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サン=サーンス (1835-1921)

CD ピアノ協奏曲第5番『エジプト風』、第2番、練習曲集、他 ベルトラン・シャマユ、エマヌエル・クリヴィヌ&フランス国立管弦楽団

ピアノ協奏曲第5番『エジプト風』、第2番、練習曲集、他 ベルトラン・シャマユ、エマヌエル・クリヴィヌ&フランス国立管弦楽団

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    まるくる  |  東京都  |  不明  |  2021年03月08日

    シャマユのピアノは繊細さと強靭さが絶妙な割合で同居している。ここぞというときのテクニックは目が覚めるようだし、遠くから聞こえてくるようなピアニシモのデリケートさもこの上ない。何か瑞々しい音の流れに身を任せることが、音楽と聴くことの元々の喜びであったことを思いおこさせる稀有な演奏だ。筆者は、サンサーンスのピアノ協奏曲には詳しい訳ではなく、他の演奏との比較はできないが、この演奏を聴きながら、どちらかというと軽んじられる傾向にあるサンサーンスのピアノ協奏曲が、ショパンやリストの亜流でもなく、時代から取り残されたフランスロマン主義の懐古調でもなく、音自体の持つ勢いの迸りを一筆書きのように書き留めたところにサンサーンス独自の魅力と確固たる存在意義があると改めて感じた。それから、クリヴィヌとフランス国立管が、その響きといいソロとのバランスを際立たせる遠近感といい絶妙であり、このディスクを栄えあるものにしている(それにしてもクリヴィヌがフランス国立管と残したディスクが少ないのは本当に残念。今であれば、フランス国立管のHPで幾つもの名演を視聴できるのが僅かな救いか)。

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