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ベートーヴェン(1770-1827)

CD ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番、第2番、他 ジェイムズ・エーネス、アンドルー・マンゼ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番、第2番、他 ジェイムズ・エーネス、アンドルー・マンゼ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

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    jin  |  長野県  |  不明  |  2024年02月16日

    NHKでN響とベートーヴェンの協奏曲を弾く番組を見ました。インタビューで演奏家はお客様に何かを残さないと演奏家ではない、趣味で演奏しているのと同じだ、というような主旨の発言をしていて感心しました。しかしコンサートの映像は正直言って印象に残らなかったのでCDで確かめたくて購入しました。このCDではなるほどと思う演奏で、確かな技術に加え美音。いかにも現代の活躍中のヴァイオリニストという印象です。ではN響との演奏は何だったのか...実は以前から気になっているのですがN響にはあれだけ上手な人が揃っているのに記憶に残る演奏が無いような。どうしてなんでしょうか?そう言えばかのバーンスタインはN響はヒドイところ(指揮者の言うことを聞かないということらしい)だと言っていたというお弟子さんの記事を読んだことがありますが、どうしてなんでしょうか?いずれにしてもエーネスのベートーヴェン、「アッパレ」でした。

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    Amadeo  |  神奈川県  |  不明  |  2018年04月19日

     このエーネスというヴァイオリニスト、最近ときどきNHKでみかけるが、とても上手だ。数多いるヴァイオリニストのなかでも、きわめて高い技術を持っている一人だろう。そのエーネスの奏でるベートーヴェンは、技術を誇示するでもなく、もったいつけたものでもなく、とてもストレートな表現で、謙虚な演奏に聴こえる。そこに何より好感を持ちます。 殊に、繰り返し聴くことが前提になるCDという媒体において、このスタイルは後から後から味わいが深くなっていくことだろう。あえて大括りに言えば、往年のシェリングの録音スタイルに近いかもしれない。音にするだけではつまらなくなってしまうベートーヴェンのコンチェルトをこのスタイルで聴かせるのは、相当至難ではないかと思うが、高い水準で実現しているのでは。文句なしの美音の持ち主で、弓を押し付けすぎてしまう演奏家にはとても出せないような音だ(著名なヴァイオリニストでも、圧のかけすぎで音をつぶしてしまっている人は、実はいくらでもいるように思う)。 明るめの音色も、この曲にあっていると思います。この曲で、ああ、いいなと思って聴ける新録音を久しぶりに聴いた。マンゼはあまり自らを前面に出さず、エーネスのスタイルに寄り添っているように感じました。 エーネスはすでに長いキャリアを持っているようだが、まだ若く、これから先がますます楽しみです。

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