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memodenka さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/28

    【此れは楽しい。ババールの大冒険に新アレンジ・アンサンブル版が登場】
     
    「子象ババールの物語」の可愛い絵と文は,作家のジャン・ド・ブリュノフの原作に依るものです。奥さんのセシルが子供を寝かしつける為の即興話が元なのだとか。其れに音楽をつけたのがフランシス・プーランクです。
    彼は1930年代半ばから,パリとフランス中西部トゥーレーヌのノワジーとのダブル・アドレスで暮らしました。曲は第二次世界大戦中に中断しつつも完成しました。
    原曲はピアノ(1台若しくは2台)用です。他に,プーランクの推薦でジャン・フランセが編曲したオケ版もありますが,此処では,ダヴィット・ワルターと言う方の室内アンサンブル編曲版が聴けます。演奏も素晴らしく,此れは楽しいアルバムです。
    併録の「激しく吹き荒れる風」という曲は,クロード・ボリングという作曲家・ジャズ・ピアニストの方の作品で,登場する楽器の特色が良く活かされ,歌の方(テキストはロジャー・ランディという方の作)も,ソプラノがややボーイッシュな声質で素敵です。パスカル・ルゲルンと言う方の朗読も素晴らしいです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/25

    【此の演奏は変わらず最<好>ですが,サウンドはレーベル盤とは互角】

    モントゥーのパリ音楽院オケとの春の祭典は,名プロデューサー・カルショウに依り,下手なのではなく手慣れていない演奏〜初演時の空気を醸し出す事,に成功していると思います。
    弦楽器がやや高めのレヴェルで録音されていて,ヴァイオリンは両翼配置なので,弦の各パートの動きがとてもよく聴き取れます。

    本CDは録音済市販用テープからの復刻で,低音が安定し高音も明るく全体に鮮明ですが,やや軽めに聴こえる処です。
    個人的には,LP時代の輸入盤(デッカ)・国内盤(キング)の音や,CDならHISTORIC 440 064-2(デッカ)の方が音の芯が確りして好みです。
    しかしながら,今容易に入手可能な点で本CDは良い選択肢となるでしょう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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