ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、5つのメロディ ギドン・クレーメル、マルタ・アルゲリッチ
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年07月19日
アルゲリッチは、独奏でピアノを弾くよりも室内楽やデュオでピアノを弾くのが楽しくて仕方がないようです。丁々発止と相互にスリリングなセッションを行なうことで、いきいきとした名演を繰り広げることが多いです。 ここでは、クレーメルと火花を散らしながら楽んで演奏しているようです。 プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタは、第1番は1946年に完成していますが、第2番はそれよりも早く1943年に作られたフルート・ソナタをオイストラフの求めに応じて翌1944年にヴァイオリン用に改作したものです。従って、完成した順序は逆転しているようです。 いずれも第2次大戦中の疎開先で作曲されていますが、第1番の暗さに対して、第2番はオリジナルがフルート用ということもあり、のびやかな明るさを持っています。 第1番、第2番とも、このクレーメル&アルゲリッチの演奏が最高の名演でしょう。 アルゲリッチはフルート奏者のゴールウェイとともにオリジナルのフルート・ソナタの録音もしており、そちらも最高の名演です。 両方合わせてお楽しみください。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2019年11月17日
1992年に初発だったと思うが、プロコフィエフをろくに知らないくせにすぐに購入して聴いた記憶がある。アルゲリッチの炎のごとき熱い演奏とクレーメルの冷たく怜悧なクールさが高次元で融合した演奏。これほど方向が異なる才能なのにこれほど面白いのはなぜだろう。二人の演奏を聴いてプロコフィエフの面白さと難しさを感じた記憶がある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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