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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第7番、第8番、第9番、テ・デウム ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1975-76)(3SACD)(シングルレイヤー)

交響曲第7番、第8番、第9番、テ・デウム ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1975-76)(3SACD)(シングルレイヤー)

商品ユーザレビュー

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    トロ  |  不明  |  不明  |  2021年07月06日

    特に9番は晩年の再録音予定がキャンセルされているだけに貴重な演奏。7,8番もアナログ録音の円熟期の演奏のSACDシングルレイヤー化なので、ブルックナーだけに効果絶大。晩年のWPO盤と共に愛聴し続けたい。

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  • ★★★★★ 

    ビアだる太郎  |  愛知県  |  不明  |  2019年12月12日

    8番が発売される前、FMで放送されたザルツブルク音楽祭のライヴが静謐で神秘的な演奏で感動した。しかし、発売されたLPの音はやや尖ったサウンドでイメージが違いがっかりした。以来、同時期に発売されたケンペの方を愛聴してきたが、下記のレヴューを読んで、もしや…と期待して購入した。(実は、おまけのジークフリート牧歌とテ・デウムの方が本命なのだが)今回のSACD化は、購入済みのシベリウス選集やブラームス全集以上に変化が大きく、LPやCDの物量で攻めてくるような騒々しいサウンドとは別物!実に自然でゆったりと心地よく鳴り響く。ようやく、あのFMで聴いた感動が蘇り嬉しい。ブルーレイオーディオの全集では入っていない、おまけの2曲も素晴らしく。特に、テ・デウムの奥行きの深い響きと弱音の神秘的な美しさは筆舌に尽くしがたい。

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  • ★★★★☆ 

    S  |  熊本県  |  不明  |  2019年04月26日

    DSD 2.8 2ch。シングルレイヤー化で音響の持つ力というものを非常に考えさせられた。カラヤン=BPOの演奏は壮麗な、磨き抜かれた、と言った形容をされることが多いが、このDSDを聴くとそれらよりもむしろ非常に緊密で室内楽のような指向性を、特に9番で強く感じた。このディスクではtuttiがとても余裕を持って鳴り、決して音が荒れるようなことはなく、楽曲の構造が理路整然と提示される、一種静謐ですらある演奏である。その意味で音が前に出てくるライブ感のようなものは薄く、雄大豪華絢爛といった音響を期待すると拍子抜けすると思う。

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  • ★★★★★ 

    surwolf  |  東京都  |  不明  |  2018年03月24日

    カラヤンのブルックナーを再度購入するべきか躊躇もあったが、いま書斎のB&Wから聞こえてくるSACDの音の向上はすばらしい。 弦の音には厚みと弾力があり、柔らかく且つ明瞭な輪郭を備えている。それは見通しの良い空気感のある音場の広がりがそこにある、という事でもある。そして全休止の直後、金管の咆哮するトゥッティにおいても、弦が押しつぶされる事なく重層的な響きの空間が形成されている。 ブルックナーの9番は思い入れもあり真っ先に聴いた。アーノンクールとクレンペラーが好みで、カラヤンも以前はよく聴いた。それらはいづれも、あまり主観的情緒的ではない部類の演奏に入るかも知れないが。カラヤンの場合、曲想に感情移入するのではなく、オケの音像の即物的な美を追求する処があるが、9番においては、それが人間の主観を超えた超越的な存在を音場に現出させる力となる。カラヤンの引出すベルリンフィルの壮麗な音が、人間的世界の外部を暗示させるに足るリアルな力となっているように思う。9番に内在する超越的な存在に、このSACDの音は、私たちを少し、近づけてくれる。カラヤンの9番を改めて聴く意味もそこにある。

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  • ★★★★★ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2018年02月25日

    この製品より一足先にリリースの第4番〜第6番のシングルレイヤーのものと合わせてこのところ毎日聴き入っております。往年の名盤が、これまた素晴らしい音で蘇って感動しております。以前からSACD化が最大に効果的なのはアナログ円熟期の70年代中・後期の録音ではないかと思っておりましたが、事実素晴らしい効果を上げているのが本ディスクではないでしょうか。なにより音場が広大で奥行きもたっぷり、楽器間の遠近感の再現など感心するほかないですね。CDとの差は明瞭です。もう戻れません。第5番のクライマックス、通常CDでも迫力は凄いですが、こちらは余裕のある鳴り方で少しもうるさいと感じません。第8番の両端楽章を聴いていて、この緻密さ、一つ一つの音が空間に広がっていく際にその微妙な重なりすらもカラヤン先生は計算しつくしていたのだなあと、いままで40年もLPとCDで聴いてきた演奏なのに、今回初めて気が付きました。実は、なんと8番の第1楽章、第4楽章では、一瞬ですがカラヤン先生と対局の位置を占めていると思われたチェリビダッケ先生の有名な90年東京ライブを聴いているような錯覚すら覚えたのです。響きそのものに恐ろしいほどこだわっている点ではこのお二人の大先生はそれほど隔たったところにはいないのでは、とそんなことすら考えさせる衝撃の新盤です。

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