『エルプフィルハーモニー・ハンブルク〜グランド・オープニング・コンサート』 ヘンゲルブロック&北ドイツ放送エルプフィル、ジャルスキー、他
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年08月22日
”ヘンゲルブロック在りてハンブルクの夜は明けた”感が強くした NDRオーケストラの新たな船出を目の当たりにして 新生エルプフィルハーモニーの名を名乗る心延えにも共感した 前半はブリテンからメシアンまでの20世紀音楽とルネッサンス音楽を繋ぐ構成に指揮者の器量が示された 全曲アタッカで演奏されヴィンヤード・スタイル・ホールの特性を生かすべく古楽グループは客席から歌い奏でた 見事なホールだ 残響2秒 力強く透明な音響はすべての人の心を打ち掴んだ ヘルシンキ・ミュージック・センター同様 豊田泰久が音響設計をしている 後半は「第九」だが歌入りのフィナーレだけで はじめに ”パルジファル”前奏曲を置き 中にリームの新作初演を挟んだ 後半もアタッカで一曲として演奏されたのには観客も圧倒された 北ドイツを越えて北ヨーロッパのランドマーク足らんとした心意気が建築と音楽から強烈に伝わってきた 文化としての音楽と音楽堂を未だ持ち得ないわたしたちが彼らの足元に追いつくのはいつだろう 久しぶりに激しい嫉妬を感じた ご覧になりお聴きを1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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