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マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質A】 歌曲集 トーマス・ハンプソン、レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィル

【中古:盤質A】 歌曲集 トーマス・ハンプソン、レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィル

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月07日

    バーンスタインは、マーラー演奏史上最高の指揮者であったと考えるが、生涯に、ビデオ作品も含め、三度にわたって、主要な歌曲集を含めた交響曲全集を完成させた。もちろん、それには一部語弊があり、三度目の全集については、ついに交響曲第8番、第10番、「大地の歌」を録音することができずに世を去ってしまい、過去の録音で補填せざるを得ない事態に陥ったのは、実に残念なことであったと言える。いずれの全集も、バーンスタイン=マーラー指揮者という名に恥じない素晴らしい名演であると言えるが、やはり、最も優れているのは、最後の全集と言えるのではなかろうか。当該全集の諸曲の録音時には、併行して、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、シベリウスの交響曲などで、大仰なテンポ設定を駆使した駄演を悉く行っていたにもかかわらず、マーラーでは、同様に大仰とも言えるゆったりとしたテンポをとっているにもかかわらず、いささかもそのような演奏には陥らず、むしろ、そうした大仰なテンポが真実のように聴こえるのが素晴らしい。これは、バーンスタインがマーラーの本質を鷲掴みにしていることの証左であり、バーンスタインが正にマーラーの化身となっているとも言える。本盤の3つの歌曲集は、当該全集の中でも、最も後年の録音、特に、さすらう若人の歌とリュッケルトの詩による5つの歌曲は、バーンスタインの死の年の録音であり、健康を害している中での思い入れたっぷりの、そして命がけの演奏は、我々聞き手の肺腑を打つのに十分な深い感動を与えてくれる。ハンプソンも、そうしたマーラーの化身と化したバーンスタインの下、最高のパフォーマンスを示していると言える。

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