交響曲第7番 フランツ・ヴェルザー=メスト&ロンドン・フィル
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年06月29日
ウェルザー=メストは3回”第7番”を録音している 29年前→27年前→10年前と次第に演奏時間が長くなってきている 56分→60分→63分 孰れも及第点だが これはブルックナーを指揮する者に絶対的に必要なものは強靭な筋力である証明にもなっている 如何なる才能も天才も筋力の衰えを補えない 一概には言えないが巨匠の名をほしいままにした指揮者のブルックナーは押し並べて”遅い” このモタモタした演奏をどんな美辞麗句で飾ろうともそこから交響曲の醍醐味を味わうことはない 老指揮者は去れ さてウェルザー=メストの演奏は年齢とともに解釈が変わったかといえば然にあらず in Tempoと言っていい スタートした時点のテンポを維持しつつ小さな表情を加味する王道を歩む 颯爽としながらも情感を繊細に反映する音楽は軽やかに大路を往くブルックナーの姿を見るようで嬉しくなる ところで第一楽章だが 多くの指揮者同様 練習記号B[C ruhig]を拠り所にして冒頭から4/4で振っている これだけが残念だ この曲はAlla BreveのAllegro Moderatoでブルックナーはスコアを書いたのだ1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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