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Brahms Symphony No, 1, Mussorgsky Pictures at an Exhibition : Toscanini / NBC Symphony Orchestra -Reissue Producer Naoya Hirabayashi

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
GS2053
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Limited,Import

Product Description

Grand Slam

Johannes Brahms (1833-1897)
Symphony No. 1 in C minor, Op. 68
I. Un poco sostenuto-Allegro
II. Andante sostenuto
III. Un poco allegretto e grazioso
IV. Adagio-Piu andante-Allegro non troppo, ma con brio

Modest Mussorgsky (1839-1881) / Orchsetration: Maurice Ravel (1875-1937)
Pictures at an Exhibition
(Promenade/Gnomes/Promenade/The Old Castle/Promenade/Tuileries/Bydlo/Promenade/Ballet of the Chicks in Their Shells/Samuel Goldenberg and Schmuyle/The Market Place at Limoges/Catacombs/Con Mortuis in Lingua Mortua/The Hut of Baba Yaga/The Great Gate at Kiev)

NBC Symphony Orchestra / ARTURO TOSCANINI, conductor

Recorded: 6 November 1951, Carnegie Hall, New York - Brahms
January 1953, Carnegie Hall, New York - Mussorgsky
Source: RCA (U.S.A.) CC-8 (Brahms), CC-16 (Mussorgsky)
Reel to Reel Tapes, 2 Track, 7 1/2 IPS

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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このグランドスラム復刻のCDを聴いたことが...

投稿日:2012/08/19 (日)

このグランドスラム復刻のCDを聴いたことがある人の多くが絶賛しているため、私も、実のところ、トスカニーニの大ファンというわけではないが、聴いてみた。その演奏のたたみかけるような迫力と音質の良さには仰天した。そして、不思議に温かみが感じられる音となっているのも、あの残響がなく味も素っ気もないトスカニーニのイメージを覆してくれる。トスカニーニのブラームスには、フィルハーモニア管弦楽団とのテスタメント盤が有名だが、それよりは、こちらの演奏の方がはるかに素晴らしい。「展覧会の絵」もそれぞれの楽器の音色が生々しく、オープンリールからの復刻がこんなにも素晴らしいのでは、マスターテープを使って復刻している本家も顔色なしだ。トスカニーニの最高の演奏として、XRCDによるベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、レスピーギよりもこのグランドスラムのトスカニーニを挙げたいと思う。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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驚異の復刻!この盤を聴いてしまったら最後...

投稿日:2011/09/01 (木)

驚異の復刻!この盤を聴いてしまったら最後、従来盤のレビューの流用など出来ないはず。何しろ、今まで聴いてきたものは一体何だったのかというほどの、恐るべき音質改善である。いや、単に音が良くなったなどというレベルではない。演奏そのもの、もっといえばトスカニーニその人の印象すら変えてしまうほどなのだ!従来盤では、ヒスノイズを過剰に除去する余り高音域が全く乾ききってしまい、加えて、低音もバッサリ切られた薄っぺらい音になり下がっていた。テンポの速いことも相俟って、トスカニーニ=拙速の権化のように誤解させる程のものだった。口の悪い評論家など「ただの肉体労働」などとこき下ろすこともあったし、コアなファンですら「一本調子に馴染めない」云々と批評することもあった。私自身も、同世代のフルトヴェングラーやワルターなどに比し、いまいち馴染めないものを感じていた。ところが、平林直哉氏渾身の復刻による当盤は、そんな印象を根底から覆してしまったのだ!平林氏自身、「既成概念を打ち砕く音」などと筆を窮めて自画自賛しているが、まことにその通りで、音の一つ一つが、まるでトスカニーニその人の怒号の如く唸りに唸る!甘さゼロ、徹底してストイックな演奏で、よくもここまでタイトに仕上げられるものかと思う。それでいて、決して一本調子などではなく、強弱の幅の広さなど恐ろしいくらいで、クレッシェンドなど、舞台から迫り出して胸倉を掴みに来るかのような怒涛っぷりである。殊にブラ1の終楽章コーダや《キエフの大門》など、スピーカーを前に思わずのけ反るほどで、ただ圧巻の一語に尽きる。勿論その他の楽章でも、冷たく固い印象はどこへやら、熱い血潮が全編に滾る快演を繰り広げている。平林氏自身による解説も面白く拝読した次第であり、加えてジャケットも渋くてカッコイイ。あらゆる面において高品質な一枚といえよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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私自身トスカニーニのワンパターン演奏にも...

投稿日:2010/08/10 (火)

私自身トスカニーニのワンパターン演奏にもうひとつ馴染めないものがありました。交響曲第1番についてLPではありますがこのCDと同じ演奏のもの(1951年録音演奏、タイム@11’55A8’13B4’25C16’53)を聴いていてCDでは1941年収録盤(タイム@12’05A8’35B4’22C16’25)を聴いているのですが誤解を恐れず申しますと得てして情緒過多に演奏されるブラームスをこれだけ熱意を維持しながらオケをきっちりコントロールし、終楽章コーダでのティンパニーに工夫をプラスするなどそしてモノラル故の迫力も手伝ってどちらも貴重な記録となっています。本盤はベテラン平松氏の仕様改善もあり音質が更に向上されているでしょうし少なくとも演奏は最高盤と言えるでしょう。展覧会の絵の方(古くは1938年の録音もトスカニーニにはあるそうですよ)は1953年録音(トスカニーニ86歳、なお同年同月録音ではもう一つ残されているようですが本盤はポピュラーな1/26の方の演奏)でトータルタイム31’52のもので例の如く次々の場面をインテンポで展開して行っているのですが色彩感というか聴く側がフォローしたい語り口がもう少しあればなぁとも感じました。「ニワトリ・・・小屋・・・」でのトランペットのアクセント、「サミュエル・ゴールデンベルグ・・・」での改編や「キエフ大門・・・」での引っ張らないクロージングなど正しくトスカニーニの「展覧会の絵」であります。元々録音状態が良い演奏だったので更に期待できますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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