The Planets: Steinberg / Bso +r.strauss: Also Sprach Zarathustra
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レインボー | 不明 | 不明 | 2013年01月26日
ウィリアム・スタインバーグは正直な所、伴奏指揮者と言うイメージがあるが、このボストン交響楽団を降って録音した惑星は名演といって良い。 まず驚かされるのが、火星である。 これほど速いテンポの演奏があるだろうか。 6分30秒強位の演奏で、普通七分から八分位が通常なのでこれは異常なテンポだ。 それでいて、情熱的でしっかりと考えられた音楽なので聴き手を飽きさせない。 火星ばかりが注目されるがその他の楽章もスジの通った解釈なので全曲楽しく聴けるだろう。 惑星に隠れがちだがシュトラウスのツァラストラも名演でボストン交響楽団のソリスト、金管の鳴りっぷりは素晴らしい。 目の覚めるような録音ではないが、リマスタのお陰か、年代のわりに音質は良い。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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masato | 新潟県 | 不明 | 2012年06月16日
これ以上小気味よく,力強く突き進んでいく『惑星』はない。この前進性,他にはない魅力です。だからといって味気ないものにはなっていない。木星のあの濃厚なメロディなど新しい魅力を再発見させてくれたし,土星の迫力も圧巻。エンディングの神秘感も,テンポよく進んできた分,それだけ引き立つ。 『ツァラトゥストラはかく語りき』も同様。スピード感が全く作品の美観を損ねていない。音もいいし,迫力満点・センス満点の『ツァラトゥストラ〜』です。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2012年01月31日
コンプリート・キャピトル・レコーディングズが非常によかったので、DG時代のものも聴きたくなり購入。いやあ、素晴らしい。キャピトルに比べ音がいい分、スタインバーグの非凡なオーケストラ・コントロールがより明確になった。2曲とも大編成の曲だが、響きが濁らない。それでいてティンパニの打ち込みは誰よりも強烈。さらに、音楽は常に推進力を持っている。ボストンとしても小沢とは比較にならない充実ぶりだ。これほどの実力者を過小評価してきた日本の音楽評論て何なのだろう。まあ、遅ればせながらスタインバーグ再発見が出来てよかった。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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日本の庶民 | 東京都 | 不明 | 2011年09月11日
最初、図書館で聞いた時には「火星」を聴いただけで衝撃を受けたものであった。カラヤン盤(80年代)しか持っていなかった私には、『惑星』=「重い」というイメージがどこかにあったのだと思う。それだからこそ、エネルギッシュながら精悍であり、アクセントは利かせながらも嫌味ではなく、聴かせどころは確と聴かせる、このスタインバーグ盤は私にとって衝撃であった。 『惑星』の為だけに買ったので、『ツァラ』は聴いていない。 なので星5つの評価は『惑星』に関しての評価である。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Brown Eyes | 愛知県 | 不明 | 2010年05月09日
LP時代から気に入っていた演奏です。ただ、音楽そのものが語っている・・・そのように思います。 スタインバーグとピッツバーグ交響楽団によるベートーヴェン交響曲全集他の復活を望みます。決して古いタイプの指揮者ではなく、先取りをしていた素晴らしい指揮者だと私は思います。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yygyg | 東京都 | 不明 | 2009年10月05日
DGがボストンで録音すると聞き、アメリカも苦しいなと思ったものです。 30分きりのツァラ、45分台の惑星は史上最速ではないか。しかしせかせかした印象はなく歌わせるべきところは十分歌わせてスタイリッシュにまとめた好演。残念なのはジャケットが惑星の方が選ばれていること。ツァラのオリジナルジャケット好きだったのだが。録音もRCAのこの時期、DGのヨーロッパ録音よりも上質。ヨッフムの「ジュピター・未完成」とともに隠れた名盤だと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年07月03日
私はスタインハーグ指揮惑星、ヨッフム指揮エニグマ変奏曲、フルニエその他によるエルガー・チェロ協奏曲等が入った海外盤お徳用CD2枚組のもので聴いています。私のこの二枚組何気なく購入したのですが実にどの演奏もあるレベルに達していると言うか私の好みの範囲内で本当にお徳用でした。BSOとの「惑星」は後年小澤征爾指揮のものも出ましたが(小澤のものも素晴らしいのですがやや平均的無特徴に感じました)スタインバーグのは1970年収録のもので全体としてタイム的には少し早く・・さりとて忙しくはありません。冒頭「火星」も印象深いアクセントを前のめり気味に情熱をかんじさせます。早いと言ってもこの火星6分半のタイムは例えばバーンスタインもそうですし先述の小澤も辛うじて6分台キープです。有名な「木星」も情緒過剰に陥らず比較的さっぱり感が逆に今では新鮮なのかもしれません。「海王星」は例の女声コーラスが入るのですがその微妙な音扱いはBSOのアメリカオーケストラらしからぬ面を聴かせてくれます。スタインバーグ・・・あまり派手な指揮者ではなかったのですが素晴らしい演奏を残しました。他の本盤収録曲は聴いておりません。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mr.H | 福岡市 | 不明 | 2001年01月28日
はっきりいって、余り期待しないで聞いたのですが、ところがどっこい、とってもスタイリッシュでかっこいい演奏だった。BSOは、やはり前任者のミュンシュに鍛えられて筋肉質な音を得ていたことを、実感できた次第。スタインバーグも、予想以上に好演。RCAの録音よりも、DGの0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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