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ブルッフ (1838-1920)

CD スコットランド幻想曲、ヴァイオリン協奏曲第2番 パールマン、ロペス=コボス&ニュー・フィルハーモニア管

スコットランド幻想曲、ヴァイオリン協奏曲第2番 パールマン、ロペス=コボス&ニュー・フィルハーモニア管

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年01月15日

    ブルッフは、ブラームスとほぼ同時代の作曲家であり、交響曲をはじめ、様々なジャンルの作品を遺しているにもかかわらず、今日でも演奏される機会があるのは、ヴァイオリン協奏曲第1番、本盤におさめられたスコットランド幻想曲など、わずかしかない。辛口のブラームスでさえ、ブルッフを評価していたのであり、それは相当に不当な評価と言わざるを得ない。ブラームスのように、堅固な様式美を誇ったわけでもなく、むしろ旋律の美しさが際立つ作品を遺したこともあって、もしかしたら、そのあたりに聴き手に飽きられる要因があるのかもしれない。もっとも、スコットランド幻想曲など、その極上の旋律美には、身も心もとろけてしまいそうになるくらい魅力的だ。そのような作品だけに、パールマンのように、明るくて美しい音色と華麗なテクニックを看板にするヴァイオリニストの演奏がよくないわけがない。本演奏は、スコットランド幻想曲の美しさを見事に表現し尽くした素晴らしい名演と高く評価したい。あわせて、本盤には、第1番に比して殆ど演奏されないヴァイオリン協奏曲第2番が収録されているが、これも、極めて美しい名演であり、録音が殆どなされていないという意味でも貴重な演奏と言える。HQCD化による音質向上効果も著しい。

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