交響曲第1番『巨人』(花の章付き) 小澤征爾&ボストン交響楽団
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年07月20日
その後に録音された全集によってすっかり忘れられていた存在の名演の待望の復活を心から喜びたい。小澤は、最近、サイトウキネンとの組み合わせで第1の名演を成し遂げたが、それが老練な円熟の名演であるのに対して、本演奏は若き小澤による勢いのある爆発的な名演と言った表現がふさわしいのではないかと思われる。本盤の録音時の小澤はまだ40代であるが、曲がマーラーの青雲の志を描いた第1だけに、曲と指揮者の相性も抜群であったのだろう。私は、本演奏を30年近くも前にLPで聴いて大変感動したのを記憶しているが、今回、本CDを聴いても、全くその印象は変わらなかった。私が当時購入したLPには収録されていなかった花の章を聴くことが出来るのも素晴らしい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicca | | 不明 | 2008年09月07日
若々しい情熱の息吹とオケの豊穣なる響きが織り成す名演。新録音も今年のサイトウキネンのライヴも、マエストロの老成に従い「巨匠的」な壮大・壮麗なものになっていくのだが、この盤には後年の演奏には薄れた若々しい素直で繊細な感性を感じる。衒いのない直球勝負は爽やかだ。花の章も、メータ盤など幾つか他にもあるが、この演奏が一番自然で素晴らしい。BSOとはブラ1などもあったはずで、早く復活してほしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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としちゃん | 宮城 | 不明 | 2008年08月31日
私は特に第4楽章の終わり方が好きだ。せかせか急ぎ足で終わる演奏が多い中、かのB・ワルター以来と言いたくなるぐらい堂々たる終結だ。今年のサイトウキネンとの同曲演奏も、素晴らしかっただろうな。小澤先生には、ぜひ「大地の歌」をサイトウキネンで録音してほしい。若き日、ヨーロッパでコンクールに向けて学び挑んだ曲を。きっと素晴らしいに違いない!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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けんけん | 京都市 | 不明 | 2006年02月27日
これが小澤?と目を丸くして驚く代物。全てのアンチ・小澤、そして小澤ファンも、なにより小澤氏本人に聞いてもらいたいと思う気持ちを持つのは私だけではない筈。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランツ | 宮崎県 | 不明 | 2005年09月29日
新盤より絶対この旧盤のほうが緻密でかつ壮大。肩に力が入らずオケとも一体となって曲自体へ、爽やかで若々しい共感溢れる名演になってます。ところで、3楽章のコントラバスソロは絶品!神業です!。他の盤の演奏がアマチュアに聞こえます。あと匹敵するのはアンチェル・チェコフィルのポシュタの演奏のみ。そういう点を含めてもこの曲のベスト盤と言って良いと思います。オザワのディスクの中でもこれがベストではないでしょうか?5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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温泉パパ | 函館市 | 不明 | 2005年07月26日
爽やか!新盤よりもスタティック。細部にわたる細やかな彫琢も美しい。最終部の堂々としたテンポもワルター同様たっぷりと苦みのある勝利感に浸ることができる。オススメ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プラスパコラス | 神奈川県横浜市 | 不明 | 2005年03月06日
オザワの名演を上げるなら、迷わずこのマーラー第一番とブラームス交響曲第一番。どちらも、蜜月関係のボストン響を鳴らしまくり、それでいて繊細なニュアンスを出している。この頃のオザワの方が作曲家に対して、肩を張らずに素直に自分を表現したていたように思う。マーラーは、アバド&ベルリン・フィルのライブと双璧のベスト・ワンだと信じている。あの頃の若くて馬力があって進撃なオザワはどこへ行ってしまったのか。。。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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