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ハイドン(1732-1809)

Hi Quality CD 『天地創造』 レナード・バーンスタイン&バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団(2CD)

『天地創造』 レナード・バーンスタイン&バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団(2CD)

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年03月30日

    作品の持つ大きさとバーンスタインの気質が見事に相乗効果を発揮した、気宇壮大な「天地創造」。遠慮も抑制もない、いやそんなものは初めからこの曲に必要ないのだと言わんばかりの、開放的で豪快な演奏であります。神がこの世を造られ、そのおかげで今我々もこうして存在するのだという「喜び」を臆面もなくアピールします。但し、それが馬鹿騒ぎに堕することなく、確かに曲の表したいものに沿っていると思わせるのがさすがバーンスタイン。ソリストもコーラスも見事なハイレベル。よかったですぜ。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年12月16日

    交響曲や弦楽四重奏曲のジャンルでほぼ一定の達成感を見たハイドンは晩年宗教曲の方に傾倒して行くのですがこの「天地創造」はミルトン「失楽園」を題材として特にヘンデル「メサイヤ」に触発され当初大量なスケッチを単純・直截化すべく慎重に作曲された開放的な安定した穏やかさが特徴の正しく大家の作品に出来上がっており結構聴き易い曲だけに演奏盤も多くBRSO,BRC演奏録音CDのものだけでもあのソプラノにギーベルが起用されたヨッフム盤(1951年収録)、クーベリック盤(1984年収録)そして本盤バーンスタイン盤(1987年録音)等があります。さて、バーンスタイン分は実は1986年ライブ(オットーボイレンのベネディクト修道院バシリカ聖堂での録音、DVDが主体)のものと翌1987年録音(ミュンヘンのヘラクレスザールでの録音)ものがありどちらも演奏・歌唱声楽陣は同一で本盤は後者という前提で話を進めます。バーンスタインが69歳の時でそのエネルギーに満ち満ちた演奏はハイドンに果たして合っているかは別にして一聴ではその興奮度合いに引きづられてしまう事は事実?でした。大変濃い脂ぎった表情付けは冒頭の「混沌状態」から一杯で大きな起伏と共にスタート・・・この出だしは演奏とは別に全くハイドンの才能による本当に傑作だと思います・・・、演奏タイムとしては第一部、第二部(創世記第一章、第1日〜6日分)83分余、第三部(アダム&イブ)33分弱とやはり時間的には少し余裕をもって運んでいます。自然、神を賛美する場面ではその風雷雨の描写も凄いもので要所要所での大変な熱っぽさとバーンスタイン独特の粘っこさも聴き処ですね。解説書にも記してありましたがユダヤ系であるバーンスタインはこの大曲で液体が紐で括れない程のメッセージを発しているのではないかと思われる位に感じました。ややオペラチックな展開での五人体制の独唱陣はブレゲン(S46歳)、ポップ(S49歳)モーザー(T42歳)、モル(B49歳)、オルマン(B30歳)で出来或いは好き嫌いに凹凸があるのは仕方ありませんがBのモルの安定感は語りもアリア歌唱にピッタリと思います。それとおまけみたいですがビルグラムのチェンバロは懐かしい思いで聴きました。オーケストラも第22曲アリア「威厳と気高さをそなえ」等での切り込みや第26曲での三重唱と合唱ハレルヤでの声楽陣との力強さも古典というかロマン的作品になっておりまぁ本盤はバーンスタインを聴くべき盤とのコメントに帰結してしまいます。彼には若い頃1966年NYPO、WMC他によるこの曲の録音盤がありそれは勿論もう少し颯爽さが売り物だったと記憶しています。私自身VPOを振った1960年代後半録音のミュンヒンガー演奏盤もおっとり目で好きですし朝比奈が大フィルを振った1975年ライブLP盤もその武骨さに聴き入った一時期もかつてありました・・・いい曲ですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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