ピアノ協奏曲、交響曲、秋に 小川典子、オーレ・クリスティアン・ルード&ベルゲン・フィル
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rela-cla88 | 愛知県 | 不明 | 2021年03月25日
グリーグを聴くとしてもペールギュントとピアノ協奏曲ばかりだったので、これでは寂しいなと思い、少しずつ他の作品を探しては聴いています。最近ではホルベルクと抒情小曲集を聴き、グリーグの印象が少し変わってきました。今度は交響曲と「秋」を目当てにして本盤を購入した次第。いやぁこの交響曲は面白かったですよ。グリーグっぽくはなかったけれど(笑)グリーグ自身が封印した曰く付きの曲とのことですが、若き日の習作とは言え、結構力んで作曲したのでしょう。カッチリの構成されていて「交響曲」らしいところが意外でした。民謡調だったり抒情的だったりを想像してましたが、どちらかと言えば重厚感のほうが強かったです。1864年に完成したとのことで、ブラームス やチャイコフスキーの1番シンフォニーより前ですよね。シューマンの後くらいかな。ロマン派的交響曲を書かなければと構えていたのかも知れませんね。グリーグの一面が見ることが出来たような気がして良かったです。小川典子のコンチェルトも良かったですね。細やかな表現で、丁寧に丁寧に演奏されています。この曲を大切にしているのだなぁと感じました。私が今までに聴いた演奏の中でも上位に入る素晴らしい演奏でした。小川さんの他の演奏も聴いてみようと思います。随分前ですがセントラル愛知交響楽団の定期で、小川さんのラヴェルのコンチェルトを聴いたことを思い出しました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年04月09日
グリーグに交響曲は似合わないイメージがあるけれど、この廃棄された習作、なかなかどうしての美作。「秋に」は、もろグリーグらしい季節感、シベリウスとはまた違った自然観の初期らしい傑作。そして、ピアノ協奏曲、ソロは、BISでお馴染み、日本の小川典子さん!ロマンティックで細やか。日本には、グリーグ、シベリウスを得意とする田部京子さんもいらっしゃいますが、交響曲、協奏曲とも、2楽章が白眉。支える、歌うのも、やはり、ノルウエ―のオーケストラ、よく分かってらっしゃいます。何と無く、日本のオーケストラに近いような。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ロマン派 | 新潟県 | 不明 | 2011年01月11日
グリーグのピアノ協奏曲は何枚か聞いたがこの演奏がベストワンである。特にアダージョは最美であり、これ以上美しい演奏はない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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新聘珍楼 | 神奈川 | 不明 | 2005年05月28日
スウェーデン、Bisの名物社長の矜持にかけて製作しているこのグリークのシリーズ、なかでも、このCDは、グリークのお膝元での製作。グリーク直伝の表現などあり、ひと味違います。 また、小川さんの細部の細部にまで神経の行き届いた表現。このCDを触れずして、グリークのピアノ協奏曲について、語れないのじゃないかというくらいの価値が私にはあります。何度聴いた事やら。。最高です。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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