トップ > My ページ > ドン・G・イテュリ さんのレビュー一覧

ドン・G・イテュリ さんのレビュー一覧 

検索結果:94件中46件から60件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/26

    ゴージャスで魅惑的な旋律に心奪われる1番コンチェルトがまずはお勧め。チャルダス系の曲が二曲入っていて、ハンスリップなりに弾きこなしてはいるが特にラッサンと呼ばれる緩やかな部分にもう少しコクが欲しいところ。ゴダールのコンチェルト集とともにドン・ガブリエルのお気に入りに加えさせて頂いているアルバムだ。それにしてもこの女流ヴァイオリニスト、イメチェンぶりもさる事ながら、レアものも良く勉強されている方のようで感心である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/06

    ソアレス君のふわりと包み込むような雰囲気は、長く美しい腕の動きを伴いつつ舞台上に得も言われぬ空気を作り出して、魅力溢れる王子ジークフリートを踊り演じている。ただし背景が漆黒であるためタイツは絶対白にするべき!その方が身体のラインもより美しく映える。ヌニェスは極標準的なオデット/オディールをそつなく踊っている感じ。むしろ一幕でグラン・パ・ド・トロワを踊った崔由姫の、特にパ・ド・ブレが印象的。爪先に詩情が感じられる。脇を固める踊り手たちも中々芝居っ気があり面白い。最早呪いは解けない事を悟ったオデットが、王子の腕を振り切り湖に身を投じるところからは説得力があり良いが、天上で結ばれるフィナーレのカメラワークは次第にアップにしていくとかの方が、より感動的かもしれない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/05

    こんなに素晴らしい「テノーレ・ディ・グラーツィア」が100年前に存在した事、彼の歌声に生で接する事が出来た人は実に幸せだと思った。「ラクメ」と「カルメン」はフランス語で聴きたかったがイタリア語で歌われている。「ルチア」の幕切れのアリアは絶品。まろやかで声帯に負担がかからない実にナチュラルな「ベルカント」を心行くまで楽しめる一枚。古い録音の割りに雑音が少ないのも良い。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/05

    ご存知の通り、ティート・スキーパを師とするイタリアの知性派テノールであり、メッツァ・ヴォーチェで歌う箇所など「はっ」とするぐらい師匠にくりそつ。タリアヴィーニのように甘すぎず、適度にクリスタルな響きは彼の持ち味と言えるだろう。「アルジェ」、「ドン・パスクワーレ」、「連隊の娘」などは2度ぐらい下に移調している点が残念でならない。決して歌えない音ではないと思うが・・・。なので★2つとさせて頂いた。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/17

    「ルチア」の映像では個人的に最も好きな一枚。録画当日、舞台裏では風邪で物凄い咳をしていたらしいスコットだけれど、彼女の歌にそんな様子は微塵も聴かれない。事実あの濃密で華麗で緻密な声で、「狂乱の場」を余裕すら見せながら歌い演じる姿から「本物のオペラ歌手って言うのはね、こういうのを言うのよ!よーく覚えときなさい!!」ってなスコット様のお声が聞こえてきそうなぐらいの、それは名演である。更にバリテノーレと言っても良さそうなベルゴンツィのノーブルな「テノール」がこの名舞台をより品格のあるものにしている。自分的には★10個といきたいところ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/31

    エピキュリアンであるロッシーニが描いた彼なりの宗教的精神世界。テノール・ソロを勉強する為に購入したのだが、ここではサッバティーニがソリッドなテノールを披露していて素晴らしく良い感じ。でもまあ、メロディが勝った荘厳ミサ曲だね・・・これは。深い精神性と言うよりも、渋めの明るさが心地良い合唱曲の趣。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/31

    歌劇場で実際に聴いた人は、声が届かなくて聴こえないと言う声もあるようだが、録音されたものを聴く限り「変幻自在」と言う表現がぴったりな歌い手である。歌う前の発声練習が甘いのか「ヴェネツィアの競艇」では声が「コロッ」としちゃっている箇所があるのは残念。「Belta crudele」、カンタータ「ジャンヌ・ダルク」は僕のレパであり、かつ愛聴曲。何度聴いてもお見事!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/31

    思いっきりベルカントで歌われてこそ、その真価が発揮される「ロッシーニのスタバト」。ここで起用されている歌い手ではやはりアントニーノ・シラグーザ、カルロ・コロンバーラが傑出。殊に、名高いテノール・アリアを歌うシラグーザの声は絶品。モランディの指揮は不満はないものの、ちょっと延ばしすぎて野暮ったい感じがする部分がなきにしもあらず。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/25

    貴重なフランス・ロマンティック・バレエの遺産とも言うべき作品だが、天下のキーロフによるこの記録ですら決定盤とは言えない。しかも振り付けはヴィノグラードフのNew version。やたら動きがせかせかしているだけの虚仮おどし的踊りの羅列。レスリー・コリアの素晴らしい「ラ・フィユ・マル・ガルデ」を意識したものである事は明白だが、スワニルダ役のイリーナ・シャプシツも魅力に欠けたダンサーであり、ドリーブの音楽だけが浮いている感じ。良いのは人形振りが愛らしい(こういう動きが実は難しい)エルヴィーラ・タラーソワ。彼女プリマではなかったが「海賊」(アダン)のギュルナーラ等は当たり役だった。ちょっと高慢ちきな所はあったけれど。演出も安っぽい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/25

    若かりし頃はヒロインのシルフ役を踊り有名だったソレラ・エングルンド。時を経て、ここでは魔女マッジ役を凄みすらまじえて演じ秀逸。ジェームスには美しいブロンドのニコライ・ヒュッベが起用され、ソリッドな踊りと演技を披露している。個人的には華のあるローズ・ガッドゥのシルフが観たかったが、リス・イェペセンもロマンチックな身のこなしが素晴らしい。グルン役のモルテン・ムンクスドルフは可愛い男の子って感じが佳い。衣装装置等もセンスがあって僕は好き。ラコット・ヴァージョンと見比べるのも一興だろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/12

    「フランスのナイチンゲール」の異名を持つ、我が母(芸術上の)メスプレが歌うために作曲されたような光彩陸離たるオペラのまさに決定盤! LP時代にはゲッダとダンジェロが吹き込んだEMI盤もあり、こちらも大好きだったが、やはりスタッフ全員フランス人で固めたこのロンバール盤にはかなわないと思しい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/11

    アンドレ・エスポジトはフランス国内でのみ大変人気があったソプラノで、ヴィオレッタ等も得意にしていたとの事。しかしここでのジュリエットに関して言えば年齢のせいもあろうが声に瑞々しさが欠けている。ヴァンゾが歌うロメオも、フルネの指揮でスポーレンベルクと歌った時の方が清潔な感じで好印象。名高いエール「目覚めよ、君」も男の厚化粧と言う感じ。デ・アルメイダの指揮は、まあ合格点かな。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/11

    ライヴ録音と言う事もあるのだろうが、いまひとつ聴きにくい音質。聴いていて疲れるのは起用されている歌い手の声のせいだけではない。音楽は素晴らしくて大好きなので、ゲッダ、ヴィヴァルダのクリュイタンス盤とともに一応愛聴盤になっている。多少期待はずれではあるけれど・・・。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/11

    パリ・オペラ座の言わばエトワール達をソリストに据えた録音記録。モノラルだが中々聴き易い音質。歌い手ではグノーのヒロインを当たり役としていたジェオリ・ブエの発声が古風なので好悪が分かれるところだろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/11

    これでバレエ・シーン「婚礼の行列」が挿入されていたらパーフェクトだったのに!録音のみ完全版として、プラッソンがEMIに残しているけれどジュリエットは断然ヴァドゥーヴァが素晴らしい。彼女声だけよりこうして映像付きで聴いた方が良いタイプの歌い手だ。アラーニャは身のこなしも軽く若々しく、しかも調子が良かったとみえて中々良い声で歌い切る。稀に見る素晴らしい舞台と言う以外表現出来ない、取って置きの一枚である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:94件中46件から60件まで表示