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ブルックナー (1824-1896)

CD ミサ曲第3番、詩篇146、オルガン曲全集 ゲルト・シャラー(指揮&オルガン)、フィルハーモニー・フェスティヴァ、ミュンヘン・フィル合唱団(2CD)

ミサ曲第3番、詩篇146、オルガン曲全集 ゲルト・シャラー(指揮&オルガン)、フィルハーモニー・フェスティヴァ、ミュンヘン・フィル合唱団(2CD)

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    ココパナ  |  北海道  |  不明  |  2021年03月12日

    異稿を含むすべてのブルックナーの交響曲を録音することをライフワークの一つとしているゲルト・シャラーが、ブルックナーの管弦楽伴奏を伴う声楽曲に加えて、自身のオルガン演奏によるオルガン曲を録音し、2枚組としたアルバム。比較的録音の多いミサ曲第3番を除くと、録音機会の少ないものばかりであり、それらの楽曲を、共感豊かに演奏し、すぐれた録音で収録した当盤は、とても貴重なものだ。声楽作品は、シャラーのブルックナー・チクルスではお馴染みのエーブラハ大修道院付属教会でライヴ収録されたものであり、豊かな残響を活かした神々しい響きになっており、美しい。シャラーのブルックナー全般に言えることだが、残響についてよく考慮された音響設計がされているため、不用意に輪郭線がぼけたりすることもない。ミサ曲では、ベネディクトゥスの慈愛で包むような響きにこの演奏の特色がよく表れているだろう。テンポは全般に平均的なものを維持し、そのテンポをベースにグローリアなどは壮大な盛り上がりがあり、素敵だ。「詩編146」も聴き洩らすには惜しい佳作であり、この機会に聴けるのがうれしい。2枚目に収録されたオルガン作品集はいずれも音源として貴重だが、LP時代にブルックナーのオルガン作品を録音していたエルヴィン・ホーンが第1交響曲の第4楽章をオルガン編曲した「即興演奏用の主題集」は拾い物という表現が妥当かわからないが、見事な一編であり、シャラーのブルックナー愛が伝わる演奏となっている。

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