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シューベルト(1797-1828)

CD 交響曲第9番『グレート』、第8番『未完成』 フィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団

交響曲第9番『グレート』、第8番『未完成』 フィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年04月25日

    未来の記憶を掘り起こしたシューベルト 失われた未来に鳴り響いたであろう幻の交響曲の予兆を聴く思いに捉われていた ピリオド演奏の探求の旅を経て尚大オーケストラで挑むシューベルトは斯くあろうと頷いた シューベルトが無意識のうちに思い描いていた交響曲の未来はある意味でブルックナーに至って具現したが シューベルトがベートーヴェンの寿命と同程度の時間を生きられたら 交響曲の未来は全く違ったものになっただろう それはシューベルトが残した最後の交響曲群の書法を受け継いだ者がいないことで明らかだ 未だ聞かれず永遠に聞けない音楽をわたしはいつも空想している シューベルトの「グレート」「未完成」にはそういう愉しみ方もある フィリップにアルミンの残影を見るか否かは別の話だ スイス出身か否かもシューベルトの前では意味をなさない そこには音楽家が夢見またいつ果てるともなく続く幻想のFieldが広がっている ロマン主義とは一線を画すロマンチシズムの風がいつも吹いている この広野を通らずして音楽の未来はない ご一聴を  

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  • ★★★☆☆ 

    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  2016年03月01日

    若手の注目株P.ジョルダンということで期待して聞いた。スイスとはそういう血なのか、ぼくにはアンセルメに聞こえてしまった(又はシェイナ)。これにヤンソンスのしなやかさが加わる印象だ。とにかく演奏は特徴的なアクセントやクレシェンド施し、テヌートを駆使して響きは引き締める。まるでクライツベルクのパントマイム風指揮をそのまま音化したかのようだ。しかしクライツベルクのような流麗さや厳しさはなく、とてもいびつな感は拭えない。音の形はとてもシェイプされているが、響きと言った点ではどうだろうか。提示部と再現部だけ取ったとしても、同じ響きで進むのには飽きてくる。3楽章もそうだが、トリオに入っても同じ調理法だ。P.ジョルダンはオペラ指揮者としては間違いなく有能で、特にワーグナーについては大技小技を用いて真髄を我々に叩き付ける。それほどの指揮者なので、コンサートにおいては今後に期待だ。

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  • ★★★★★ 

    ルートヴィッヒ  |  大阪府  |  不明  |  2016年02月12日

    大変美しい演奏。指揮者の音楽的センスが光っている。こんな粋なシューベルトは初めて聴く。さすがはウィーンの人々に認められるだけのことはある。今後の活躍が楽しみだ。日本でもいつか認められるだろう。

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