オルガン作品全集 マリー=クレール・アラン(1959〜1967)(15CD)
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Verdi | 神奈川県 | 不明 | 2021年02月27日
バッハのオルガン全曲集を3回も録音しているというとんでもないお人、マリー=クレール・アラン。これはその内の最初の録音だけれど、今となって聞くと、というのはつまりこの3つの録音いずれも聴ける立場で考えると、やはり新しい方がいいかな、となってしまうのはやむを得ない。オルガンという楽器はやはり録音としては再生面でもかなり厳しいところはあって、どのように聞くのか、という問題もあり、いろいろ考えると、やはり後年の二つのいずれかがいいようには思う。そのうちどちらか、というのはまた別の話ではあるけれど。そして勿論この録音自体も良いのではあるけれど。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アイル | 滋賀県 | 不明 | 2020年06月12日
少し古い録音ですが、期待通りの素晴らしい演奏。明るく端正で堂々として自信に満ちているように思います。この後、2度もバッハの全集を製作していますが、解釈に大きな違いがあるようには思えません。アランの演奏というのは既に若い時にはほぼ確立されていて、その後のアランの興味はもっぱら楽器にあったのではないかと思います。このセットでも、弾きなれたパリのオルガンではなく、デンマークなどの完成したばかりの楽器を使用しています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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chihisuma | 愛知県 | 不明 | 2019年11月10日
曲数が最も多いアラン1回目の録音。当時、バッハのオルガン曲全集として権威の高かったヴァルヒャのアルヒーフ盤は、欠曲の多さが不満の一つであったが、欠けているそれらの作品が聴ける、ということでファンの注目を大いに集めた。しかし、LP時代は24枚組という大物で価格も高く、ほどなくしてバロック・オルガン大全集に収録された2回目の全集に取って代わられた経緯もあり、CD化もされなかったため、長く幻の録音となっていた。1960年代終わりの研究水準において真偽の疑わしかった作品についても、シュミーダーの目録に含まれている作品はすべて網羅する方針で録音されている。何しろ、欠けているのはオルゲルビュヒライン中の異稿曲(634)と、3曲のコラール断片(573、753、746)のみという徹底ぶり。BWV番号順に聞ける曲の多さについては、今も本全集を凌駕するものはないようだ。偽作が今後あまり録音されないことを考えれば、資料的な価値は高い。演奏は、往年のバッハのスペシャリストであるアントン・ハイラーの助言が色濃く反映されており、フランス的な明るさに独墺系の安定した解釈が加わって非常に聴きごたえがある。バッハらしさ、という点では2回目/3回目よりも魅力的であり、しかもこの価格。全曲ステレオで録音も悪くない。ファンであれば売り切れないうちに購入されたし。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音楽大好き | 東京都 | 不明 | 2019年05月06日
三種類ある全集で一番コストパフォーマンスのいいこの録音を選びました。若き日のアラン女史の演奏も、また録音も悪くはありません。とてもいい買い物が出来ました。そして改めてバッハのオルガン曲のすばらしさ、その存在の偉大さを実感しました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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saitaman | 埼玉県 | 不明 | 2018年10月23日
生き生きとして、表情豊かで、素敵な演奏である。バッハの堅いイメージとは微妙に違い、とても面白く聴けた。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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