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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/04/25
良かったところとして、 絵が多くて読みやすい。 漢字にふりがながあるので、習っていない漢字や苦手な漢字をスラスラと読むことができる。 カラーの挿絵がたくさんあるので見やすくどんな内容なのか少し要点がまとまっているページがあるので本を読む前に簡単に内容が掴むことができる。 また登場人物が一段となっており分かりやすくなっている。 こちらのシリーズは良かったのでまた別の本を買ってみようと思いました。
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アニメ映画「グスコーブドリの伝記」を元に作られた本です。小学校3、4年生からの児童向けの本ですが、哲学的なものを含んでいるので大人でも楽しめます。私は元になったアニメを観た事がないのですが、長編アニメを児童向けにまとめてあるので、やや物足りなさがあるかもしれません。1ページ毎にアニメ映画から抜粋されたシーンが1〜3コマ挿絵として使われています。 物心ついた頃から慣れ親しんでいるアニメが挿絵になっているので、物語の世界に入りやすかったです。しかし、アニメの挿絵で緩和されていても全体的に重い内容なので、重いストーリーが苦手な方には向かないかもしれません。けれど、尊い志を持って生き抜く主人公ブドリの姿には、きっと感動を覚えると思います。人によって解釈は㡊??かなり違うと思いますが、私はこの本を読んで「意志の強さ」というものを感じました。
(NHKラジオ)で方言で表現することを語られていたときに、あまり詩を方言で朗読されることがないが、賢治の詩に言及していたと思う。それを聴いて、本書を買っておいて、すっかり忘れておりやっと読んだ。 賢治の心象スケッチは彼特有のものすごい想像力と創造力で、感覚的で文字で読んでもわたしの言語能力、想像力では及ばない。 朗読を体験することは確かに意味のあることだと思った。 この人の朗読はストレートに伝わりスケッチが奥行きを持って広がり、映像として動き出した気がした。古川氏の朗読で蘇る賢治は若い、血のたぎる若者だ。 モラトリアムと揶揄された賢治ではなく、若く正義感の強い感じやすい若者といった風だ。 賢治は確かに雨ニモマケズだけではない。最愛の妹、としこを書いたものだけでもない、と思った。
ずっと昔。静かな夜。 町外れの丘を登ると牧草地。 森が迫り、 暗闇の中に街の灯がちかちかと瞬く。 その光景がいつの間にか幻想へ変わっていく。 ジョヴァンニとカンパネルラはなぜ銀河鉄道で旅するのか。 それを考えると切なくなります。 幻想世界の説明はありません。 列車からの風景は、 宮沢賢治(ジョヴァンニ)の抱えていた孤独、無垢な精神、理想への憧れ。 ジョヴァンニの食卓には、牛乳と角砂糖とトマト、それにパンが並んでいます。 日本なのに日本でない、ここに童話としての卓越があると思います。 夜の牧場の場面と印刷所の場面も大好きです。 生と死、友情、永遠と刹那が、美しく描かれています。 この美しさこそ、銀河鉄道の魅力だと思うのだ。
最近ラジオやテレビで日本の山々の番組によく出会うので、深田久弥箸「日本百名山」(新潮文庫)を読むことにしました。13 岩手山。と言えば宮沢賢治、ということで今一度その詩を押さえておく必要を感じました。岩波文庫の宮沢賢治詩集。1950年第1刷、2019年7月第87刷。生徒の頃は暗唱できていたのに、これ読めませんでした。もう少しルビを振っていただいても。全集収録の詩約八百篇の五分の一弱を採ったそうで「賢治詩を全集で読むと、その豊富がしばしば過剰と感ぜられることがあるので、その弊をここでは却つて救うことができ、従つて一般には取りつきにくい賢治詩の世界に人人を導き入れるには恰好なものになった」と谷川徹三さんの解説にあります。携帯して味わっていきたいです。
大変面白かったです。 特に、お店に入った二人のやりとりが面白かったです。不審に思いつつも「こういうことか!?」みたいな。 最近、宮沢賢治の世界に浸かり始めたばかりですが、こんな世にも奇妙な物語みたいな話を書くのにビックリしました。ますます宮沢賢治を好きになりました
テレビで北川景子の「悪夢ちゃん」を見てからぜひ一度じっくり読んでみたいと思っていた童話です。作者が何を伝えたいのか、一般にはキツネと人間の友情の物語として受け止められていますが、視点を変えれば「口減らしのために人身御供に出された幼い兄弟の物語」と全く違った話になり、大変読みごたえがありました。
宮澤賢治をモチーフにした版画を作成し続けている畑中純.その中でも いちばん好きな作品のひとつだという「どんぐりと山猫」の話を まるまる一作彫りきった作品がこちら. 普通の小説や絵本では味わえない漫画的な絵と 文字の大きさによる緩急がすばらしい. 数千文字の作品なのにきちんと彫られているのもすばらしい. どこをとってもすごいこの作品, 読後に唐沢なをきの「怪奇版画男」を思い出したのは順序が逆ですか?
宮沢賢治は詩人、作家として知られているが生前に発行されたのは「春と修羅」と「注文の多い料理店」のみ。有名な「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」など多くの作品は彼の死後の発表されている。普段は高校教師であり、熱心な農業指導者であった賢治のもう一つの側面に作曲家としての顔があった。勿論、趣味として作曲であった為に広く演奏されることなく楽譜のみが残った。この本はハードケースに収められたCDと解説本のセットになっており、CDでは幻の賢治の作曲が軒並み聴くことが出来る。これが素晴らしい。従来の音楽にないような独特の旋律と美しい詩。宮沢賢治ファンには是非聴いて頂きたい。詩の朗読もあり嬉しいが、不満なのは詩人の吉増剛造氏が朗読していること。吉増氏の朗読自体は素晴らしいが37歳で他界した賢治の年齢に比べて吉増氏は高齢過ぎる。賢治の詩からは若者の清々しい音を期待していた。どうか賢治と同じ年齢の方に朗読をし直して欲しいと願う。
カンパネルラは親友の嘉内だったという説などありますね。 本当の幸い、誠の幸い、という言葉が印象的です。 自己犠牲が賢治のテーマでもありますが、 最後まで肥料設計をして死んでしまいました。 二人で夜空を旅して、何を残したかったのか。 人として生きることはどういうことなのか、考えてほしいと思います。
宮沢賢治の本は大人でも時々、読みたくなります。 どこにしまったのかなと思い出したとき、手元にすぐに取り出して読めればいいと 思い購入しました。居間の本棚においておけば、丁度いいのではないでしょうか。 この名作シリーズは、字も大きいし、ルビをふっていたり、ちょっととした語句の意味 を解説していたりします。子供からお年寄りまで読みやすいようにとの配慮ではないでしょうか。 「また、賢治を読んでみようかな」と感じた人にはおすすめします。
夏休みが明けた九月一日、小さな小学校に高田三郎という転校生がやってくる。その日は風が強く、まるで飛ぶように現れたので、みんなはその子をこの地方の風の精、風の神の子である「風の又三郎」と呼んだ。鉛筆をあげたりする優しい子で、村の子らと仲よく遊んだが、十日余りたった台風の日、なぜか胸騒ぎをおぼえた村の子らが小学校へいくと、高田三郎はいなかった。 先生にたずねると、鉱山技師の父親と共におかあさんのところへ行ってしまったという。短い交流だったが、小学生ではなく、もう少し年齢があがれば別れの感傷もあるのだが、そこまで行かないもどかしさ、懐かしさ、はかなさが、どっどど どどうど どどうど どどう という風の音と共に迫ってくる。
小学校時代に読んだ。 最後まで「風の又三郎は 風の精でした」という一言がなくて もどかしい思いをした事を憶えている。どう考えても 風の精のはずなのだが。宮沢賢治も意地悪だ。当時はそんなことしか思わなかった。 それから30年経った今考えるとどうかとさっきから考えている。 他のレビュアーの方も仰っているが 宮沢賢治の「力」は その独特 の「日本語」にある。実際 賢治の言葉は 言霊ともいうべき魔力に 満ちている。こんな独特な日本語は他ではお目にかかれない。 賢治の資質は 基本的には詩人であるというのが小生の独断である。 そんな詩人が書いた童話は 散文詩と言ってよい。風の又三郎も そんな詩人のマスターピースの一つである。それも比類の無い。 風の精だったのだろうか。未だ 迷っている。後20年くらい経ったら そうしてその時生きていたら また 考えてみたい。
小学校の教科書にある宮沢賢治ですが、子供には非常に必要な作品ばかりです。ゲームや携帯に夢中になってる現代の子供には、非常に必要な教育本かと感じます。読書が苦手な子供にも、聴きやすいと思います。少しの時間で聴けますので、途中でやめる事がないです。子供の成長の為にも是非、オススメします。
他にもいくつか出版されておりますが、お話しの世界観が広がる徳田さんの鮮やかな色彩。美しい構図。ページをめくりながら、知らず知らずにお話しの不思議な世界に引き込まれてしまいます。 童話絵本と呼ぶのも的を得ています。溢れんばかりの黄色のこの表紙は一度観たら忘れられないと思います。 不思議な魅力溢れる一冊、長く愛読されているのも納得です。
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