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TOP > My page > Review List of しょーぱん
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4 people agree with this review 2011/09/26
最初ピアノの音量が少し小さく感じたのだが、アンスネスの繊細なピアニズムを損なわないためにあえてオンマイクは避けたのだろうと解釈する。グリーグはお国ものとあって感情移入が半端ではなくまるでショパンの協奏曲のような濃厚さでこの曲のベストに挙げてもいいくらいの熱演だ。シューマンも堂々とした巨匠風の磐石の演奏と言える。最近出たこの2曲のカップリングCDでは群を抜いているのではなかろうか。アンスネスの充実振りが窺える。
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1 people agree with this review 2011/09/26
これは凄い!ほぼ文句無しの人選と選曲!オールジャーマンで記されているが、もはや説明不要とも言える布陣なので読みたい人は辞書片手にぼちぼちと読んでいく楽しみもありますね。それにしても選曲がなかなか渋く、まず皆がダブりそうな超定番曲は外しておいて代表曲とこういう曲も実は振ってるんだぞ的なバラエティーに富む中級者向けの超豪華セットと言えるでしょう。ややブルックナー、マーラーあたりが多い気もしますが指揮者の力量を聴き比べてみるのも一興かと。しかし1枚あたりたったの120円でこれほどの名演が揃うとは、なんか嬉しいような申し訳ないような。もう買った者勝ちですよ!
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9 people agree with this review 2011/09/17
ブレハッチは地味だ、と感じる方を100%否定する気はありません。下手するとそう取られがちなのですが、第1番の音をよく聴いてください。こんなに澄み切った美しいピアノの音を他に聴いたことがありますか。しかも速いパッセージでも音がつぶれず一音一音粒が揃っていて全ての音符がしっかりとコントロールされた打鍵で弾かれているのです。こんな集中力とテクニックを持ったピアニストが他にいるでしょうか。決してピアノで声高に叫ぶことをしなくてもブレハッチの非凡さはひしひしと伝わってきます。とにかく聴けばわかります。ブレハッチは「さりげなく凄い」のです。
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1 people agree with this review 2011/08/28
同シリーズのショパンアルバム同様、音は良くないしDG盤をお持ちであれば買う必要ないと思うが、一つだけ「売り」があるとすれば、それは前奏曲第2巻の「ヒースの木」と「カノープ」が収録されているところだろう。このレアな2曲で元は取れる(?)かも。
0 people agree with this review 2011/08/27
60年代の録音としてはやはり音はお世辞でも良いとは言えない。でもモゴモゴした音なのにミケランジェリらしい完全無欠の磨き抜かれた造形美のおかげで「これがもしデジタル録音でSACDになっていたら卒倒するくらい完璧に凄い歴史的名盤として永代まで語り継がれるだろうな」と思わせるような値段以上なのか以下なのか迷ってしまう「迷盤」。
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1 people agree with this review 2011/07/31
アリスの実演は溢れんばかりの情熱で必ず聴く人を興奮させる燃えるような「熱演」になるのだがこのCDのチャイコフスキーはとても落ち着き払った堂々とした巨匠風の演奏である。この若さで既にここまで完成してしまうともう伸びなくなってしまうのではと少し心配してしまうがステージでは聴くたびにしっかり「進化」と「深化」を重ねているのがわかるのでこれからに期待できる。アリスの傾向はステージでは「冒険的」だがCDだと「慎重」になり過ぎる気がする。なのでCDだけで彼女の芸術を判断するのは避けて欲しい。正直チャイコはステージとのギャップが大きい。リストは得意だけあってCDでも名演である。
1 people agree with this review 2011/07/06
ムターの実演に触れその濃厚で雄弁なバイオリンの音に衝撃を受け購入。この人は何を弾いても「ムター節」になってしまう。それが好きな人にはたまらないと思うが嫌いな人は鼻についてしまうのかもしれない。でもムターの華のあるステージに接したらそりゃ魅了されてしまいますよ。CDではちょっと大袈裟に聞こえてもライブならこれくらいやってもらわないと面白くないでしょ。老齢演奏家の枯淡な演奏じゃあるまいし自分もまだ「魚より肉!」の年代ですし濃い味は大好きです。ただ一つ記すべきことにオーキスのピアノは本当に見事である。ムターという「大トロ」があまりに濃厚で刺身のツマにしか感じないかもしれないけど実はよく聴いてみると素晴らしいです。なので裏バージョンとしてオーキスのピアノをじっくり聴いてみる楽しみ方もあります。
0 people agree with this review 2011/07/03
当時19歳にしてデビュー盤が難曲揃いのリストのエチュード集とは驚きである。小菅優の凄さはもう実演に接して来て自分も分かっているつもりでもこのCDは聴くたびに感銘を受ける。同じ選曲でしかも同じデビュー盤にしているアリス=紗良・オットも凄いのだが、自分の印象はアリスはどうも「内にこもる音楽」のような気がする。小菅優はパッション漲る演奏でしかも余裕があり演奏を楽しんでいる感じがする。限定盤のゴールドCDは金蒸着によって音質がものすごく向上している。小菅優のタッチの美しさを堪能できる贅沢な1枚と言えよう。もしまだ完売していなければ迷わずゴールドCDを購入することを勧めます。
2 people agree with this review 2011/06/20
リパッティと共にルーマニア出身の名ピアニストとしてよく名前が挙がるのがハスキルで、ぜひ聴いてみようと購入しましたが「凄い!」の一言です。モーツァルトばかり賞賛されますがベートーベン、バッハ、シューマンなども絶品です。シューベルトのソナタ21番はこのセットの白眉と言って良く見事な演奏だと思います。ハスキルがなぜ天才と言われるのかこのセットを聴けばうなずけます。ハスキルの「試聴盤」として購入してもお釣りが来るぐらいの値段と内容ですね。
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5 people agree with this review 2011/06/13
死後60年経ってもリパッティの音楽は聴く人の心を魅了し爽やかな感動を与えてくれる。不治の病に侵され一時の小康を得た際に録音されたこれらの音源は人類の至宝だと思います。確かに音質は誰もが認める通り悪いです。ノイズが不快に感じられる人もいると思いますが「原典」としての音をなるべく損なわないためにノイズリダクションは最小限度に抑えてあると考えると良心的な音作りだと思います。肝心なのは「音質」より「音楽」です。清らかで優しいリパッティの音楽を堪能してください。
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1 people agree with this review 2011/06/10
早世が悔やまれる天才ピアニストの貴重な音源。音質は「舟歌」に少しのノイズがありますが1950年のモノラル音源としては概ね良好だと思います。ショパン・ワルツ集の決定盤として決して色褪せることなく永遠に輝き続けるリパッティの名演です。これを聴いてEMIのリパッティ全集を買うことにしました。
2 people agree with this review 2011/05/25
正直マリア・ティーポの名前は知らず値段の安さと内容で購入。これが、凄いんですよ!ゴルドベルグはもちろんのことパルティータも。いきなりブゾーニ編曲の「シャコンヌ」からして超熱演。調べてみるとティーポ女史はイタリアではもう巨匠的存在の女流だそうな。グールドとは違った意味で活き活きとした正統派な演奏。イタリアの演奏家らしい歌心に溢れたチャーミングな美音が良好な音質で楽しめます。この充実度はハンパじゃない!
6 people agree with this review 2011/05/22
いろいろなピアニストのショパンの協奏曲を百回聴いた後で、このツィマーマンのを聴けば明らかにこれが「特異」であることがわかるはず。これを「ナルシストの陶酔」と思う人もいるのだろうが、「完璧主義者」の彼ほど思い通りに行かないことで傷つき「挫折感」を感じている人はいないのではないだろうか。そうでなければわざわざ自ら楽団を率いて引き振りする必要などあるまい。もし若きショパンが現代に生きていて自ら引き振りしたならばこのような演奏になるに違いない。ショパンの傷つき彷徨う魂が祖国ポーランドの同胞ツィマーマンに乗り移ったとしか思えない壮絶な悲しみの演奏。魂の叫び声。この演奏は涙無くしては聴けない。ツィマーマンの孤高の悲しみを震えて聴け!
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0 people agree with this review 2011/05/18
クナはバックハウスより4歳年下であるが全く敬意など払わず相変わらずのマイペース振りにキレたバックハウスの荒れ狂いっぷりが何度聴いても笑える。ところが第8番は笑い事ではない。全集を買えばついてくる「オマケ」のような第8番をヘナチョコ楽団相手にこんなに真面目に振っているのだからクナという人は本当に変人である。本気で8番でコンサートを締めくくろうとするクナに何だか妙に感動してしまう。思い切り笑わせて最後は泣かせる昭和の松竹映画みたいななんとも珍盤。でも本気でおススメします。
4 people agree with this review 2011/04/30
なぜ日本人は自らの文化に自信が持てないのか?英語しか知らない異常に偏った西洋かぶれの日本人はこれからもアメリカにずっと寄り添い生きていくのか。今もイギリスに住み世界中を飛び回っている小川さんから見た祖国日本は実はとても美しい誇るべき国であるに違いない。ピアノが紡ぐ日本の絵巻物語。自分が納得できる曲しか弾かない筋の通った「硬派」な小川さんが発見してくれた貴重な日本の誇るべき音楽がここにある。
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