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チャイコフスキー(1840-1893)

CD チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 リサ・バティアシュヴィリ、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 リサ・バティアシュヴィリ、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン

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    hyperion  |  京都府  |  不明  |  2017年02月21日

    疑いなく、「現代」を代表する「記録」の一つ。オーケストラの響きの豊かさ、暖かさ、気宇の大きさと、やはり「正統的」に進むソロとの「共同作業」は、「ヨーロッパ」の奥深さを感じさせる。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2016年12月30日

    ティーレマンの次はバレンボイムとの共演。普通なら豪華共演者と喜ぶべきなのだろうが、共演者、曲目の選定ともにレコード会社は彼女の美質を分かっていないな。演奏は再録音となるシベリウスの方がベターで、彼女の世界最高と言っても良い美音と美しい歌い回しが味わえる。シベリウスの交響曲をレパートリーとしないバレンボイムだが、ヴァイオリン協奏曲の伴奏録音はこれが三回目。過去二回いずれも悪くないし、今回は特に緻密かつ周到で、この曲をドイツ・ロマン派の音楽と考えるならば申し分ない。けれども、シベリウスに関しては門外漢の私でも(3番以降の交響曲は私にとって「取りつく島のない」ゲンダイオンガクだ)、前回のオラモ指揮フィンランド放送交響楽団と比べると、響きの作り方が間違っていると感ぜざるをえない。チャイコフスキーの方はやはり曲自体が彼女に合っていない。この曲に関しては、私は完全にコパチンスカヤ/クルレンツィスの録音に「毒されて」しまっているのだが、この種のHIPスタイルに対するアンチを標榜した反動的な演奏。過度に感傷的になることは避けつつも、明らかに抒情的な歌に傾斜した解釈で、コパチンスカヤ、いやムターにすらあった俊敏な運動性は失われてしまっている。指揮者のバレンボイムはライナーノートの中で、ないがしろにされがちなこの曲の「構造」を大事にしたと語っているのだが、その構造をぶち壊しにしかねないアウアー版に準拠したカットを第3楽章で採用しているのは、どうしたわけか。それに、かつてなら私自身もそういう印象は持たなかっただろうが、今となっては両曲とも、特にホルン4以外は標準的な二管編成の(トロンボーンもテューバも含まない)チャイコフスキーに関しては弦楽器の人数が多すぎて鈍重かつ明晰さを欠くと感じる。

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