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Henri さんのレビュー一覧 

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     2021/09/18

    部屋の模様替えがきっかけになって久しぶりに見ました。カラヤンの他の映像だけではなく様々な指揮者の映像も見ることになってしまったのですが、カラヤンの一連の映像を見て、クラシック音楽における映像の歴史はカラヤンの映像に関する試行錯誤がそのまま歴史の一部分なっているのだなと思いました。
    今、多様なメディアでクラシック音楽を映像で楽しむことができ、ある程度、映像作品の商品としての「型」が決まったと思いますが、それと比べるとこの商品の映像はどうしても違和感を感じるものではあります。しかし、この映像作品がライブと銘打たれていても、音を録りなおし、編集されていたとしても、この商品から出てくるブラームスの交響曲の音はオーケストラの一つの極点を示していると感じました。このような倍管による演奏は今では聴くことができないでしょうし音楽史的にオーセンティックでないとする方もいらっしゃるかと思いますが、この時代の音のシャワーを少しばかり浴びた世代だからでしょうか、オーセンティックを重んじすぎて音楽を堪能する喜びをおざなりにするのは本末転倒だろうと思いました。
    この商品は、現代にあって映像は古く、また、録音状態も古いと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、音楽史における演奏様式の変遷の中、これだけ素晴らしい音楽を提示することができた音楽家たちのパフォーマンスに21世紀の今、メディアを通して触れることができるのはとても幸福で、音楽を愛する人々にとって意義のあることだと思いました。
    もう一度書きます。これは素晴らしい演奏です。

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     2014/08/14

    落ち着いた曲調の小品を集めたアルバムです。静かに訥々と語るような、しかし、歌心を忘れない演奏は、ギターの魅力を存分に表出していて、楽器という物質であるギターが喜んでいるように聞こえます。また、微細で多彩な音色の使い分けも素晴らしいです。

    昨今に販売されるCDとしては、ボーナストラックもなく、収録時間も短めです。しかし、そのことも含めて、とても上品で気高いアルバムに仕上がっていると思います。

    今のギター演奏は、新しいギター音楽をつくるために、また、よりギターという楽器の地位向上のために、慣習的なギター臭さを排斥することを必要としているのかもしれません。しかし、楽器がただの道具になり、楽器そのものの魅力を犠牲にしかねないことには、「なぜギターで音楽をしなければならないのか」という疑問が生じてきます。

    このアルバムには、華やかな技巧を誇示するような楽曲は収められていません。しかし、ぜひ多くの方々に聴いて頂きたいアルバムだと思います。

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     2010/11/16

    アレンジがいまいち…。素直でないというか、何だかメロディーが邪魔されている様に聴こえるアレンジが多かった。そのくせ(そのせいか?)歌は単調に聴こえる。

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