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シューベルト(1797-1828)

CD 交響曲第9番『グレート』 ワルター&コロンビア交響楽団(平林直哉復刻)

交響曲第9番『グレート』 ワルター&コロンビア交響楽団(平林直哉復刻)

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    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2015年03月19日

    学生の頃はじめて聞いたのはワルター全集のCDだったが、あっという間に睡魔に襲われた。年齢を重ねてから聴くと、実に丁寧に音を処理していることに気付いた。しかも実によく歌っている。プロの音楽家集団を歌わせているのはワルター先生の歌心と適切な指示なのだろうと素直に感じられた。テンポも心地よく、音と音の重なりあいは深く心に染みてくる。熟成ブレンデットウィスキーのような。旨み、甘み、香り、苦み、作り手の愛情…。グランドスラム盤で久しぶりに聴いて、こんなに素晴らしい演奏だったのだなぁ、と感動した。

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    タスマニア  |  東京都  |  不明  |  2015年03月07日

    シューベルトとワルターの魂が重なりあったような演奏と言いたい。互いに波乱に満ちた生涯の晩年…シューベルトは彼岸の風に誘惑され死に親しむ様な未完成を作ったが、敢然とそこに背を向けグレイトの偉大な世界を湧出させた。一方ワルターはナチにヨーロッパを追われた。だがアメリカでは持ち前の叙情性に加えて晩年には力強い造型と人格が作り上げたとしか言い様のない、愛に満ちた精神的な響きを奏でた。両者とも深い悲しみと喪失感、癒しようのない心の傷をおいながら、偉大な芸術を作りあげたのだ。心からの尊敬と最大の賛辞を両巨匠に贈りたい。

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