【中古:盤質A】 交響曲全集 ルドルフ・バルシャイ&ケルン放送交響楽団(11CD)
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silver | 東京都 | 不明 | 2010年10月16日
ショスタコは近所迷惑になるので、いつもヘッドホンで聴いているのだが、この全集で凄いのは7と13番!もうCDが擦り切れるほど(笑)愛聴しております。7番、レニングラードの戦場が目の前に!ヘッドホンだとよく判るのだが、戦車隊の上空でメッサーシュミットがブンブンと、いやらしいハエみたく飛び回ってるんだよね。この音の立体感といったら!バルシャイ、ただ者じゃない。 ナチの電撃作戦怖すぎ!この曲のナンバー1ディスクはこれだーっ!13番も剛演だ。筋肉系ショスタコ。ハイティンクのような悲壮感はなく、逞しい皮肉たっぷりの男声陣は聴き物ですよ。8-10番もいいですよ。レビューであれこれ言われ、確かに出来不出来のある全集だけど、買っておいて損はない。バルシャイの解釈をどう聴くかは人それぞれなのだから。だけど11番の演奏だけは好きになれないんだよな・・・重くて。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風とライオン | ZIMBABWE | 不明 | 2017年12月21日
全ての曲でベストというわけではないが、全部の交響曲でこれだけハイレベルの粒ぞろいの演奏という全集は他にない。最初出た頃ほど圧倒的な安さではないが今でも廉価盤ではあるし、録音もいいし文句なし。全集はこれを買って物足りない曲だけ他を探せばいいと思う。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プリン | 奈良県 | 不明 | 2017年09月29日
大変モダンないい演奏だった。声部バランス、音力の調節がみごとで、曲の構造が明瞭である。第5番など他の演奏であるとロマン的な音楽に聞こえるが、ずいぶんモダンな音楽に聞こえる。10番11番などフォルテシモを適度な音量で聞くとPPの部分がほとんど聞こえない演奏がおおいが、この演奏はそうしたことがない。録音も音場の広がり、分離、明晰さがあっていいろくおんだと思う。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2010年09月13日
誰にでも受け入れてもらえる音楽ばかりを書いたわけでない。本当に今からは想像もできないくらい歪な世の中だった。4番は難しい。この作品は音楽にならない部分の表出が、一番大切だというのは解る。しかし残念ながら時代は変わってしまった。バルシャイは、よりピュアに音楽的な部分が光り輝くように、もう時代遅れになった思念を、澱のようなベースとして隠蔽した。ソ連邦が消えうせ、主義思想とまったく無縁となった21世紀においても、そうした思念が齎したものをエッセンスとして活かせたのは、やはり師に対する深い愛情と畏敬の念なのだろう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mari夫 | 東京都 | 不明 | 2017年06月08日
諸氏のレビュー(この欄ばかりでなく)を拝見すると、どの曲を良しとするかに随分ばらつきがある。11番と12番とかを全部聞き比べているようなコアなファン(私は違います)がいるかと思うと、ベートーヴェンとかブラームスは当然、マーラーとかに比べても、一般的には各自のもっているイメージにばらつきがあるということではないか?基本的に充実した全集であることに異議はないが、私的に関心したのは、先ず14番。初演盤の方が凄いらしいが、これでも十分肺腑をえぐるような演奏だ。他には4、6、11、13番とかかなぁ。ムラヴィンスキーのような叙事詩的な大きさはないので、そうしたイメージを求めると多少物足らなさが残るかもしれないが(5番とか10番とか)、どれも彫りの深い名演。少々もの足らないのはオケの色彩感の分離ちうかメリハリ感が今ひとつであることかなぁ。録音のせいかもしれないけど、ケルンのオケは昔のクレンペラーとかミトロプーロスとかが振っていた頃はもうちょっとうまかったような気がしていたのだが‥‥3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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弾けない評価人 | 神奈川 | 不明 | 2008年11月09日
みなさんと同じように4がとてもすばらしい、音楽と楽器2つとも無縁だった私が、ふと立ち寄ったレコードショップでマーラ買ってしまった時と違い、本で調べて購入した2個目がこれだった。ちゃんと書いている人は書いてくれている、と実感した一枚、後で弾けとか言わないですよね3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ムステイン大佐 | MEGADETH | 不明 | 2005年11月10日
正にスラッシュ・メタルだ!。弦のリフがザクザクと斬り込み、管は雄叫びをあげ、ドラムは全てを破壊する。バルシャイは脳天ぶち切れの一歩寸前を疾走する。録音の良さも相まって素晴らしい全集が完成した。製作者には失礼千万な価格設定も、買う側としては嬉しい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2013年02月03日
90年代中頃の録音でソヴィエト時代に録音されたコンドラシンやロジェストヴェンスキイとは違う新時代のショスタコーヴィチ像が感じられる。 透明感のある音質で全体的にスマートな演奏。個人的にはもっと゛どぎつさ゛というか゛はったり゛が欲しいところだ。 なかでも交響曲第7・9・15番は名演だ。 第7番の第三楽章をこれほど甘美に響かせた指揮者は他にいないだろう。 打楽器の細かい動きもクリアにしっかり録音されている。 第8番も中々だ。 バルシャイの指揮もそうだが、オーケストラのメンバーたちのセンスがいいように思う。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TKOクラシック | 神奈川県 | 不明 | 2012年12月23日
ブリリアントのコストパフォーマンスを知らしめた当ボックス、発売時はセンセーショナルでした。ブルックナーやマーラーのようにブームもなく、20世紀最大のシンフォニストなのに今ひとつ演奏数も少なく、録音も特定の指揮者に限られ、ショスタコマニアとしては寂しいところです。皆様のレビューを拝見しますと、なるほどと参考になります。かつては、ムラヴィン、コンドラシン、スヴェトラ、ロストロ、ロジェヴェン、バーンスタインあたりのものが代表的でしたが、このところゲルギエフ、ヤンソンスと多くの録音が登場し楽しんでいます。ソ連系のものは、御大ムラヴィンの影響下にありながらも個性をそれぞれ出している感じです。バーンスタインはおいといて、ハイティンクやインバルのようなおとなしめのスタイルもありますが、バルシャイは、ソ連系とはことなり、バルシャイなりにショスタコをよみなおしたという感じがします。迫力がかけ、物足りない感じもしますが、室内楽のようにショスタコの意図したアンサンブルが見えてくるような気がします。上手くいえませんが、ベルグルントのシベリウスのように静的に冷静に演奏している感じです。ショスタコ・ソ連軍と違う発見があるような気がします。まだまだ研究の余地がショスタコにはありますね、マーラーのようにのように多くの指揮者が手を出すと面白いと思いますが、そうならないのはなぜでしょうか。政治的に翻弄されたショスタコですが、曲のタイトルとは異なり、音楽は意図的ではなく、意外と純粋なものだったのかもしれません。バルシャイの演奏を聴くと、そんな感じを受けます。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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四誌駄日出和 | 等級無目的ホール | 不明 | 2007年12月29日
某投稿者さんは、本当に某巨大掲示板群をご覧になったとは思えない。某ショスタコスレでも「コンドラシン以外認めない」とはどこにも書いていないし、当盤に関しても比較的好意的な記述がテンプレとして記載されている。コンドラシン盤はタコ信者にはバイブル的存在だが、音質が古いので、「ロシア的な味付けを踏まえた、折衷派の演奏」の代表格のバルシャイ盤の存在価値は大きい。パワーには欠けるものの、独特の美しさを感じさせる良演が揃っている。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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九郎田京一 | オーチャードホール | 不明 | 2007年12月12日
「ショスタコの全集はコンドラシンしか認めない!」とか宣う某巨大掲示板群の某ショスタコスレ住人以外の人ならば、素直に感動できる名演奏の数々がこの箱の中に詰まっています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あやぽんさん | 東京 | 不明 | 2007年01月14日
ムラヴィンスキーとはまた違うショスタコの世界が広がっています。新たな世界を教えてもらいました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ショス8マニア | 明石市 | 不明 | 2007年01月06日
追体験的なコンドラシン盤を聴くとドキドキし、ハイティンク盤を聴くとオケの音色美と機能美にウットリする。そして、このバルシャイ盤を聴くと、ただただ「う〜ん・・・」と唸ってしまうのだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カメトミー | 茨城県 守谷市 | 不明 | 2006年06月30日
バルシャイのショスタコーヴィチは素晴らしい!。ロシア的な泥臭さを残しながらも、その表現は洗練されており、さらに、ショスタコ独特のアイロニーと閃きが加わっている。 これぞ理想的なショスタコーヴィチといえよう。録音も優秀であり価格も激安。全集としては、ヤンソンスの新盤と並んで、真っ先に聴くべきCDであろう。 さすがバルシャイ!。お見事としか言いようがない!。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 船橋市 | 不明 | 2006年03月27日
旧ソ連を代表するヴィオラ弾き、そしてモスクワ室内管を立ち上げ育てたオーケストラビルダーだけに、弦のアンサンブルでは手慣れた采配を見せる。弦パートが見事に交通整理されたことで、とても見通しのよい演奏となっている。特段、あおり立てることなく、しかし、音楽自体が持っている推進力は、最大限に活かされている。克明な音楽構築により、スコアが露わなものとなり、ショスタコの憤怒や悲哀、そして激情を的確に伝えている。バルシャイ一世一代の大仕事。ショスタコも良い弟子を持ったものだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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