グリゴリー・ソコロフ ザルツブルク・リサイタル2008〜ショパン、モーツァルト、スクリャービン(2CD)
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kamescian | 神奈川県 | 不明 | 2015年04月08日
ピアノの20世紀のエルドラド、ロシアが放った最終兵器、グリゴリー・ソコロフの、まさかまさかのDGデビュー盤、ちょっと間を置いて買いました。いやあ、これは、DGに感謝感謝です。まさに神の領域! ちょっと言葉がないほどの感動です。モーツァルトもショパンもスクリャービンも草葉の陰で喜んでます! モダンピアノのダイナミクスをフルに表現に生かすのは16歳のデビュー当時から変わらない彼の特徴ですが、まあ、年輪を重ねて、本当に凄い高みに到達してしまったようです。ショパンのプレリュードはソ連時代のもの、Opus 111(今はnaive)のものと比べても、さらに「自分の音楽」として深まってますね。リリースOKしたこのリサイタルは本人としても絶好調だったのではないでしょうか。6曲も弾いたアンコール、トリルの決まりっぷりはかつての録音では聴けなかったすばらしさです。最後は、タルコフスキーの「惑星ソラリス」で再生した亡妻が無重力になって浮かび上がるあの感動的なシーンで流れる、バッハの「われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」ですが、ホントに泣きそうになりました。これはこれは、全ピアノファン必聴かと思います。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2015年01月25日
他のCDについているレビューでは「G.ソコロフ」という名は半ば神格化されているようだ。来日もないため少ないCDでしか確かめようがないからなのだろうか。 名前は知っていて、興味はあったが今まで聴いたことがなかったのにDGレーベルからまさかのリサイタル盤。「さて、ソコロフ氏の演奏やいかに・・・」と聴いてみた。 ・・・おそれいりました。私の負けです。ロシアピアニズムの結晶みたいな、成熟の極み。ライヴ故のフライング拍手がもったいないくらい、その響きに浸っていたい演奏に脱帽。 モーツァルトのゆったりとした格式の高さは他で聴いたことがない。大体が典雅か闊達の路線で行くところを安定感のある品格で弾きこなし、ショパンでは前奏曲1曲ごとに世界が拡がっていきつつ、全体通してばらばらにならないスケールの大きさ。 アンコールもアンコールっぱい気楽さはなく、それぞれが聴き応えじゅうぶん。 定期的にリリースはされないだろうが出るたびに聴くべき演奏者がまた一人。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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沼垂の五郎ちゃん | 千葉県 | 不明 | 2014年11月20日
うっ嘘だろ、ソコロフ様がDGへ、、、えええ リサイタル盤が出るんでしようが、これからに期待しています。 いま存命ピアニスト最強を見せつけてください、セッション録音してもらい やっぱり実演を聞きたいので、プロモーションでもいいので来日してください 飛行機嫌いなどといわず、ハバロフスクより新潟ならすぐですよ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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