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ブルックナー (1824-1896)

DVD 交響曲第8番 ヨッフム&バンベルク響(1982)

交響曲第8番 ヨッフム&バンベルク響(1982)

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年01月15日

    晩年の成熟し達観したヨッフムと、この頃は、古色蒼然、ドイツ、チェコの伝統の音を持っていたバンベルグ響との渾身、信頼と愛情、信仰、ユーモア、いとおしい、交響曲史上最高峰の曲の劇演。祈りと人間の業の作品を、こうして、見聴く事が出来るのは、有難い。素晴らしき、感動の記録。日本で、晩年のヨッフムが、神々しい、ブルックナーの宝と言っていい貴重な情念の音楽、映像を、披露してくれたのは、何物にも代え難い。Altus は、良質、崇高な演奏記録を出してくれて、称賛に値する。

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    ポテトチップス  |  北海道  |  不明  |  2010年09月19日

    有名なACOとの7番と良く比較されるが、全く傾向が違う演奏。NHKホールという暴力的なまでに大きなホールに対応するため、驚くほどの轟音演奏になっている。ヨッフムの録音では考えられないような大爆演。ヨッフムほどの指揮者ならホールにあわせて音出しを調節してくるのは当然といえば当然の話。そこがわからないと、ヨッフムという物語から期待するものと異なる音楽を聴くことになる。先入観は怖い。この演奏はヨッフム仰天の爆演。しかも間違いなく素晴らしい演奏。

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    リスナー  |  湯の里  |  不明  |  2007年12月18日

    当時のバンベルク響には中間色豊かな薫んだ木版画のような伝統的なドイツのオケの音が残っていた。80年代前半、ヨッフムとバンベルクのコンビはRCAを中心に貴重極まる名演を残しており、全てが文化的資料としてもかけがえのない価値を持つ。その極めつけが日本公演のブルックナーで、この演奏があったからこそ1986年の別の次元での奇跡のコンサートが実現したと聞いている。解析型ではない、現代のオケとは全く違う響きのブレンドを、ドイツのオケの音色で聞ける最後のブルックナー。忘れられつつある哲学の貴重な記録だろう。

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  • ★★★★★ 

    no music,no life  |  奈良県  |  不明  |  2005年02月10日

    ヨッフムのブルックナ−は重苦しくならず神経質すぎず、どこか明るく救いと至福がある。天国へ突き抜けるかのような、また神の警鐘のような圭角のある開放的な金管のサウンド、心を感じ切り人の温かさや心の震え、祈りをせつなに伝え時には熱い血潮とも変幻する高弦、大地の鼓動のようでなお十分動的でエネルギ−のある低弦、静寂、孤独を告げまた大自然を吹き抜けるそよ風のように清澄で透明感のある木管、決然と容赦なく撃ち込まれるティンパ二、何れも心を打たずには置かない。彼のブルックナ−は「人間」と「神」とが濃密に関係しあった劇的な音楽だ

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    no music,no life  |  奈良県  |  不明  |  2005年02月10日

    CDより絶対DVDを見たほうがいい。ヨッフムは晩年になってますます気力が充実しており、心地よい緊張が演奏を支配し楽団員たちの表情からも敬愛の念が滲み出ている。楽団員の心をグッと鷲づかみにし巧みにドライブしながら決め所でバシバシと決める名人芸、その時の濃厚かつ充実し切った響き、表情、音楽!ヨッフムがいかに愛しこの曲に何を感じ表現したかったのかがひしひしと伝わってくる。

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