【中古:盤質AB】 Der Ring Des Nibelungen: Karajan / Bpo
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コッペリウス | さいたま市 | 不明 | 2008年12月26日
オーケストラ演奏の充実ぶりだけなら最高の一組である。響きの充実と演奏の質の高さは、さすがにカラヤンでありBPOである。しかし、ショルティ盤やベーム盤から見るといかにも歌手陣が小粒である。ショルティ盤とは違った「指輪像」を確立したかったのだろうが、もう一息及ばなかった気がする。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KM | Hakata | 不明 | 2008年09月03日
ショルティ、ベーム盤に比し、後だしじゃんけん的な、よさがある。ショルティとベームは、本当に自分のいいたかったことを、いえたのか疑問。それに対し、このカラヤン盤は、指揮者が自分の世界に入り込んでいる分、上記の疑問が生じないのがよい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蟹缶 | 長万部 | 不明 | 2008年08月02日
カラヤン流のリリックなワーグナーとしてオーケストラは非常に立派だと思う。ただし当時は優秀なワーグナー歌手が底をついていた時代であって、カラヤン美学を表現出来る歌手が居なかったし、いてもショルティ盤に起用されてしまっていた。それゆえジークムントにもジョン・ヴィッカースのような雑なテノールしかあつらえることが出来なかったのは残念。ただし「ジークフリート」についてはジェス・トーマスは(録音で聞く限り)立派だし、他の歌手も優秀である。これのみ「最高」としたい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いやみなぶらいあん | 世田谷区 | 不明 | 2006年12月27日
古い話しになって恐縮だが、Gunslinger氏の16時間も我慢して・・・云々のくだり、いや、少なからずいらっしゃるのだろう。たぶん想像だが、聴こえない音の向こう側を少ない情報から、再創造という行為を聴覚的というよりも音楽的、精神的に行っておられるのだ、と。また、あえて現実を限られた情報世界に限定し、そのなかにこそ遠大なカオスからのワーグナーの精霊の蘇生を見ておられたのかもしれない。カラヤンは、極めて現実的、技術的、私的、そして純音楽的なアプローチで、誰もがなし得ない独自の世界を開陳させた手腕にはかつ目せざるを得ない。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年02月10日
DECCAのショルティ・ウイーン盤の向こうを張ってDGが切り札のカラヤン・ベルリンを起用した指輪だと学生時代に皆で話題にしていました。 (カラヤンファンには申し訳ありませんが)当時は、まだ超一流扱いではなかったショルティですが、録音・歌手など総合点で、カラヤン盤はショルティ盤に一歩譲ると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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伊東洋輔 | 神奈川 | 不明 | 2006年05月19日
この当時、つまり「帝王」であった時分のカラヤンの録音ということをアタマに入れて聴いてみて・・驚いた。彼の手腕ならもっとスケールの大きい、気宇壮大な演奏も出来た筈なのに敢えてそれを封印、徹頭徹尾精緻に、一切のケレン味も感じさせず(無論カラヤンにしては、だが)、音を紡いでいく。ショルティ盤のアンチテーゼという意味合いもあるのだろうが、これほど細部まで練り上げられた指環を私は知らない。特に「ジークフリート」は絶品。ただ「神々の黄昏」はもっとパワーを全開にしても良かったのでは。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Gunslinger | 大阪府 | 不明 | 2002年05月18日
ショルティ、ベーム、フルトベングラー/スカラ座、クナッパーツブッシュ/バイロイト1958を持っており、バイロイトのライブでショルティ、レヴァイン、バレンボイムを聴いておりますが、最もゲルマンを感じるのがこの演奏です。緩やかにしかし高いテンションを維持したまま、多くの演奏とは異なる透明で重心の低い音楽が流れていきます。指輪を聴くなら、カラヤンかショルティでしょう。ところで本当に16時間も我慢して音響全体が掴みにくいフルトベングラーやクナッパーツブッシュを繰り返し聴いている方が居られるのでしょうか。私には、両者1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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