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cream6600 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/14

    待ちに待ったCD化です。
    幻の2ndアルバムが先にCD化されましたが、アルバムの出来としては、この1stの方が、曲の粒も揃っているし、全体的のもポップでメロディアスでこちらの方がずっと優れております。
    2ndアルバムがCD化されたということで、この1stアルバムもすぐにCD化されると思いましたがこれがなかなか出ませんでした。
    このアルバムは捨て曲が1曲もない素晴らしいアルバムですが、その中でもお薦めはなんといっても、1曲目の”Waiting For You”です。出だしの軽快なピアノはDavid Fosterが弾いてます。Cory Wellsのソウルフルなボーカルがいかしたナンバーです。なおこの曲の作者は、あのTom Snowです。
    3曲目”You’re My Day”は、とてもファンキーでノリの良い曲です。ここでは、Jay GraydonとSteve Lukatherがギターを弾いていますが、あくまでバックに徹してます。
    4曲目”Everything’s Right For Love”は、とてもメロディアスなバラードです。
    6曲目”Starlight”では、Jay GraydonとSteve Lukatherのギターを楽しむことができます。ソロはJay Graydonが弾いてます。最高にいかしたファンキーなナンバーです。なおのこの曲の作者は、Jay Gruskaです。
    7曲目の”Throw A Little Bit Of Love My Way”もメロディがきれいなバラードで、David Fosterのピアノがとても美しいですね。
    ボーナストラックも追加されるといことですし、ホント、楽しみです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/08

    Halestormは1997年にバンド活動をスタートし、地元のペンシルバニアでは、結構知られていた存在のようで”Pennsylvania Musician”という雑誌に何度か取り上げられたとか。
    そんなことから2005年にAtlantic Recordsとサインしましたが、さらに腕を磨くため、全米ツアーを行い、そして、2009年にこの1stアルバムが発表されたようです。

    女性ヴォーカルのハードロックといえば、ゴシック・メタルが思い浮かび上がりますが、このHalestormは冒頭にも書きましたとおりメロディアスな正統派ハードロックしたアルバムですが、これが最高にいかしております。

    1曲目の”It’s Not You”はメロディアスでポップでハードなとてもカッコ良く仕上がったナンバーで、サビの部分がもう最高!といった感じです。
    Lzzyのヴォーカルもバックのプレイも素晴らしく、この1曲を聴いただけで只者ではないバンドだとということが判ります。

    2曲目の”I Get Off”はミディアム・テンポのメロディアスで盛り上がりのあるメロディアス・ハードロックしたナンバーです。
    Lzzyは歌が上手いです。

    3曲目の”Bet U Wish U Had Me Back”はギターの音がいかしたミディアム・スロウのメロディアスなパワー・バラードの最高にいかしたナンバーです。
    やはり並みの新人ではないですね。

    4曲目の”Innocence”は、これまたバックのプレイがとてもいかしたメロディアスなナンバーです。
    さすがライヴで腕を磨いただけあります。

    5曲目の”Familiar Taste Of Poison”はメロディアスなバラード・ナンバーで、抑え気味のLzzyのヴォーカルがとてもいかしてます。
    Lizzy嬢ですが、本当に歌が上手いです。

    6曲目の”I’m Not An Angel”もミディアム・テンポのメロディアスなバラード風ナンバーです。
    このナンバーもいかしてます。

    7曲目の”What Were You Expecting?”はギターのリフがハードなナンバーです。
    バックのプレイがいかしてます。

    8曲目の”Love/Hate Heartbreak”は盛り上がりのあるメロディがカッコ良いハードロックのナンバーです。

    9曲目の”Better Sorry Than Safe”はミディアム・テンポのメロディアスなナンバーで、こういったナンバーが彼らの魅力なんでしょうね。
    素晴らしい出来です。

    10曲目の”Dirty Work”もLzzyのヴォーカルとバックのプレイが光るナンバーです。

    ラストの11曲目”Nothing To Do With Love”はハードながらポップな感じの魅力的なナンバーです。

    全曲彼らのオリジナルですが、曲作りも素晴らしいと思いますね。
    ライヴで腕を磨いただけあって、プレイも素晴らしいです。
    また、Lzzy嬢も結構な美人です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/03/08

    HUMAN ZOOはドイツのバンドですが、いわゆるHelloweenを代表とするジャーマン・メタルではなく、スケール感のあるメロディアスなハードロックを演っており、これがとても素晴らしいんですね。
    この”Over The Horizon”は2007年の彼らの2ndアルバムです。
    1stの”Precious Time”がメロハー・ファンから注目されたようですが、この2ndもギター・オリエンティドの厚みのあるサウンドがとてもいかしたメロディアス・ハードロックのアルバムです。
    また、このバンドには専任のサックス・プレイヤーがバンド・メンバーにいるということが他のバンドと違った魅力を醸し出しております。

    1曲目の”Cosmopolitan Scene Part II”はアルバムのプロローグとも言えるインスト・ナンバーです。

    2曲目の”Cryin’”はギター・オリエンティドのナンバーで、とてもカッコ良いメロディアスなナンバーで、もうこの1曲でHuman Zooの虜になってしまうこと請け合いです。

    3曲目の”Over The Horizon”もミディアム・スロウのメロディアスなナンバーです。
    このバンドの魅力は、Thomas SeeburgerのヴォーカルとIngolf Englerのギターですね。
    特にIngolfのギター・プレイは最高です。

    4曲目の”Communicate”も本当にメロディアスなハードロック・ナンバーです。

    5曲目の”Want It”は出だしのベースがカッコ良い、ファンキー・タッチのメロハーです。
    さすがサックス・プレイヤーがバンドに居るだけあります。

    6曲目の”Be The One”はバックのピアノが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
    盛り上がりもありますし、結構良く出来ています。

    7曲目の”Rock Your Town”は打って変わって、結構ハードなギターのリフから始まるメロディアスハードのナンバーです。

    8曲目の”Interlude Creatures Theme I”は次の9曲目”Creatures Of The Night”の導入部で、その9曲目はカッコ良いサックス・ソロから始まるナンバーですが、これがメロディアスで最高に素晴らしく、このアルバムの一押しといったところでしょうか。
    サックス・ソロにギター・ソロ、もう最高です。
    メロディ・マニアであれば必ず気に入るナンバーだと思いますね。

    10曲目の”Hit The Rock”はハード目のギターのリフから入るロックンロールしたカッコ良いナンバーです。

    11曲目の”Lovin’ You”はアコースティカルなメロディアスなロック・ナンバーです。

    12曲目の”Endless Road”はアコースティック・ギター主体のメロディアスなバラード・ナンバーとなっております。

    ラストの13曲目”Easten Girl”は日本盤のボーナス・トラックでギターのリフがカッコ良いメロディアスハードのナンバーです。
    ギター・ソロはカッコ良いです。
    出来もボートラとは思えないくらいです。

    メロハー・ファン必聴の1枚です!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/03/08

    SwedenのAOR・ハードポップ仕掛け人Tommy DenanderのプロデュースによるプロジェクトSpin Galleryが2004年に発表した第1弾”Standing Tall”に続くアルバム”Embrace”が昨年暮れに発表されました。
    今回のプロジェクトは、ヴォーカリストのKristoffer Lagerstromとのプロジェクトで、ゲスト・ヴォーカリストとしてRobin BeckとDan Reed (ex: Dan Reed Network)の2人が参加しております。

    サウンドは、相変わらずの哀愁のハードポップで、Tommy Denanderのギター・プレイが光っているアルバムに仕上がっております。
    まあ、全体の出来としては前作の方が良いと感じますが、この”Embrace”もハードポップ・AORの作品としては、もちろん軽く平均点は超えております。

    1曲目の”Embrace”はタイトル・トラックですが、これをアルバムの1曲目に持ってくるぐらいですから、かなりの自信作なんでしょうね。
    出だしのピアノが魅力的な哀愁度抜群のメロディアスなパワー・バラード・ナンバーに仕上がっております。
    Kristoffer Lagerstromのヴォーカルもハイトーンで歌唱力はもちろん抜群ですし、Tommy DenanderのSteve Lukatherばりのギターはカッコ良いですし、言うことありませんね

    2曲目の”Stone By Stone”はTommy Denanderのカッコ良いギターのカッティングから入るウエスト・コースト風のハードポップのナンバーです。

    3曲目の”Just A Momentary Why”はRobin BeckとのデュエットによるAORしたメロディアスでポップなナンバーで、お勧めの1曲です。

    4曲目の”Brilliance Of The Drugs”は結構重た目のサウンドを持ったミディアム・スロウのナンバーですが、メロディアスです。

    5曲目の”Eyes Wide Open”はキーボードとギターの音がとてもいかしたメロディアスな産業ロックのナンバーです。
    さすがTommy Denanderといったところでしょうか。

    6曲目の”Blood In My Veins”はTommy Denanderのアコースティック・ギターとバックのヴァイオリンの音色が素晴らしいメロディアスなバラード・ナンバーです。
    Kristoffer Lagerstromのヴォーカルもしっとりと歌いあげており、堪りませんね。
    素晴らしいの一語に尽きるナンバーです。

    7曲目の”You Do The Things You Do”はDan Reedとのダブル・ヴォーカルによるキレのあるハードポップのナンバーに仕上がっております。

    8曲目の”Indulge”はメロディがとてもいかしたバラード・ナンバーで、AORファンも納得の1曲です。
    とにかく曲の出来が素晴らしいです。

    9曲目の”Without Love”はファンキーなタッチのナンバーで、Kristoffer Lagerstromのヴォーカルもソウルしております。

    10曲目の”Tic Toc”はメロディアスなポップロックしたナンバーとなっております。

    11曲目の”Everything Fades”はバックのベース、ドラムス、ギターのプレイがとてもいかしたナンバーです。

    ラストの12曲目”The End”は囁くように歌うKristoffer Lagerstromのヴォーカルがいかしたメロディアスなナンバーです。
    Tommy Denanderのギター・ソロは最高です。

    Tommy Denanderの関わるアルバムって、ホント、ほぼ全て当たりですね。

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     2010/03/08

    UK産ハードポップ・バンドSNOWBLINDの1985年のアルバム”Snowblind”。
    これがキラキラ・キーボードがふんだんにフィーチャーされた哀愁のハードポップのアルバムで、出来はかなりのもの。
    ただ、ヴォーカルがイマイチ弱く、少しばかり音程が?のところもあるのが、まあ、残念と言えば残念ですが、それを差し引いてもお釣りがくる内容となっております。

    1曲目の”Walk The Line”はそんなキラキラ・キーボードの音で幕を開けるメロディアスな哀愁のハードポップで、もうこの1曲で、メロディ・マニアはイカれてしまうことは間違いないと思いますね。
    キーボードやギターを始めバックのサウンドはとても素晴らしいです。

    2曲目の”Chasing The Dragon”も1曲目と同じくらい良く出来たメロディアスな哀愁のハードポップ・ナンバーです。
    キーボード、ギターの音はもう最高ですね。
    1曲目、2曲目ともにもう最高にいかしたナンバーで、このSnowblindの曲作りのセンス、ソングライティングはとても優れておりますね。

    3曲目の”Possession”はキラキラ・キーボードに泣きのギターが被さった前奏から始まるナンバーですが、とてもスケール感のあるメロディアスなバラード・ナンバーです。
    素晴らしいの一言に尽きますね。
    ヴォーカルの声質がどこか弱そうで、音程がたまにずれることがあり、ヴォーカリストをもっと歌の上手い人に替えれば、さらに良く聴こえるのでしょうが。

    4曲目の”Sierra”は出だしのギターのリフとキーボードがカッコ良いメロディアスでポップなな産業ロックのナンバーです。

    5曲目の”Now Is The Hour”はもう出だしのキーボードがとてもカッコ良いこれまたとてもいかした産業ロックのナンバーです。
    曲の出来はもう最高です。
    でも、ヴォーカルが弱いよなあ。あーあ、勿体ない。

    6曲目の”Losing My Place”もキラキラ・キーボードで始まるメロディアスな哀愁のハードポップ・ナンバーです。
    もうバックのプレイは最高です(これ以上の表現が見つかりません)。
    それにしてもこの演奏にこのヴォーカルでは、ちょっとかわいそうです。
    それほど下手という訳じゃないのですが。

    7曲目の”Hold On”もメロディアスで非常によく出来た産業ロックのナンバーです。
    とにかく曲と演奏はとても素晴らしいです。

    8曲目の”Possession (Reprise)”は、キーボードをピアノに替えてのインスト・ナンバーとなっておりますが、これがもう圧巻の一言です。
    華麗なピアノと泣きのギターは、素晴らし過ぎて涙が出そうです。

    9曲目以降は、CD化に伴うBBCセッションのボーナス・トラックです。
    9曲目に”Hold On”、10曲目に”Chasing The Dragon”、11曲目に”Losing My Place”そしてラストの12曲目に”Walk The Line”が収められております。

    全曲捨て曲が1曲も無い強力な1枚で、哀愁のハードポップ・ファンには堪らない1枚です。

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     2010/03/08

    ブリティッシュ・メロディアス・ハードロック・バンドFMのヴォーカリストSteve OverlandのプロジェクトOverlandの2008年の”Break Away”に続く2009年の第2弾”Diamond Dealer”。
    また、このSteve Overlandは別プロジェクトとしてShadowmanを結成しておりますが、こちらでも”LAND OF THE LIVING”、”DIFFERENT ANGLES”、”GHOST IN THE MIRROR”の3枚ものアルバムを発表しております。
    さらにFMとして久しぶりとなるスタジオ・アルバム”METROPOLIS”が発表されるアナウンスも入っております。
    Steve Overlandは、過去には、Wildlife、The Ladderなど何れもメロディアスなハードポップ系のバンドのヴォーカリストとして、既に30年近く音楽活動を行っております。

    この”Diamond Dealer”も”Break Away”や他のプロジェクトのアルバムにも増して、出来はすこぶる良く、キャッチーでフックに満ちたメロディアスなハードポップ・アルバムに仕上がっており、さすがという感じです。

    1曲目の”Train, Train”からその出来は素晴らしく、キャッチーでメロディアスなナンバーで、情感豊かに歌うSteve Overlandのヴォーカルが最高にいかしたナンバーとなっております。
    脇を固めるTor Talle (G, Keys)、Martin Kronlund (G)、Henrik Thomsen (B)、Imre Daun (Ds)の演奏も素晴らしいです。
    もうこの1曲でノック・アウトされること、間違いなしです。

    2曲目の”You Lift Me Up”はエッジの効いたギターがカッコ良いポップでキレのあるハードポップのナンバーです。
    お勧めです。

    3曲目の”Where Is The Love”はキラキラ・キーボードから入るキャッチーかつメロディアスなハードポップ・ナンバーで、Steve Overlandの良さが表に出たとても良く出来たナンバーです。

    4曲目の”Brave New World”はタブラ風のパーカッションがフィーチャーされたミディアム・スロウのバラード・ナンバーで、どこか異国情緒を感じさせるナンバーとなっております。

    5曲目の”Roll Back The Years”は出だしのギターのカッティングとソロがとてもカッコ良いメロディアスなナンバーです。
    バックのプレイもかなり良いですね。

    6曲目の”City Of Dreams”はモダンな感じのプレイがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
    ギターを始めバックのプレイがとてもいかしてます。
    これもお勧めのナンバーですね。

    7曲目の”I’m Still Breathing”もアレンジがいかしたメロディアスなナンバーで、なんかセンスの良さを感じさせてくれています。

    8曲目の”Rise”はメロディアスなほぼAORしたナンバーです。
    バックのキーボード、ギター、ベース、ドラムスどれをとっても素晴らしいですね。
    もちろん、Steve Overlandのヴォーカルも。

    9曲目の”Hearts Don’t Lie”はタイトルから連想されるとおりのメロディアスなバラード・ナンバーです。
    このナンバーでもSteve Overlandは情感豊かに歌い上げております。

    10曲目の”After The Storm”はギター・オリエンティドのメロディアスな最高にいかしたハードポップ・ナンバーに仕上がっております。
    さすが、Steve Overlandですね。

    11曲目の”Bring Me Water”はギターのリフがカッコ良いロックンロール・タイプのナンバーです。
    このナンバーもバックのプレイはとてもいかしてます。

    ラストの12曲目”Coming Home”はバックのピアノ・プレイがとても美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
    曲の出来は素晴らしいですし、Steve Overlandのヴォーカルもバックのプレイも最高で、メロディ・マニア納得の1曲です。

    本当に安心して聴いていられるアルバムです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/03/08

    Massimo BozziとFabrizio Ugoliniによるイタリア産AORデュオFab Boxの2009年に1stアルバム。
    彼らのオフィシャル・サイトを覗くと、2人の音楽キャリアは10年ぐらい前から遡るようです。
    Massimoは、1989年に1stソロ・アルバム”Il tempo non si ferma più”を発表してますし、FabrizioはRevengeやBrandoというバンドのリード・ヴォーカリストとして活躍していたとのこと。
    また、彼ら二人は既知の関係にあったようで、二人で曲作りも行っていたようで、Joseph WilliamsやDanny Vaughnなどの曲の提供もしております。

    で、このアルバムですが、何の予備知識も無く聴けば、AORファンから最近注目を集めている北欧ミュージシャンによるウエスト・コーストしたAORアルバムだと思うでしょうね。
    キャッチーでフックのあるサウンドはとても気持ち良く、まさかイタリア産のAORだとは思わないと思います。

    1曲目の”Tell Her I’m Alright”はメロディの出来が素晴らしく、ポップでメロディアスでとても耳に馴染むサウンドが堪らないです。
    ヒット性抜群のナンバーで、AORファンであれば必ずや気に入ると思いますね。
    もう、この1曲だけで、Fab Boxの良さが判るというものです。

    2曲目の”Nobody Tonight”も伸びのあるギターの音が素敵なメロディアスなナンバーですね。
    このままのサウンドでも十分魅力的なナンバーですが、ドラムスが打ち込みですが、これが生の音だったら、さらに良くなると思います(まあ、アルバム全体に言えることだと思いますが)。

    3曲目の”Inside”はこれまたメロディアスで良く出来たバラード・ナンバーです。
    ホント、曲の出来は素晴らしいです。

    4曲目の”The Key”ウエスト・コーストの香りがするポップで、コーラスが素敵なメロディアスなナンバーです。
    Massimo BozziとFabrizio Ugoliniのそれぞれがヴォーカルを分け合っておりますが、どちらも歌が上手く、声質もとても聴き易いです。

    5曲目の”A Matter Of Time”はアコースティカルでメロディアスなバラード・ナンバーですが、これがとても素晴らしい出来なんですね。
    もう最高のAORナンバーで、デュオ(デュエット)を最大限生かした曲となっております。

    6曲目の”Let Me Try”もアコースティカルなナンバーですが、アプローチとしてはアメリカン・ロックっぽい感じのナンバーです。
    コーラスがカッコ良いナンバーです。

    7曲目の”Together”はウエスト・コースト・ロックしたメロディアスなAORナンバーで、清々しさを堪能出来ます。
    お勧めのナンバーですね。

    8曲目の”I Still Believe”もメロディアスなバラード風のナンバーです。

    9曲目の”Reason Of The Heart”もメロディアスなAORナンバーで、曲の出来が素晴らしいですし、彼らのヴォーカルとコーラスそしてギター・プレイがとてもいかしてます。
    このナンバー、結構好きです。

    10曲目の”Call My Name”もメロディアスで良く出来たAORナンバーです。

    11曲目の”You Are The One”もアコースティカルな美メロのバラード・ナンバーです。

    12曲目の”Always”もウエスト・コースト風のポップでメロディアスなナンバーで、お勧めですね。

    ラストの13曲目”Yesterday”はこれまたアコースティカルなメロディアスなバラード風のナンバーです。

    このFab Boxの魅力は、何といっても彼らの作る曲と二人のヴォーカルです。
    とにかく二人とも歌は上手いです。
    ギターとキーボードは生の楽器を使っておりますが、リズムが打ち込みなのが残念と言えば残念ですが、曲の出来がそれを打ち消してくれております。
    でも、欲を言えば、全ての楽器が生だったらなあ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/08

    映画「Rocky IV」で使われたナンバー”No Easy Way Out”と同じく映画「Cobra」に使われたナンバー”Angel Of The City”の2曲が収録されたRobert Tepperの1986年の1stアルバム”No Easy Way Out”が昨年暮(といっても店頭には今年に入ってから)にリ・イッシューされました。
    Robert Tepperのアルバムは、この1st以外に1988年に2ndアルバム”Modern Madness”、1996年に3rdアルバム”No Rest For The Wounded Heart”と3枚のアルバムを発表しておりますが、1996年にMTM Musicから発表された3rdでさえ、今はレア化しておりますが、1st、2ndはそれ以上に入手が困難なアルバムでした。
    私は、2ndアルバムのみCDを所有しておりまして、今回の1stのリ・イッシューには、飛び上るほど喜んだクチです。
    何故って、出来はこの1stの方が良いからです。
    全体的に、Tim Feehan(声質もスタイルも違いますが)などのハード目のAOR、あるいはSurvivor辺りの産業ロック・スタイルのアルバムで、この手のサウンドが好きな私にとって、とても満足する内容となっております。

    さすがに「Rocky IV」に使われた1曲目”No Easy Way Out”は、”Eye Of The Tiger”や”Burning Heart”に通ずるメロディアスな産業ロック・ナンバーで、バックのキーボードの音は、もう最高です。
    キーボードはAlan Pasqua、ギターにDann Huff(但し、ギター・ソロはGuy Marshall)、バッキング・ヴォーカルに、Tom Kelly、Tommy Funderburkといった豪華な布陣ですので、悪いわけがないです。

    「Cobra」に使われた2曲目”Angel Of The City”もバックのドラムスが曲全体をタイトにしており、これまた、メロディアスな産業ロックしたナンバーとなっております。
    このナンバーでもAlan Pasqua、Dann Huff(このナンバーでは、とてもカッコ良いギター・ソロを披露しております)に加え、Kim Bullardもキーボードで参加しております。

    3曲目の”Don’t Walk Away”もAlan Pasquaのキーボードがカッコ良いハードポップのナンバーですが、それと同じくらいPhil Kenzieの短いながらファンキーなサックス・ソロもカッコ良いです。

    4曲目の”Your Love Hurts”はタイトルから連想されるとおりのメロディアスなバラード・ナンバーです。
    メロディもいかしておりますし、盛り上がりも抜群のナンバーで、バックの女性ヴォーカル・ソロが最高です。
    どことなく、Nazarethの”Love Hurts”に雰囲気が似ております。

    5曲目の”Restless World”はDann Huffのギター・プレイがいかしたポップロックしたナンバーです。

    6曲目の”Hopeless Romantic”もギター・オリエンティドのハードポップ・ナンバーです。
    なお、このナンバーには、Van Stephensonもバッキング・ヴォーカルで参加しております。

    7曲目の”Soul Survivor”はポップでメロディがいかしたナンバーで、1曲目に匹敵するくらい良く出来たナンバーです。
    ここでもDann Huffのギター・ソロは最高です。

    8曲目の”If That’s What You Call Lovin’”もAlan Pasquaのピアノの音色がとてもいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
    ピアノだけじゃなく、ドラムスやベース、そしてDann Huffのギター、どれをとっても素晴らしいです。

    ラストの9曲目の”Domination”もバックのドラムスのビートがとてもいかしたタイトな感じの産業ロック・ナンバーです。

    全体的には、Robert Tepperのヴォーカルも良いですし、Dann Huffのギターや、Alan Pasquaのキーボードも素晴らしいですが、全曲でドラムを叩いているMyron Grombacherというドラマーの存在感がとても大きいと思います。

    少しハード目のAORや産業ロックのファンは間違いなく気に入ると思いますね。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/12/12

    このアルバムが発表されたのは1978年ですので、LARRY CARLTONの「夜の彷徨」と同じ頃です。
    いわゆる当時は、クロスオヴァーというジャンルにLARRY CARLTONは分類されておりましたが、このPETE CARRもアプローチの方法はLARRYと同じです。
    このアルバムは、ラスト・ナンバーの7曲目のBob Dylanの名曲でEric Claptonのカヴァーでも有名な”Knockin’ On Heaven’s Door”を除きインスト中心のアルバムとなっております。

    とにかく、最高の1枚で、LARRYの”(It Was) Only Yesterday”を彷彿させる、いや、それ以上いかしたバラード・ナンバーの”Someday We Will”を1曲目に持ってくるセンスは抜群で、良く伸びるトーンと美しいフレージングはもう堪りません状態です。ギター・インスト物のバラードの中でも最高の部類に入るのは間違い無しです。このPETE CARRのような美しいフレーズを奏でることが出来るのは、最近、2ndソロを出したMICHAEL THOMPSONぐらいしかいないかも。本当に、シビレル1曲です。
    2曲目のタイトル・ナンバー”Multiple Flash”は、バックのキーボードがカッコ良いクロスオヴァーしたナンバーです。PETEのギターも結構弾いていて、最高のナンバーです。
    3曲目の”Take Away The Wheels”は、とてもファンキーなナンバーです。ここでもPETEの流れるようなギターソロは最高にカッコ良いです。また、バックのサックスとの絡みが聴きものです。
    4曲目の”Rings Of Saturn”はLARRYにも劣るということが全く無いクロスオヴァーしたインストルメンタル・ナンバーで言うことありません。
    5曲目の”Canadian Sunset”はゆったりした感じのナンバーで、タイトルの「カナダの夕日」を想像させる壮大感のあるナンバーに仕上がっております。
    6曲目の”The Southern Cross”は出だしはスローで、その後はテンポがアップしますが、再び伸びやかなPETEのギターを聴けるナンバーです。
    ラストナンバーの7曲目”Knockin’ On Heaven’s Door”は9分強のナンバーですが、PETEのギターと彼のヴォーカルを十分堪能できます。歌はそれほどでもありませんが、ギター・ソロは圧巻です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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