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クールアイランド さんのレビュー一覧 

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     2012/07/15

    生前はよく電話でお話させていただいていました。一ファンに過ぎない私をしっかり覚えていて下さり、調子に乗って「寒帯林はどうなっているんですか?」と伺ってみたところ、「NHKが番組を作りたいから中国へ行ってくれないかと言われて閉口しているけれど、実はこっそりやっているんだ。」とおっしゃっておられましたので、楽しみに待っていましたが、帰らぬ人となられて残念に思っていました。ようやく再演されたこの曲は、アナーキスト大杉栄を殺して満州に渡った甘粕正彦からの要請で、満州を旅したときの印象をもとに作曲されたものです。伊福部先生にしては珍しく、第一楽章は静かな旋律が長く続きます。甘粕大尉へのレクイエムのようにも感じられます。気のせいか亡くなられてから人気も落ち着いてしまったようで、余計に寂しさが募ります。合掌。

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     2012/05/04

    素晴らしいです!全体を通してアラビアンな雰囲気が漂っていて、思わずヴィジュアル方面も大好きになりました。ボーカルのアザム・アリさんは伸びのある艶っぽい美しい声の持ち主です。ソロアルバムも超おすすめです。泥臭くなく洗練された現代のアラビアンです。最新アルバムももちろん買いです。もっともっとアザムさんのボイスを聴きたいです。できれば生NIYAZが見たい!ニッポンに来てほしい。熱烈歓迎です!

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     2012/04/20

    詩集である。しかし、難解で自己の垂れ流しのような現代詩とは全く違った独自の世界観を感じさせる力作であると思う。「心の多面体を映し出す鏡」として漢字の持つ背景を、詩に昇華させたかったもののようだ。読み進むに連れいろいろなエピソードを通して、心の世界を旅するような感覚に浸ることが出来る。一行一行が丹念に磨きこまれた宝石のように、きらきらとした爽快な言葉たちが美しく並べられていて、こういう詩集を読みたかったと感じる方も多いのではないだろうか。作者の年齢から推して70年代頃からの精神世界ムーブメントやニューサイエンス、仏教、心理学などが根底に流れているような気がするが、決してものまねでなく、自己の作風に練り上げられているようだ。哲学的でありながらも、詩情にあふれていて、心という内面に向かうというより、人と人、人と自然、人と文化、その辺りに漂っている普遍的な意識が表現されている。いつも持ち歩いて好きなページを愛でていたくなる入り込みやすく不思議な魅力があって、文庫サイズながらなかなかに深い味わいがある。思いがけずいい買い物をした気分だ。

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