雪わたり ミキハウスの絵本

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784895881111
ISBN 10 : 4895881113
フォーマット
出版社
発行年月
1991年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
方緒良 ,  
追加情報
:
26cm,1冊

ユーザーレビュー

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テレビで北川景子の「悪夢ちゃん」を見てか...

投稿日:2021/04/25 (日)

テレビで北川景子の「悪夢ちゃん」を見てからぜひ一度じっくり読んでみたいと思っていた童話です。作者が何を伝えたいのか、一般にはキツネと人間の友情の物語として受け止められていますが、視点を変えれば「口減らしのために人身御供に出された幼い兄弟の物語」と全く違った話になり、大変読みごたえがありました。

izkeiske さん | 岡山県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masa@レビューお休み中 さん

    表紙の寂しそうに満月の下に佇む。狐の子が嘘のように、物語の中では生き生きとしている。雪野原を歌いながら歩いていると、四郎とかん子は一匹の白い狐の子に出会います。はじめ、四郎は狐の紺三郎に騙されるのではないかと余人するのですが、紺三郎と話しをしている内に、そんな疑いの心も薄れていきます。そして、ふたりは別れ際に幻燈会なるものに誘われるのですが…。宮沢賢治の描く世界は、いつ読んでもどこかしら謎があり、不可思議で理解に苦しむところがあります。きっと何度読んでも、疑問が解決したりはしないんだろうな。

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    モノクロームのふわっとした絵が宮沢賢治の世界をうまく表現していると思う。最後のページの雪の野原のシーンは、白と黒を基調にした絵でで安らぎと郷愁を呼び起こす。どの絵にも漂っている静謐な感じが非常に好みだった。

  • はる さん

    優しい物語。方緒良さんの幻想的な絵が素敵です。白と黒だけで描かれた朧な世界。人は影のよう。静かな雪の夜の雰囲気が伝わってきます。そして、賢治の紡ぐ言葉のリズム。キックキック、トントントン。きっとお兄さんたちも、かつて体験したのかな。楽しい夢を見たような気分です。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。きつねの子ぁ、よめぃほしい、ほしい。」と、四郎とかん子が森に向かって叫ぶと、白いきつねの子が現れて…。■おもしろかった♪ 幻想的な雪景色、思わぬもてなし、友だちとの信頼。送り出す家族も暖かくていいなぁ。■雪国の冬の淡い光を 方緒良さんのモノクロの絵が雪明りの様に浮かび上がらせます。この本も、子供服のミキハウスが出してる宮沢賢治の素敵な絵本シリーズの1冊です。■ほわんと夢から覚めたような心地です♡

  • り こ む ん さん

    読メで雪景色を眺めてたら、読みたくなった。寒い夜、静かに読むとほっこりするな。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年、岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校卒。農学校で教鞭を執るかたわら、意欲旺盛な創作活動をする。30歳の時に農学校を退職、独居生活に入る。羅須地人協会を設立、農民講座を開く。青年たちに農業を指導したが、肺を患って病臥した。1933年、肺病により死去。生前に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い

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