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トップ > My ページ > 初老の越後人 さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/15
Youtubeに掲げられた庄司さん19歳時のショスタコーヴィチ第1番は、私にとって、幾度聴き直しても魂を揺さぶられる稀有の演奏です。初めて接した時の衝撃は、今も忘れることができません。手持ちの全レコード・CDを含めて、ただ一つを選び出すとすれば、躊躇なくあの演奏を挙げるでしょう。そうした立場からすると、今回のCDでは、オーケストラが些かぬるくて全体の緊張感をそいでいるように思います。また、他の方も指摘しておられますが、楽器自体の響きがややふくよかさに欠け、折角の並々ならぬ演奏の効果を曇らせている部分もあるようです。これは、昨年11月のコンサートでも感じた点です。あるいは、庄司さん好みの音質なのかもしれませんが、もう少し響きの豊かな楽器もどこかが貸与して、この求道的な演奏家の大成を支えて欲しいものです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/04/21
バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータでは、40年近くシゲティの演奏を愛聴してきました。心の表層を突き抜けて奥底まで届く力を宿していないと、この種の曲は聴き通す気にはなれません。しかし、レーガーの曲を含めて、庄司さんの演奏からはそうした稀有の力が確かに感じられ、購入以来、繰り返し聴き続けています。まだ20歳代の若いヴァイオリニストですが、今後年齢を重ねるにつれてその演奏がどう深化してゆくか、大いに楽しみにしています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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