らしいのでは、マスターテープを使って復刻している本家も顔色なしだ。トスカニーニの最高の演奏として、XRCDによるベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、レスピーギよりもこのグランドスラムのトスカニーニを挙げたいと思う。
1 people agree with this review 2012/08/19
制作者のコメントにもあるように、フルトヴェングラーとBPOのコンビによる「エロイカ」としては、この12月7日のライヴが筆頭にランクすべき名演だと思う。以前、ターラから出たCDはあまり良い復刻とは言えず、その真価が伝わらなかったが、これで一般的には充分堪能できるCDが出たことになる。日本のフルトヴェングラー協会もすでにCD化しており、個人的には細部がより明瞭なそちらに軍配を上げたいが、低音部が充実しているこのグランドスラム盤も捨てがたい。ピッチが若干、低いように感じられるが、制作者が調整しているのかも知れない。ともかく、今回、最良の音質で、購入し易くなったことは大変喜ばしく、この演奏が好きな人には、協会盤を持っている人にも、協会盤が楽章間が収録されていないということも含めて、その対抗盤としてお勧めできる(なお演奏後の拍手は収録されていない)。また、この演奏を聴いたことがない人には、この機会に、是非、聴いていただきたい。解説には、フルトヴェングラーに関する貴重なエッセイが収録されていることも嬉しい。制作者によると筆者は楽団員か関係者かも知れないとのことだが、楽団員からの伝聞も交えた当時の評論家が書いたような文章に思える。フルトヴェングラーの『音楽を語る』の書名が引用されていることから、1948年の初版の直後に書かれたのであろうか。
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