四季〜チャイコフスキー・アルバム イリーナ・メジューエワ
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QBE | 不明 | 不明 | 2016年06月28日
19世紀ロシアの四季折々の風物が一曲あたり僅か数分で慎ましやかに描かれたミクロコスモス。神は細部に宿るがごとく聴く者の心を癒してくれる。先行盤が表情たっぷりに歌っているのに比べて、村の古老が昔話を語るようにメジューエワは淡々と弾く。しかし、耳をすませば和声の繊細な推移を聴き取れる。この平静さがかえって失われた世界へのノスタルジアを掻き立てるのだ。ハリウッド映画に代表されるグローバル時代の過剰な演出に対するアンチテーゼ。遡ればシューマンやシューベルトにたどり着く初期ロマン派の正統な後継である。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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