『セヴィリアの理髪師』(ハイライト) エレーデ&フィレンツェ五月祭管、バスティアニーニ、シミオナート
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エンリーコ | 不明 | 不明 | 2014年08月17日
この演奏が、抜粋でしか入手できないのは悲しい。今となっては古色蒼然の演奏様式だが、バスティアニーニのフィガロは、文字通り別格の歌唱。彼のスタジオ録音の中でもベストを争う。圧倒的な美声のみならず、言葉が唇から玉のように零れ落ちるような音楽の流れ、音楽の推進力など、蓋し最強のフィガロで、これ程魅力的に人物像が描き出された例はない。シミオナートの歌唱スタイルは古いが、エレーデの指揮と音楽を作り出す音楽性はやはり一聴の価値がある。シエピも魅力的だが、ザルツブルクでのリサイタルでの歌唱と比べると、鈍重な伴奏が残念。ミシアーノとコレナは、現代の技術水準と比べると流石に古さが目立つ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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