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Review List of 古き良き時代 

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     2020/06/26

    1956年の録音と言うのが信じられないほどの優秀録音です。EMIファンには申し訳ありませんが、どう見てもDG・DECCAに比べると分が悪かった録音技術ですが、この作品だけは例外です。


    演奏は素人の私が言うのは失礼ですが、カラヤンのDGデジタル新録と並んでこの曲の最高の名演だと確信します。少なくとも歌手では、この録音が後年のデジタル録音を凌駕しているでしょう。

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     2020/06/22

    文句なしの名演奏・名録音です。
    演奏・録音共にメータの作品は、この頃のCDが一番充実していたと思います。聴かせどころ満載の良い意味での演出効果満点の演奏とそれに完全に応えるロスフィルの技術は特筆されるべきものがあります。
    DECCA特有の分離の良い録音も見事、また、長時間録音のカップリングもありがたいです。

    買って損のないCDです。しかも廉価版ですよ。

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     2020/06/12

    これは演奏・録音共に素晴らしいシューマン交響曲の全集です。
    メータのある意味では「大げさ」「ショーマンシップ」「スタンドプレー」(これらは決して悪い意味ではない)が存分に生かされた演奏です。
    ウイーンフィルもメータの意図を十二分に受け止めた力演です。

    DECCAらしい名録音も特筆されます。DECCAの同全集ではショルティ・ウイーンの名演がありましたが、録音の新鮮さを加味すれば、このメータ盤を第一に推したいところです。

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     2020/06/07

    素晴らしい4番です。 思い切り逞しく、力強く、「これでもか、これでもか」と迫ってくる迫力満点の演奏には、ある種の痛快さを感じます。


    「スラブ情緒がどうの、こうの」などと言った難しい、私には理解不能な評価をされる評論家の方々には、「音だけ聴いてどこまで評価できるの?」 といつも問いたくなります。


    ショルティには、元気で逞しくどんな分野でも世界NO1だったころのよき古き時代の米国のシカゴを率いたハンガリー・英国人だったと改めて思いました。

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     2020/06/07

    素晴らしい5番です。 思い切り逞しく、力強く、「これでもか、これでもか」と迫ってくる迫力満点の演奏には、ある種の痛快さを感じます。


    ショルティ・シカゴの70年代録音は、80年代録音より、主張が明確であり、最高でした。 DECCAらしい楽器の分離が明確なステレオ優秀録音も魅力でした。


    「スラブ情緒がどうの、こうの」などと言った難しい、私には理解不能な評価をされる評論家の方々には、「音だけ聴いてどこまで評価できるの?」 といつも問いたくなります。

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     2020/06/05

    ショルティらしい剛腕は、第一回録音に比べると少しマイルドになっています。録音も第一回は楽器の分離の良さにポイントがありましたが、第二回は、よりDGみたいなマストーンを意識したものになっています。
    十分、評価できるCDです。

    しかし、このCDの問題は、ジェシー・ノーマンの歌唱です。彼女のドイツ語発音は、所謂、巻き舌発音で到底、容認できるレベルにありません。ベーム・ウイーンとの2回目の第九でも同じような評価をされていました。

    私は、総じてショルティのベートーベン全集では、第一回目を上位にあげたいです。

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     2020/06/03

    無論、立派な演奏です。常に活気を失わない精力的な指揮者・当時は実力世界一を謳われた機能性抜群のオケ、楽器・声楽の分離が明瞭なDCCAの優秀録音、これだけで文句のつけようなありません。

    しかし、ショルティのベートーベンに無条件で最高評価する私はどうしても、このCDだけは★一つ減らさざるを得ませんでした。よく考えてみれば、それはベーレンスの歌唱だったかも知れません。余りに妖艶過ぎたと感じるのは小生だけではないでしょう。

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     2020/06/03

    素晴らしい名演でした。
    ピアノ・指揮ともに稀有の天才が演奏しているのが素人の私にもよくわかります。しかし、ポリーニの第一回録音(一番=ベーム・ウイーン、二番=アバド・ウイーン)と比べてしまうと、若々しさ、ぐいぐいと前進する力、説得力の点で、第一回録音をどうしても上位においてしまいたくなります。

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     2020/06/03

    この二人共演のCDが多くありますが、私は、このCDとバルトークのピアノ協奏曲が最高の名演と思います。
    クールなはずの二人が予想外に熱っぽい演奏でした。しかも、ポリーニのピアノは彼の超絶技巧にバックアップされているから空前の迫力です。
    後年の同コンビのベルリンフィル盤より晴かにすごい迫力です。


    録音もアナログ最終期ゆえ、安定度は抜群で、DGらしいホールトーン・マストーンが実に美しい。聴き方によればベルリン盤のデジタルを上回っています。

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     2020/06/02

    あくまでショルティを聴くCDと割り切れば十分に楽しく聴けます。
    クールなシフも熱演していますが、ショルティ・シカゴのド迫力に圧倒されている様子が目に浮かびます。

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     2020/05/28

    素晴らしい名演・名録音です。
    バルツアの歌唱は絶頂期でしょう。共演者・指揮者・オケ共に申し分なしでした。特に、盛り上げ方にはこれ以上は無い演出効果です。


    但し、残念ながらアバド・ベルガンサの名盤には一歩及びません。

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     2020/05/27

    アンヘレスの名唱を聴くCDですね。ステファノ、ゴッビも良かったです。
    しかし、59年のステレオ再録音がEMI(今はWARNER)から発売されており、私のような素人には、その方が聴きやすかったです。(現在、廃盤中なら残念な限りです)

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     2020/05/27

    素晴らしい名演・名録音です。
    「晩年のアラウのリスト?? 指が回るの」などと無粋なことを言う方が昔は多かったのを覚えています。とんでもない誤解です。
    万が一、技術的におかしなところがあれば、スタジオ録音の場合は、必ず、別テイクで修正されています。


    この作品には、ベルマンのようなリスト専門家と言ってもよい「芸人」が最適の演奏者だとは思います。しかし、アラウみたいに、ベートーベンもチャイコフスキーもドビュッシーも、どんな作品も聴きどころ満載の演奏をしてくれて、悪い意味ではなく「サービス精神満点」のピアニストも演奏も捨てたものではありません。


    ホロヴィッツにしてもアラウにしても本当の意味での「芸人」でした。

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     2020/05/25

    演奏・録音共に楽しく聴くことが出来ました。
    切れ味の良いリズム感を強調した録音が最高にこの曲にマッチしています。シカゴもショルティ時代を彷彿させる熱演です。


    ハルサイ、ツアラトストラ、オケコン、惑星、カルミナブラーナなどが、録音が注目される作品ですが、レヴァインのCDはみんな演奏・録音共に💮です。

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     2020/05/23

    演奏・録音ともにこのカップリングのNO1と言ってもよいのではないでしょうか。
    ショルティらしい力強く、明快で、メリハリがついた演奏にはシカゴがやはりピッタリです。特にスコットランドが名演でした。

    聴きどころを解りやすく聴かせてくれる演奏だと思います。

    録音もDECCAらしい、楽器の分離が明確なもので、DGのホールトーン・マストーンに重点を置いたものと明らかに違います。

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