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トップ > My ページ > 虎姫 さんのレビュー一覧
検索結果:3件中1件から3件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/06/17
ヴァレリー・アファナシェフによるブラームス晩年のピアノ曲である。 彼らしい深い精神性が感じられるすばらしい演奏である。というよりはブラームスの晩年の悲哀の全てを表現しうるのはヴァレリー・アファナシェフしかいないとさえ思わせる。秋、アファナシェフの好きな日本庭園でモミジの葉が裏表を見せながら散りゆく様を眺めながらこの演奏を聞けば人生の深淵を覗くことさえできそうである。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/06/15
小林研一郎指揮のハンガリー国立交響楽団によるブラームスの交響曲集であるが、オーソドックスで重厚な演奏に驚いた。いや、小林研一郎の本質はここにあるのかも知れない。ハンガリーはリスト、バルトーク、コダーイといった著名な作曲家を生んだクラシック音楽の歴史を考える上では欠くことのできない重要な国の一つである。ウィーンフィルやチェコフィルが近くにあることから、我が国ではハンガリー国立交響楽団の評価がそれほどでも無いようだが、このブラームスの交響曲集を聞くと重厚で格調高く、緊張感のある演奏は心の奥底からの感動を与えてくれる。これは小林研一郎のブラームスに対する深い尊敬の念が隅々にまで宿っているからでもあろう。感動した。
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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/02/08
「小澤征爾の芸術」を聞いていると、小澤征爾がサンフランシスコ交響楽団を皮切りに、その後29年間に亘ってボストン交響楽団を指揮し、タングルウッドで若手を育成し、サイトウ・キネン・オーケストラを創始するなど、世界の小澤として活躍し、ウィーンフィルやベルリンフィルでも高く評価されてきたことの意味が、深いところから全身を揺するように伝わってくる。私どもはややもすると日本人だからドイツ音楽を心底で理解していない、フランス音楽の指揮は下手だと評価しがちで、私自身もそのような偏見をいだいたことがあるが、このBoxは小沢征爾が突き抜けた世界のマエストロであることを雄弁に物語っている。すばらしいマエストロを持ったことを誇りに思う。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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