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座頭 さんのレビュー一覧 

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     2021/06/19

    この時代の貧しく厳しいイタリアのリアルな姿を背景に、人生のつらさや苦さ、ほんのささやかな温もりなど、普遍的な世界を鮮やかに描いた超名作。初めて見たのは小学生時代で、最後には自転車が見つかってめでたしめでたしだと思っていた。あのラストは衝撃的で、何度見ても飽きるどころか、違う感動を得られる。

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     2021/06/19

    貧しい障がい者で、愛娘まで奪われようとしているサムと、美貌の敏腕弁護士リタ。この「弱者」と「強者」の関係が途中、がらりと入れ替わってしまうところが、古典落語「らくだ」のようで、面白い。ミシェル・ファイファーの美しさと名演技に、しびれた。

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     2021/06/19

    険しい山道を踏みしめながら長年、続けてきた郵便配達。地味な仕事であり、だれに褒められるわけでもないのだけど、主人公は立派にやり遂げ、その偉大さは、後を引き継いだ息子だけが理解する。盲目の老いた女性のため、存在しない手紙を読むシーンや、愛犬「次男坊」が活躍するところはあまりに見事。名作中の名作と評価したい。

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     2021/06/19

    走ることとのかかわりを語ることを通じて、村上春樹が自身の人生や創作、日々の生活の詳細などを率直に明かした貴重な書。走っているときの自分や、マラソン競技とのかかわりかたなどを振り返りながら、自身の性格分析を巧みに進めていくところが実に面白い。

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     2021/06/19

    約3時間半と長いうえ、3つの時代を行き来する構成のために、初めて見たときは、やや分かりにくかった。特にデニーロの笑顔がアップになるラストシーンが謎過ぎたので、私と友人は謎を解くため、映画館で2回続けて見たのだが、結果、冒頭とラストの密接なつながりに気づき、全てが解き明かされた。物語も映像も音楽も濃密極まりなく、せつなく、感動的な名作。

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     2021/05/13

    日本のロックを聴くことは少ないのだが、このアルバムがリリースされたころ、音楽雑誌で絶賛されているのを読んで購入。期待通りの中身だった。インドや、沖縄、ハワイの要素を取り入れつつ、毒の効いた風刺、明るく伸びやかな世界など、多彩な表現がどれも魅力的で、やみつきになる。あまりにも早い他界が惜しまれる。

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     2021/04/30

    アイドルには珍しく、力強い歌声を持っていた本田美奈子。バラード系もロック系もかわいい歌も全部うまく、オリジナルアルバムが手に入らないのは惜しまれる。他の方のレビューにもある通り、ファンんは物足りない選曲だが、彼女の実力を伝える貴重なアルバムではある。

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     2021/04/28

    アイドル時代の明菜のかわいさ満載の名アルバム!「瑠璃色の夜へ」では陰リのある表現も聞かせ、他のアイドルとは一味ちがうキャラクターの片りんを見せています。シングルヒット以外にも、いい曲、いっぱいあったんだと、あらためて感じる一枚。

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     2021/04/28

    ファン以外にはなじみのない曲ばかりかもしれないが、デビュー曲「スローモーション」はもちろん、「銀河伝説」などは、なかなかの佳曲。「少女A」以降の中森明菜と比べ、声の透明感が高い気もする。聴きごたえ十分なアルバムです。

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     2021/04/28

    87歳を迎えても衰えない歌唱力に驚く。大部分の収録曲をコンサートでも聞いたが、CDと同様、立派だった。昭和歌謡の第一人者、生きる伝説ともいえる菅原洋一の傑作アルバム。フルート、チェロ、ピアノという渋いアコースティックのバンドが共演し、味わい深く聞かせる。自身のヒット曲もカバーも素晴らしい。

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     2021/04/26

    中森明菜自身の最高傑作アルバムにとどまらず、80年代のアイドルポップスを代表する傑作だと思います。ジャズ・フュージョン的なしゃれたアレンジのものが多く、各曲のつながり、流れも考え抜かれている。何よりも、気合に満ち満ちた明菜の歌唱がたまらない!!これほどの作品を、自身がプロデュースしたというのが、またすごい。

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     2021/04/26

    有名な連載なのでご存じの方も多いでしょうが、男性なら爆笑必至です。今のように刺激的な画像や動画に接することができなかった昭和の若者が、エロを楽しむため、いかに涙ぐましい努力をしたのか―。数々の面白エピソードに既視感があり、読んでるうちに懐かしささえこみ上げてきます。

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     2021/04/23

     思想史・音楽評論の片山杜秀、演奏史に詳しい山崎浩太郎が、「平成のクラシック音楽」を熱く語り合った。元号で区切ってはいるものの、話題は世界を見据える。「帝王」カラヤンの死去、古楽運動など代表的な現象をカバー。教養や権威の象徴だったクラシック音楽がサブカルチャー化し、スタンダードとは一線を画した「オレの巨匠」「オレの名盤」が出現するまでの流れは、興味が尽きない物語となっている。
     注目すべき話題の一つは「朝比奈隆のブルックナー」現象。長大な交響曲で知られる作曲家が昭和の終わりに人気を博したのには、指揮者・朝比奈の貢献が大。本書は平成に入ってからの大ブームを「信者の広がり」と捉え、東京から大勢のファンが関西公演に足を運んだ平成前期の様子を紹介。朝比奈によるブルックナー演奏の価値をいち早く説いた評論家・宇野功芳氏を「預言者」と呼ぶなど、さえわたる表現で笑いを誘うとともに、鋭く本質を突く。
     佐村河内守のゴーストライター騒動を巡る記述も興味深い。創造的な作曲が難しくなっている音楽界の状況、東日本大震災後の重いムード、佐村河内氏の天才的とも言えるプロデュース能力など、騒ぎが大きくなった背景を、新鮮な視点も交えつつ解説。クラシック音楽がサブカルチャー化した流れの総決算的な出来事と位置付ける。
     音楽ジャーナリズムの多様化についても言及される。音楽関連の書籍などを出版する「音楽之友社」が権威であった時代から、その後の批評家批判へ。ここでも、サブカルチャー化が事象を読み解く鍵となっている。
     このほか、神戸出身で戦前から1950年代初頭に活躍した名作曲家・大澤壽人(おおさわ・ひさと)の復活劇など、縦横無尽の音楽談議が続く。2氏の音楽への愛の深さが、本書を格段に面白くしている。

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     2021/04/22

    大切な女性の喪失は、村上春樹文学に繰り返し(欠かさず?)登場する、物語の重要な構成要素。この短編集では、他の要素をできるだけ排除して「女性の喪失」に純化させた、ユニークな試み。抑えた表現で、時にはユーモアも交え、男の悲しみを描く手腕は見事。ヘミングウェイやフィッツジェラルドの短編を思わせる、わかりにくいオチも、村上春樹の真骨頂!

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     2021/04/22

    「羊をめぐる冒険」も面白かったが、その続編が、これほど力強い内容で書かれたのは、本当に素晴らしい。
    トラウマからの再生、邪悪な存在、不思議な女性たちなど、村上作品にお決まりのパターンを踏まえつつ、物語は「羊〜」より大きく発展し、スリリングに展開する。重要な登場人物「五反田君」が、私の中では谷原章介のイメージと重なって仕方がない。

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