ピアノ協奏曲集 ロベール・カザドシュ、ジョージ・セル&クリーヴランド管弦楽団、コロンビア交響楽団、他(4SACD)
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ruri | 東京都 | 不明 | 2021年07月25日
再発されたSACDを久々に聞いてみた。格段に音質が向上し、演奏の全貌が良く分かるようになった。それにしてカサドシュのピアノの音色は独特、他に比べる物がない。とても綺麗。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっさん | 東京都 | 不明 | 2017年10月06日
手持ちのCDの音に大きな不満があったわけではないが、マイヤー氏の手腕を信頼して購入。 オーケストラの音に関しては、既存のCDでも比較的良好な音質であったため、ベートーベンやブラームスほどの劇的な変化はない。一方で、カサドシュのピアノの音は改善が著しい。 手持ちのCDでは、オーケストラの美しい響きを土台にし、別マイクで収録したピアノの音をその響きに乗せる感じで、明快ではあるもののやや不自然なバランスで、ピアノの残響がカットされた潤いの乏しい録音との印象が強かった。 今回のリマスターによって、ピアノとオーケストラの音が適度な残響に包まれて自然なバランスで溶け合い、解像度も向上したことで、ピアノ、弦、木管の会話が一層美しく浮かび上がってくる。特にリフシェイ、マック両名手のオーボエは絶品である。 それにしてもカサドシュのピアノの音は本当に美しい。これほどまでに磨きに磨かれた純度の高い透明な音色だとは思っていなかった。今回のリマスターも成功。マイヤー氏に感謝したい。 今後も、パサついた音の協奏交響曲や窮屈なブルックナーの3番など録音で大いに損をしている名盤の改善をお願いします。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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