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necla さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/20

    プロコフィエフは、ユジャ・ワンのピアノがそう快である。オケに負けず対抗するも、譲る所は一歩退いて・・・表現力も魅力だ。随所にプロコらしい攻めのタッチがみられる。
    彼女については以前から注目していたが、今回も期待どおりの演奏である。
    今後も楽しみだ。
    マーラーは、アバドが得意としている作曲家の一人だろう。過去の録音が好評だったのもうなずける。
    ルツェルン祝祭管弦楽団は、マーラーのオーケストレーションを見事な透明感あふれる力強い演奏を聴かせる。これもアバドの統率力がオケの各部を引き立たせた結果であろう。さすが今を代表する指揮者の一人である。
    今回のマーラーは、最近話題になっている斬新なものではなく、あくまでもアバドらしいマーラーでの演奏が評価できる。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/05

    ハーンのCD企画は、組合わせ曲に意外性を潜ませている。前回のシェーンベルク前々回のシュポアなど普段あまり聴かれない曲を聴かせてくれる。
    今回のヒグドンは、初めて聞く現代作曲家であるが、ハーンはこの曲をオーケストラとの主張性を強調するよりも、むしろ譲り合いながら演奏している。それが曲に鮮やかさを与えている。今度は是非コルンゴルトのCD化を期待したい。
    チャイコフスキーは、今まで数え切れないほど聴きなれたものとは一線を画し、意外とおとなしく、スピード感も随所で抑えた仕上がりとなっている。
    しかし、ハーンは「これが、私のチャイコフスキーよ!!」と言わんばかりに着々と自己主張を繰り返す。これが、ハーンの魅力なのかも知れない。
    意外性を持ったハーンに今後も期待する。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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