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ベルリオーズ(1803-1869)

CD ベルリオーズ:幻想交響曲、デュカス:魔法使いの弟子 セルジウ・チェリビダッケ&スウェーデン放送交響楽団(1969、1968 ステレオ)

ベルリオーズ:幻想交響曲、デュカス:魔法使いの弟子 セルジウ・チェリビダッケ&スウェーデン放送交響楽団(1969、1968 ステレオ)

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    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2023年01月25日

    管弦楽法の確立者(とみなされている)が書いた「幻想」は指揮者の小細工などは全く受け付けぬ構成力と音響でもって進んでしまう。我の強い標題音楽である。したがって、過去の名盤の評も、ダイナミズム、強弱、特定パートの美技、コーダの爆走などで綴られるの常であった。ミュンシュ、カラヤン、小澤然り。マルケヴィッチ=ラムルー管やクーベリック=BROを聴くと、初めて曲の骨格自体がが矯正された観あり、楽しめた。 そしてこのチェリビダッケ=SRO盤では、洗練しきれない音色を、テンポと強弱でもって何とか加工しようとする指揮者の必死の行為が感じ取られる。他評にもあるとおり、煮え切らない音がむなしい。

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  • ★★★★☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2018年01月04日

    一楽章やとりわけ三楽章の実に目の詰まった繊細な表現から怒濤の終楽章まで、とてもチェリらしい「幻想」。遅めのテンポでテクスチャーをじっくりと細かいヒダにまで分け入って描き出す三楽章は、晩年のブルックナーを多少連想させる。つまりテンポが遅くなると、それだけ描き出しの濃度は高まる。ここがとてもユニーク。ただしそれが100%聞き取れるかと言うと、一つはオケの性能の問題であり、もう一つは時代(60年代終わり)並のライブの音とはいえ、濁り気味で透明さに欠ける録音の問題で、やや限界がある。つまりチェリの意図が完璧に音化されて聞こえるかといえば、ちょっぴり歯がゆい。☆一つの減点はそのため。「魔法使い」は立派な演奏だが、そういう曲だろうかという気はしないでもない。

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