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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲第4番、大学祝典序曲 バルビローリ&ウィーン・フィル

交響曲第4番、大学祝典序曲 バルビローリ&ウィーン・フィル

商品ユーザレビュー

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2023年08月02日

    ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるブラームスの交響曲第4番と大学祝典序曲を収録したCDです。 バルビローリが晩年に録音したブラームス交響曲全集からの一枚。 晩年の録音ではシベリウス交響曲全集と並ぶ重要な音源だが、ここではオケがウィーン・フィルという事もあり、非常に充実した演奏を聴かせてくれる。 交響曲第4番は有名な作品だけあって録音は多数あるが、このバルビローリの演奏は名演の一つと言えるだろう。 大学祝典序曲もなかなか。 録音は年代を考えるとまずまず。

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    Salomon  |  広島県  |  不明  |  2013年02月11日

    こんなにもたくさんの音が入っていたんですよ。それも、最高潮の時代のバリバリのウィンナ楽器の音が。決して急がない、ジェントルマンの音楽がウィンナ楽器で奏でられ。 実は、あまりにファゴットがよく聞こえるので、何年ぶりかでスコアを見直してみました。そのくらい、混濁せずに木管が聞こえてきます。ウィーン・フィルの美質を最大限に生かすようなテンポ設定と、そして録音の質。SACDではじめてデュナーミクをこんなにも実践していたのだとわかります。それにしても、ブラームスはあまりにfppなんてのが多いですね。その精神はSACDでこそ初めてわれわれのような書斎のリスナーに伝わるってもんです。  ここに書かれているファンの方々と同じで、私もバルビローリのこのブラームスが大好きです。聞いていない人は是非入手できるうちに聞いてくださいよ。ちなみに、LPで1回、CDで都合3回買ったかな。でも、このSACDだけはもう離せません。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年01月05日

    今でも時々LPを引っ張り出して聴くほどの愛聴盤。ついにSACD化され、その全貌を現しました。LPの奥行きや質感が見事に再現され、いやそれ以上と言った方が賢明か。オーボエやホルンの音色と言ったら、まるで60年代のムジークフェラインザールにタイムスリップしたかのようです。今のウィーン・フィルが失ってしまったものが、ここにはあります。そして何と言っても、このテンポ。遅すぎると感じる方もいらっしゃるでしょうが、私にとって理想のテンポです。DISKY盤は永眠ですね。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年12月01日

    本盤は1966年、バルビローリが67歳の頃VPOと録ったブラームス交響曲全集の一環で私自身バルビローリの体質から一番向いててると思われた第4番は意見がいろいろあるようですが、遅めのテンポ(演奏タイム@14’06A12’49B7’30C11’24)でウィーン・フィルの音色を最大に活かした演奏です。ここでナヨナヨした泣き節が展開されることに最初は惹かれましたが果たしてこれでブラームス交響曲はもつのだろうか? という疑問が一方で沸いて来ました。この点は以前他の評者も触れられていますが何か「悪女の深情け」という体質感に話が及んできます。バルビローリの老獪な芸風でもありこれはこれでスタイルには間違いないのですが・・・・。バルビローリは1959年手兵ハレOを振ってこの交響曲第4番を収録(同@11’58A11’24B6’22C10’16)しており正直もうちょっと締まった感じでした。本盤「大学祝典序曲」(同11’30)もなかなかのもので高品質盤としてトータル的には「すばらしい」ランクとさせていただきます(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年11月24日

    本盤におさめられた交響曲第4番の演奏は、バルビローリ&ウィーン・フィルによるブラームスの交響曲全集の中でも白眉とも言うべき素晴らしい名演だ。バルビローリは、北欧音楽や英国音楽を得意のレパートリーとした指揮者として広く知られているが、そのレパートリーには広範なものがあり、独墺系の作曲家の演奏も比較的多く手掛けていたと言えるところだ。そのような中でも、ブラームスは特別な存在であったようであり、本盤におさめられた交響曲第4番を含めたウィーン・フィルとの全集を含め、いくつかのライヴ録音を遺している。また、バルビローリは、独墺系のオーケストラではベルリン・フィルとの相性が抜群であったことがよく知られているが、他方、そのライバルであったウィーン・フィルとは必ずしも相性が良くなかったと言われている。バルビローリがウィーン・フィルとともに遺した録音は、私の知る限るでは、ブラームスの交響曲全集のみであるところであるが、本盤の交響曲第4番の演奏は、そうした相性の良くなかったとの評価が果たして正しかったのかどうか再検証が必要なほどの名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。何よりも、第4番という楽曲の性格とバルビローリの芸風が見事に符号している点が大きいと言える。バルビローリは、一般的にはシベリウスやエルガー、ディーリアスなどの名演が印象的だけに、抒情的でヒューマニティ溢れる指揮をするとのイメージが先行しているが、そうした指揮芸術の在り様が第4番と見事に合致。同曲の随所に聴くことが可能な人生の諦観を感じさせる枯淡の境地とも評すべき名旋律の数々を、バルビローリは、これ以上は求めえないほど情感豊かに歌い抜いているところであり、そのヒューマニティ溢れる表現の美しさには、抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。もっとも、第3楽章における畳み掛けていくような気迫と生命力においてもいささかも不足はなく、これはバルビローリの指揮芸術の懐の深さを如実にあらわしていると言えるだろう。終楽章の各変奏の描き分けの巧みさは、名匠バルビローリの老獪な至芸を十分に満喫することが可能だ。そして、ウィーン・フィルによる美しい演奏が、演奏全体に更なる潤いと温もりを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本演奏は、バルビローリならではの情感溢れる指揮芸術を堪能することが可能な素晴らしい名演と高く評価したい。併録の大学祝典序曲も、バルビローリならではの素晴らしい名演だ。音質は、1960年代のスタジオ録音であり、数年前にリマスタリングが行われたものの、必ずしも満足できる音質とは言い難いところであった。ところが、今般、シングルレイヤーによるSACD盤が発売されるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、従来CD盤とは段違いの素晴らしさであり、あらためて本演奏の魅力を窺い知ることが可能になるとともに、SACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、バルビローリによる素晴らしい名演を超高音質のシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    アレクサンドル  |  長崎県  |  不明  |  2012年10月29日

    バルビローリ&ウィーンフィルの「ブラ4」は20年来愛聴してきた名盤なのでレビューしました。マーラーやチャイコフスキーのような華麗な色彩的なオーケストレーションではないのでSACDの効果がどれほどか不安はあったが、第1楽章冒頭から聴きはじめると不安はすぐ吹き飛んだ。弦パートが柔らかくロマンティックに歌いながら管パートも美しく絡み合っていく。やっぱりバルビローリが一番いい。抒情的なワルターや颯爽とすすんでいくクライバー、ムラヴィンスキーもいいがバルビローリには敵わない。ましてやシングルレイヤーSACDになれば鬼に金棒である。各楽器の質感も素晴らしく音楽を聴く喜びをあらためて感じた。第2楽章も冒頭から管楽器の音色がたまらなく美しいその後すぐ弦のピッチカートが加わるがSACDの効果がここでも発揮される。各楽器の音色がリアルでそこに美しいホールの響きがブレンドされる。若干音像が大きいかなとも思うがそれさえも好きになってしまう。第3楽章もダイナミックな音楽だが終始柔らかく美しい。そして第4楽章も第1楽章と同様に柔らかくロマンティックで、かつブラームスを聴いたというズッシリとした充実感がある。聴き終えた時にはこの曲はもう他に買い足す新盤はないなと思いました。

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    ゆりぞう  |  兵庫県  |  不明  |  2012年10月27日

    実に見事な音質です。本当にうれしいです。英オリジナル・アナログレコードの音が聞こえてきます。これまで、CDでは絶対に聞けなかった音です。EMIのシングルレイヤーはユニバーサルよりもいいですね。ユ二バーサルはものにもよるでしょうが、若干「中抜け」したような印象があります。こちらはがっちり中身が詰まっています。早くも続編が楽しみでなりません。クレンペラーのブラームスのSACD化もぜひよろしくお願いします。

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  • ★★★★★ 

    広島のパヴァンヌ  |  広島県  |  不明  |  2012年10月25日

    うわっ...凄っ...うぉっ........ あっっ........ぐぁっ.... そうか...おぉっ...... もう...これがあったら...これがあったらなんにも...なんにも...なんにもいらない。...いらない。いらない。ブラ4は......。クライバーがどうしたってんだよ。バーンスタインがなんだってんだよ。え?フルヴェン?それがなんだってんだよ。...... また冷静になったときに書き込みます。

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